
写真=TV朝鮮「来世はないから」
韓国で11月から放送をスタートするTV朝鮮の新ドラマ「来世はないから」が、キム・ヒソン、ハン・ヘジン、チン・ソヨン、ユン・バク、ホ・ジュンソプ、チャン・インソプのキャラクターポスターを公開した。
同作は、同じような毎日、育児戦争と堂々巡りの職場生活に疲れつつある41歳の女性2人が、良い人生のために奮闘するドタバタコミカルドラマ。キム・ヒソンは、年収1,000万円超えを誇る有望なショーホストだったが、現在は2人の息子を持つ“キャリア断絶ママ”のチョ・ナジョンを演じる。
彼女のキャラクターポスターでは、端正に着こなしたビジネススーツに、洗濯かごとおもちゃというちぐはぐな姿から、ワーキングマザーと専業主婦の間の深い悩みが見て取れる。「この年になってやりたいことに挑戦するのは欲張り?」というフレーズが、同じ境遇に立たされた母親たちのリアルな心理を表現し、好奇心をくすぐる。
ハン・ヘジンは、すべてが完璧なように見えて、性欲のない夫との間に子を設けるべく努力するアートセンターの企画長ク・ジュヨンを熱演。「私たち、子供を持つのはやめようか?」というフレーズと、妊娠検査薬を手に複雑な表情を浮かべる彼女の姿も印象的だ。
結婚への幻想を抱く雑誌社の副編集長イ・イリ役を演じるのは、チン・ソヨン。ウエディングドレスを連想させるヘアバンドと真っ白な衣装を身にまとい、ウエディングブックを抱えて驚く姿は、密かな欲望を表現している。「何度言えばわかるの? 結婚したくないって言ってるでしょ?」というフレーズは、クールな人生を追求しながらも、結婚願望も捨てられないイ・イリの皮肉な心理を表している。
チョ・ナジョンの夫ノ・ウォンビン役のユン・バクは、ヘッドセットマイクを首にかけ、携帯電話で通話をしており、せわしない日常を感じさせる。「好きだから通ってるんじゃない」というフレーズに加え、一家の大黒柱としての責任感と苦労をにじませる一方で、傍らに添えられた「#不倫男?」というキーワードが好奇心をくすぐる。
ホ・ジュンソクは、チョ・ナジョン、ク・ジュヨン、イ・イリの大学の演劇サークルの先輩であり、手技療法士のピョン・サンギュを演じる。彼は、上腕二頭筋を見せつけながら、手技療法に熱心な姿を表現。「今すぐ好きにならなくてもいい。いつか好きにさせるから」というストレートなフレーズもまた、彼の人柄が誠実であることを感じさせた。
名門大学出身で、ゲーム会社の取締役を務めるク・ジュヨンの夫オ・サンミンを演じるのは、チャン・インソプ。彼はピンク色の人形とヘアブラシを持った型破りな一面で目を引く。「克服したい! 型を破りたい!」というフレーズからも、彼の抱えた秘密がなんとなく伝わってくるようだ。
同作の制作陣は「キム・ヒソン、ハン・ヘジン、チン・ソヨン、ユン・バク、ホ・ジュンソプ、チャン・インソプら演じる登場人物たちが絡み合いながら、どのように成長と共感の物語を紡ぎ出すのか、『来世はないから』を楽しみにしてほしい」と伝え、期待を高めた。
「来世はないから」は、韓国で11月10日午後10時に放送をスタートする。