映画「仕方ない」パク・ヒスン、念願叶いパク・チャヌク監督の作品に出演“俳優生活の中で一番楽しい時間だった”

パク・チャヌク監督の新作「仕方ない」は、「全てを成し遂げた」と感じるほど、人生に満足していた会社員のユ・マンス(イ・ビョンホン)が突然解雇された後、妻と2人の子供を守るため、そして苦労して手にした家を守るため、再就職に向けた自分だけの戦争を準備しながら繰り広げられるストーリーを描いた。

この日彼は「パク・チャヌク監督は、韓国で最も“映画的な映画”を作る人だと思いました。経験してみたいと思い、一緒に作品を作ってみたいと思いました。監督との作業は僕の念願であり、バケットリストの中の一つだったんです。しかも、僕の母と妻は僕がファンであることをよく知っているので、一緒に仕事ができるようにと祈ってくれていたんです。祈りが通じてとても喜んでいました」と話した。
パク・ヒスンはチェ・ソンチュル役を通じて新たな顔を見せたと評価されている。これについて彼は「最初に提案を受けた時、とても意外でした。普通、監督は僕の従来のイメージの中から新しいものを引き出そうとする方がとても多かったんです」とし、「パク・チャヌク監督は僕が披露したことのない新しい面を見せたいと思ってくれていたので斬新でした」と話した。そして「意外でありながらも、嬉しかったです。“僕を違う形で使ってみたかったんだ”と思い、ありがいと思いました」と明かした。

彼は「元の台本では、トイレで鉢合わせたソンチュルとマンスが顔を見ない状態で終わります。マンスの立場からするとそれが正しいと思いますが、後でマンスがソンチュルの家に行く時、顔を知っている状態でないと家にあげることはできないと思いました。そう話したら、顔を見れるようにシーンを一つ入れてくれたんです」と裏話を伝えた。

また、泥酔した演技については「撮影入る直前、30秒ぐらい息を止めました」とし、「血管が浮き出るほど息を止めて、撮影に入りました」と説明した。
「仕方ない」で観客に会っているパク・ヒスンは、ドラマ「コンフィデンスマンKR」でも活躍した。ドラマで中年のイケメン男性ジェームズ役を演じ、毎回違う扮装で大きな笑いを届けた。
パク・ヒスンは「『仕方ない』と同じ時期に撮影したんです。『豚小屋』という作品も一緒に撮影していて、初めて3本の作品を同時に撮影しました。行ったり来たりして撮影していると、自我が分裂するほど、すごく大変でした。でも、それがまたとても面白かったです」と話した。
そして「『仕方ない』では巨匠のディレクションを受けながら一緒に作業していることが幸せで、『コンフィデンスマンKR』では、数十人のキャラクターを自分一人で演じるのが面白かったです」とし、「俳優生活の中で一番楽しい期間だったと思います。無理はしましたが、過程も良く、結果も良かったのでとても嬉しいです」と満足感を示した。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- パク・ロサ
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