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Kep1er ヒカルが語る #福岡での幼少期 #念願の凱旋公演 #メンバーにオススメしたい福岡の味

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撮影:武井メグミ

10月3日よりKep1erのコンサートツアー「2025 Kep1er CONCERT TOUR [Into The Orbit : Kep1asia]」の日本公演がスタート。初日公演を日本人メンバーのヒカルの地元・福岡で開催。

同公演は9月に行われたソウル公演から世界各地を巡るコンサートツアーで、Kep1erとしては初めて福岡にて公演を開催。ヒカルにとって凱旋公演となる福岡公演を控え、ヒカルにその思い、これまでの生活、Kep1erについて語ってもらった。

 

福岡での凱旋公演「やった!!って喜びました」

――ヒカルさん、いよいよ福岡での凱旋公演です! 福岡公演が決まったときはいかがでしたか?

ヒカル:福岡という文字を見て、え!? ってびっくりして、もう一度確認しました。合っていますか? って(笑)。そして、やった!! って喜びましたね。いつも福岡でやりたいって言っていたんですが、なかなか実現できなかったので、今回こうして実現できてすごく嬉しかったですね。

――福岡公演が決まったとき、真っ先に誰に伝えましたか?

ヒカル:最初にお母さんとお父さんに連絡しました。そして親戚に連絡して、やっと来られるって報告しました。初めて見る親戚もいたりして、嬉しかったですね。お母さんとお父さんは、信じられないって言っていました。やっと福岡で見られるって。楽しみですね。

――いよいよ明日、福岡でのKep1er単独公演のステージに立つお気持ちはいかがですか?

ヒカル:なんだろう、実家に帰った時も、「この人も来るよ、この人も来るよ」って、知り合いがすごくたくさん来てくれるっていうのを聞いて、さらに緊張しましたね。会場の右も左も真ん中も上も、全部に知り合いがいるみたいな感じで、それがもっと緊張します。韓国だとKep1ian以外、自分の知り合いはいなかったので、だから、なんだろう、すごく不思議ですね。嬉しいです。友達も来てくれるみたいなので、楽しみです。

――今回の福岡公演で、気合の入っていること、“ヒカルらしさ”を見せたいという特別な思いなど、考えていることはありますか?

ヒカル:一番緊張しているのが、コンサート中のコメントです。どうやって話せばいいか分からなくて緊張しています。福岡に来たことないから、いつも東京とかでは、標準語を頑張って使っていたんですね。でも逆に福岡だとみんな分かってくれるかなとか、福岡弁使っていいのかなとか考えたりして、ごちゃごちゃになりそうです。考えすぎてどうしようと思っています。結局韓国語喋っちゃいそうですよね(笑)。
 

韓国での生活も4年「最初は韓国語ができなかった」

撮影:武井メグミ
――話は変わりますが、韓国の生活に慣れましたか?

ヒカル:慣れました。ちょうど4年ですね。

――最初の頃、韓国で生活してびっくりしたこととかありますか?

ヒカル:いっぱいありました。ゴミ捨ての分別がかなり細かいんですよ。ご飯の残りだったり、プラスチックもペットボトルやキャップ、ラベルを取り外すとか。すごいなって思いながら生活しています。あとは、タクシーと配達とかですね。早いし、何でもあるんですよ。外出なくて良くなっちゃうレベルです。福岡はまだあんまりなくて、外に行って食べたりすることが多いので、こんなに充実しているんだっていうのは、最初にすっごくびっくりしました。最初は韓国語ができなかったから、コミュニケーションが取れなくて、そういう面で苦労したんですけど 今はもう住みやすいですね。

――言語はどれぐらいからコミュニケーションをとれるようになったんでしょうか?

ヒカル:早かったです。半年かからなかったですね。レッスンも1回しか受けてないんですけど、お勉強みたいな時間が自分にあまり合ってなくて。でも普通に日常会話で話していたら、生きるためにどうにかして覚えていましたね、気づいたら(笑)。どうにかして自分の意見を言いたいし、頑張ってどうにか聞き取って、知っている言葉を組み合わせて言って、知って行ったら、どんどんどんどん上達していきました。文法とかは覚えてないです。感覚と使いながら(笑)。もう今は全然不自由なく話せています。
 

育った福岡はどんな場所?「ひたすらレッスンを受ける日々」

撮影:武井メグミ
――福岡は育った場所であることはもちろん、今の夢ダンスを始めた場所でもあると思いますが、その頃を振り返るといかがですか?

ヒカル:学生時代ずっと福岡でしたね。ちょうどここの近くにダンススクールがあったんですけど、外を見てもすごい馴染みのある、いつも歩いて帰っていた場所なので、一生懸命やっていたなって懐かしいですね。毎日夜、地下鉄に乗って歩いて帰って。毎日毎日同じように生活して大変でしたが、こうやってKep1erのメンバーになって、コンサートをしにまたここに戻って来ているのが、すっごく不思議です。夢が叶ったんだなってやっと実感しています。

――その頃は、どんな日々でしたか?

ヒカル:小学校の時は、学校が終わったらすぐ地下鉄に乗って歩いて、ダンススクールまで行って、1日にボーカルレッスン1つして、ダンスレッスン2つ受けて、またボーカルレッスン受けて、練習して、夜中に帰るみたいな。毎日毎日そんな日々でした。

――ダンスやボーカルレッスン以外の時間ってどういう風に過ごしていましたか?

ヒカル:ダンス以外何もしてないです。だから唯一の楽しみが学校でした。友達と遊ぶ時間があまりなかったので、学校が終わって遊んだり、部活したりしているみんなが羨ましかったですね。

――当時、学校でクラスの子たちとは、どんな会話をしていましたか?

ヒカル:私がダンスを頑張っているのを知っていたから、今のうちにサインちょうだいみたいな(笑)。消しゴムにサインしてあげたりしていましたね、ヒカルって書いて(笑)。

――当時から憧れていたK-POPとかはいかがでしたか?

ヒカル:その頃はダンスアカデミーで、BIGBANGさんと2NE1さんの映像がたくさん流れていて、それを見てK-POPが好きになったので、いつも真似したりとかカバーしてダンスを踊ったり歌ったりしていました。
 

福岡公演を前に家族と交わした言葉「よー頑張ったね、って」

撮影:武井メグミ
――地元・福岡で育った中で、今のヒカルさんに影響を与えた思い出や場所があれば教えてください。

ヒカル:福岡で……あ、家の鏡の前ですね(笑)。いつも練習していた場所なので。お母さんに鏡の前でいつも怒られて、泣きながら練習していました。レッスンが終わっても怒られて、また寝て起きて。だから鏡の前ですかね。でも昨日実家に行ったらその鏡がなくなっていました。新しいのに変わっていて……思い出深いものが(笑)。

――当時、ご家族やお友達からはどんな子だと思われていましたか?

ヒカル:明るい普通の子だと思っていたと思います。ヒカルがアイドルになるなんて、信じられない感じですよね。最近も友達に会っても何も変わってないねってよく言われるし。今のままただ元気でした(笑)。

――明日いよいよご家族、お友達もいらっしゃると思うんですが、どんな姿を見せたいですか?

ヒカル:ステージを見るのが初めての方とかもいると思うんですけど、これがKep1erだよっていうのを見せたいですね。ヒカルなんですけど、Kep1erとして帰ってきたよっていうのを見せて、かっこいいなと思ってもらいたいです。力をあげられるように。

――ご両親にはこれまでもステージを見てもらったことはありますか? 初めて見ていただいた時のこととか覚えていますか?

ヒカル:あります。今回のツアーはまだですが、今までには何回かあります。初めて見てもらった時は喜んでいました。泣いていましたね、なんか実感するって言って。「よー頑張ったね」ってお母さんが言っていました。「頑張ったね、お疲れ様」って。鏡の前で怒られた頃のことを「あの時怒りすぎてごめんね」って言っていました(笑)。

――今回、福岡公演を直前に控えて、どんな言葉を言ってもらいましたか?

ヒカル:「頑張ってね」が一番強かったです。ずっと抱きしめながら、「明日頑張ってね、ヒカル」って言ってくれました。あと、髪型について、めっちゃ言われました。「髪型何するの?」って。私のショートカットが好きらしくて、「お願いだからショートカットしてほしい」って言っていましたね(笑)。しないと思いますけど(笑)。

――毎回コンセプトがありますが、ご両親からビジュアル面でフィードバックとかありますか?

ヒカル:今回の「BUBBLE GUM」のアルバムのコンセプトが一番好きって言っていましたね。メイクが薄い方が好きって言われていて、もうギャルみたいなのやめてって言われます(笑)。今回、実家に帰った時も「眉毛ないよ、どうしたの?」「口にキラキラついているよ?」とか言われて、違うこれ流行っとるよって言っていました(笑)。
 

メンバーにおすすめしたい「福岡の味」とは?

撮影:武井メグミ
――福岡には、どれぐらいのペースで来ていますか?

ヒカル:久しぶりです、今回1年ぶりくらいです。できるだけ帰れるようにしています。

――久しぶりに福岡に戻ってきて、まず食べたい地元の味はありますか?

ヒカル:いっぱいありますよ。まずはお母さんのポテトサラダ! お母さんのポテトサラダがもう1位です。本当においしいんですよ。それと、いっぱいありますよ。とんこつラーメンも食べたいですし、あとは、いつも行っているお店があるんですが、思い出せない……たくさんあります(笑)。

――では、福岡の行きたい場所はありますか?

ヒカル:やっぱり自分の地元に行って、友達と会ってご飯を食べてっていうのが一番幸せですね。帰る度には会えてないんですけど、できるだけ時間があれば会っています。中学校の頃の友達ですが、みんな集まってくれて、ずっと喋っていますね。昔の話をしたり、最近どう? って話したりしています。友達も仕事をする年になっているので、「どんな仕事しているの?」と聞いています。

――福岡に着いて、Kep1erのメンバーとどこか一緒に行きましたか?

ヒカル:どこにも行ってないです。メンバーは他でご飯食べに行ったりして、福岡のここ行ったよって話してくれました。

――Kep1erのメンバーに「これだけは食べてほしい福岡グルメ」を紹介するなら、何をオススメしますか?

ヒカル:えー! 絶対食べさせたいのは、豚骨ラーメンですね。韓国に全くない味なので。でも韓国の人が豚骨ラーメンを食べると、味が少し寂しいって言うことが多いんですけど、ぜんぜん違う味だということを分かってもらいたいですね。東京で食べるのとも全然違う、この味なんよっていうのを(笑)。

――ラーメン以外には何かあります?

ヒカル:お刺身ですね。新鮮ですよ。メンバーみんなお寿司が好きなので、お刺身も大好きだから。連れて行きたいですね。
 

「福岡の自慢になれたら…」目標を語る

撮影:武井メグミ
――この『Into The Orbit : Kep1asia』ツアー全体の中で、地元・福岡での公演が持つ意味はヒカルさんにとってどんなものですか?

ヒカル:初めての福岡公演で、私もデビューして初めて福岡でステージに立つので、一生思い出に残るステージになると思いますし、見てくださっている皆さんにもいい思い出になってほしいです。

――福岡のファンの皆さんにとっても、ヒカルさんの凱旋は待ちに待った瞬間だと思います。どんなメッセージを届けたいですか?

ヒカル:福岡の自慢になれたらいいなというか、福岡から出た自慢できるアイドルとして見てもらえたらなって思います。

――今後、ヒカルさんとしての目標は?

ヒカル:Kep1erのヒカルとして、Kep1erに欠かせない存在になりたいなって思っています。もっともっとたくさんの人にKep1erの魅力をお伝えできるように、私から日本にも伝えて行きたいですし、たくさんの魅力を伝えたいです。韓国の活動もこれからもたくさん頑張って、もっと上に上がっていけたらなって思っています。

――それでは、最後に福岡で待っているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

ヒカル:長い間、待っていてくれてありがとうって伝えたいです。ついに明日なので、ファンの皆さんもすごい楽しみにしてくれていて、「おかげで初めて福岡に来たよ」とか「福岡公演楽しみにしてる」っていう人もたくさんいたので、満足してもらえるように、しっかり頑張っていこうと思います。

■公演情報
「2025 Kep1er CONCERT TOUR [Into The Orbit : Kep1asia]」

【日程・会場】
10月3日(金) 開場18:00 / 開演19:00
福岡市民ホール

10月10日 (金) 開場18:00/開演19:00
10月11日 (土) 開場14:00/開演15:00
東京ガーデンシアター

12月12日 (金) 開場18:00/開演19:00 ※SOLD OUT
12月14日 (日) 開場14:00/開演15:00 ※SOLD OUT
ロームシアター京都メインホール

■関連リンク
Kep1er日本公式サイト

元記事配信日時 : 
記者 : 
Kstyle編集部

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