「100番の思い出」ホ・ナムジュン“外見については深く考えずに演技した”
写真=H.SOLIDホ・ナムジュンは、最近韓国で放送終了したJTBC土日ドラマ「100番の思い出」(脚本:ヤン・ヒスン、キム・ボラム、演出:キム・サンホ)で、ハン・ジェピル役を熱演した。
同作は、1980年代の韓国を舞台に、バス案内員コ・ヨンレ(キム・ダミ)とソ・ジョンヒ(シン・イェウン)の輝かしい友情、そして2人の友人の“運命的な男”ハン・ジェピル(ホ・ナムジュン)をめぐる切ない初恋を描いたニュートロ(ニュー+レトロ)青春ロマンスだ。
劇中、ハン・ジェピルは容姿端麗で裕福な家庭の息子だが、内面に傷を抱えて生きる人物だ。ホ・ナムジュンは、恋の前でためらいのない若者の姿はもちろん、7年間の間に変化し成長したハン・ジェピルの一面までを緻密に表現し、好評を得た。特に、キム・ダミとシン・イェウンとの先の分からないラブラインは、視聴者の没入感を高めた。
ホ・ナムジュンは、最近ソウル市鍾路(チョンノ)区安国洞(アングクドン)某所で行われたNewsenとのインタビューで、「約8ヶ月間撮影しましたがが、もう10話が終わり、残り2話しか残っていないという実感が湧きません。物足りなさを強く感じています。“もう終わるなんて”という思いで過ごしています」と明かした。
続いて、ホ・ナムジュンは「結末には満足しているのか?」という問いに、「自分の演技に満足したことはないですが、うまく表現しなければならない部分はできたのではないかと思っています。全体的に家で満足して見ています」と述べた。

これに関してホ・ナムジュンは、「最初に制服のフィッティングをし、たくさんの資料を探しました。その時代の父のアルバムを見たのですが、あの時代の方々は皆、成熟した雰囲気でした。“異質感があるだろうか?”と考えましたが、そう感じた方がいるというのは残念です」と述べ、「皆とても大人びていたので、“当然大丈夫だろう”と思いながら見ていただが、徐々にそのような意見が出てくるのを見て、“もしそう感じられたのであれば申し訳ない”と思いました」と胸中を明かした。
また、ハン・ジェピルのヘアスタイルが現代的だという反応もあった。これについてホ・ナムジュンは、「元々、ドラマ自体が歴史の考証をするようなものではなく、制作発表会で監督も話しましたが、当時の感性と雰囲気を持ち込みつつ、現代的な部分を混ぜようという意図がありました」と語った。
続けて、「最初にいくつかの試案を見ました。髪をもじゃもじゃにしてみようとも思いましたが、当時の写真を見るとツーブロックもあり、本当に流行は巡るものだと感じました。すごくスタイリッシュなヘアスタイルも多かったです。ある程度考証しつつも、現代的な要素を混ぜて、いくつか選んだ結果、最も似合う方向で選択しました」とし、「最初に皆で会議を経て決めた部分なので、そのような意見が出た時も黙って受け入れることができました」と話した。
“二人の女性が夢中になるイケメン”という設定はプレッシャーではなかったのか?」の質問には、「あまり深く考えませんでした」と答え、「私は両親からもらった外見がちょうどこれなので、ドラマで会議して決めた程度以上は、あまり気にしませんでした」と話した。さらに、「僕ができる演技にだけフォーカスを合わせ、外見については深く考えませんでした」とし、「できることと言えば食事の管理と運動くらいでした。僕自身でどうにかできる部分ではありませんでした」とつけ加えた。
童顔なキム・ダミとシン・イェウンについては、「それを気にしたら演技ができないと思います。当時の写真を見れば、僕がそんなに老けて見える方ではなく、そのように考えて自信を持って演じました」と強調した。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・ミョンミ
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