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「コンフィデンスマンKR」パク・ミニョン、大陸の女神に変身しパク・ミョンフンを成敗…衝撃のラストも【ネタバレあり】

Newsen
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=TV朝鮮「コンフィデンスマンKR」放送画面キャプチャー
パク・ミニョンが、またも痛快な“復讐映画”を演出した。

5日に韓国で放送されたTV朝鮮週末ミニシリーズ「コンフィデンスマンKR」第10話では、“チーム・コンフィデンスマン”のユン・イラン(パク・ミニョン)、ジェームズ(パク・ヒスン)、ミョン・グホ(チュ・ジョンヒョク)が、不正な水産物流通会社ハハジョンホ代表ハ・ジョンホ(パク・ミョンフン)の不正を大型スクリーンで公開する、超スペクタクルな“恥さらし劇”を展開した。また、同時に「ユン・イラン拉致事件」の真犯人も明らかになった。

まずハ・ジョンホは、映画制作会社ドラゴンキングの代表イ・ソクジンを演じるジェームズと、新人監督キム・ホンピョに変身したグホと共に、大陸の女神メリーユとして現れたイランと出会った。空港を麻痺させたメリーユの人気に強い印象を受けたハ・ジョンホは、映画への投資を決断した。

しかし、彼の投資条件は脚本全面修正であり、自身が納得できる脚本が完成するまで投資を一時保留すると伝え、驚愕を呼んだ。イランは映画の前面に立ちたいハ・ジョンホの意図を察し、ハ・ジョンホは彼女の予想通り再開した映画作業に喜びを見せた。イランとジェームズはこの隙を狙い、会議を口実にハ・ジョンホの家に入る機会を掴んだ。ハ・ジョンホがグホにでたらめなコンテについて説明している間に、二人はハ・ジョンホが購入したユ・ガンイルの絵を探すため彼の家を捜索したが、失敗した。

成果なく戻ってきたイランとジェームズが困惑する中、ハ・ジョンホとの台本作業でストレスを抱えていたグホは寝言で「小道具まで干渉するのか」と叫んだ。これにヒントを得たイランは小道具の協賛を口実に、ハ・ジョンホにユ・ガンイルの絵についてさりげなく質問する作戦を立てた。

ついに『オ・マダム全盛時代』の撮影が始まり、ハ・ジョンホは京城時代のモダンガール衣装のイランがオ・マダム役を熱演すると「ブラボー」と叫んで興奮した。またハ・ジョンホは自身が望んでいた世紀末感性のアクションシーンが完成すると満足し、女優であるイランまでもが自分に好意を示すと、投資金を送金した。

続いてイランはハ・ジョンホにユ・ガンイルの絵のような小道具が必要だと訴え、ハ・ジョンホはチンピラの親分役を引き受けるという条件で絵を提供した。こうしてハ・ジョンホからユ・ガンイルの絵を入手したイランは、ハ・ジョンホと共に様々ンシーンをこなしながら撮影を終えた。

特にその夜、イランは自分の色仕掛けが完璧に成功したという思いから、ハ・ジョンホと一杯飲まねばならないと意気込んでグホを激怒させたが、実はハ・ジョンホがグホに惚れていたという衝撃の事実を告白し、爆笑を誘った。

時が流れ、待ちに待った試写会の日に。ドレスとタキシードで華やかに着飾ったイラン、ジェームズ、グホ、ハ・ジョンホはスポットライトを浴びながら試写会場に登場した。「映画が終われば新しい世界が開けるでしょうね?」というイランの言葉に浮かれていたハ・ジョンホは、映画の中盤で自身の不正が丸ごと収められた映像が公開されると衝撃を受けた。

原産地偽装はもちろん、賄賂を渡して給食室の食中毒事件を隠蔽する映像が明らかになると、試写会に来ていた賄賂受領者たちに見捨てられ、屈辱を味わった。結局ハ・ジョンホは「俺、帰る」と絶叫しながら警察に連行された。彼の“超大型公開恥辱”を実現させた“チーム・コンフィデンスマン”は、ハ・ジョンホを騙して得た金の一部を、彼のせいで不当に工場を閉鎖せざるを得なかったオ・チャンデ(キム・ビョンチュン)に贈り、痛快な結末をプレゼントした。

一方、イランは自分の秘密の空間に一人でいた際、著名な建築家であり教授であるカン・ヨソプ(キム・テフン)の写真にカップを投げつけながら「クソ野郎」と声を詰まらせ、沸き立つ怒りを露わにした。続いてユ・ガンイルの絵画展を訪れたイランは「お前が欲しがっていた絵まで探してやっただろう。仮面遊びはもうやめて、そろそろ現れる時じゃないのか?」と誰かを待ちわびていた。カン・ヨソプが怪しげな表情で現れると、「ついに会えたな」と言い、「私たちのゲームはまだ終わってない。今からが本当のゲームだ」と心の中で呟き、決意を固めた。

その後、イランは「都市、人間、そして空間の未来、ユートピアを設計する!」というカン・ヨソプの著書出版の記念講演会に出席し、貧しい家庭に育った幼少期、「扉を開けられないなら、苦労して塀を乗り越えるより、塀を壊すべきだ」と考えたというカン・ヨソプの講演を聞いた。カン・ヨソプはドイツ留学費用を工面するためアルバイトをし、名前を挙げれば誰もが知る企業の後継者となるべき子供を預かって教えたという話で誘拐を美化した。

さらにカン・ヨソプは「もともとわがままなお嬢様だったのでその過程は簡単ではなかったが、そのおかげで私は留学資金を調達でき、あの子は本当の世の中を学んだでしょう?」と意味深な微笑みを浮かべ、イランの怒りを買った。

イランは講演を終えようとするカン・ヨソプに「教授の究極の夢が何なのか知りたいです」という最後の質問を投げかけ、カン・ヨソプは「人間の本性にふさわしい新しいタイプの都市を私が自ら設計して実現してみたい」と答え、講演を終了した。そして、大勢の人々に囲まれて歓声を受けるカン・ヨソプを固まった顔で見つめていたイランが「待って。今度は私の番だ」と決意を込めて呟き、緊張感を高めた。

グホは今回の作戦でイランとジェームズが突然絵を探し、台本修正を口実にハ・ジョンホの家に行くなど不審な行動を見せたことに疑念を抱く。ニュースを見ている最中に20年前に評論家によって発掘された故ユ・ガンイル作家の最後の絵が、イランとジェームズが探していた絵だと把握した後、さらに訝しんだ。

そんな中、イランの部屋で秘密の空間を発見したグホは、“チーム・コンフィデンスマン”が関わった人々を乱雑に繋げた事件ボードに自分の父親の写真があるのを見て驚愕し、遅れて現れたイランに理由を問い詰めた。

イランが「あなたのお父さんも被害者の一人だから」という冷たい返答を伝えると、父が事故で死んだと思っていたグホは「ちゃんと話してくれよユン・イラン! 何の被害者だ」と激怒し、怒りを爆発させる大混乱のエンディングが展開され、来週の最終回への興味を、さらに掻き立てた。
元記事配信日時 : 
記者 : 
パク・アルム

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