“LGBTQ公表”JUST B ベイン、カミングアウトした理由とは?メンバーへの思いも語る「夢を大きく描けるようになった」

最近、YouTubeチャンネル「ホン・ソクチョンの宝石箱」には「アイドルなのにカミングアウトを?? What?」というタイトルの映像が公開された。
ベインは昨年、JUST Bのワールドツアー「JST ODD」のロサンゼルス公演中に「僕がLGBTコミュニティの一員であることを誇りに思う」と明らかにした。ベインのカミングアウトは、K-POPの男性アイドルとしては初めてのケースとなった。

彼は自身の性的アイデンティティについて「実は、練習生を始めてから『ああ、僕は男性が好きなんだ』と自覚するようになりました。それを知ってから『僕ってこれでいいのかな? 練習生を続けて大丈夫かな?』と、とても不安になったんです。僕のアイデンティティのせいで、この先どうなるか分からないから『僕は今、何かを隠しているんじゃないか? 事務所を欺いているのではないか?』と若い頃から想像して、怖くなったこともありました」と語った。
漠然とした不安と恐怖の中で、ベインはホン・ソクチョンに連絡することも考えたという。彼は「カミングアウトして精力的に活動している先輩の中で、助言を求められるのはホン・ソクチョン先輩しかいないと思ったんです。その当時、両親も友人も誰も知らず、本当に自分だけが一人で抱えていました。だから、先輩にどうやって連絡を取ろうかと考えたのですが、とても怖かったです」と語った。
ついにホン・ソクチョンに会ったベインは「本当に嘘じゃなくて『ああ、僕はこう生きなければならない、堂々と生きなければならない』と強く思いました。アイドルとして音楽をやっている自分だからこそ、先輩のように音楽を通して人々に影響を与えられる存在でありたいと考えました。本当に、あのような素敵なマインドを持って生きなければならないと思ったんです」と明かした。

しかし、否定的な反応も避けられなかったという。彼は「全部確認してみたところ、自分の基準では約8割が応援でした。しかし、韓国に戻ってきてみると、反応は殺伐としていて、反対意見が8割、応援は2割という印象でした。その瞬間、少し『あれ、間違えたのか?』と怖くなり、現実を直視するようになりました。もちろん、『あなたはカミングアウトしたからこっちにこい。叱られるべきだ』といったことではありません。しかし、それでも僕をよく知らない人たちからあんなにひどい言葉を直接受けるのは、やはり少し怖かったです」と語った。
ベインはメンバーたちに申し訳ない気持ちを伝えた。「実は、もし自分が一人だったらカミングアウトしても後悔はなかったと思います。でも、僕はグループに所属しています。大切に思い、家族のように感じているメンバーたちが、僕のために嫌な思いをしたり、誤解を受けたりするのは申し訳なく思いました。メンバーはゲイではなく、僕だけです。もし誰かが『じゃあ、みんなゲイなの?』と誤解したら本当に困ります。でも、それが全部僕のせいだとは思いません。そう考えると、正直、気が滅入ります」と語った。
最後に彼は「ファンの皆さんは驚いた方も多いと思いますが、すでに知っていた、少し気づいていたという方も多いです。それでも、ありのままの僕を理解し、愛そうと努力してくれる皆さんの姿に、本当に感謝しています」と語った。
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- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- チャン・ウヨン
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