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“入国禁止処分”ユ・スンジュン、JUSTHISの新曲に参加…韓国での音楽活動を再開か

Newsen
写真=JUSTHISの公式YouTubeチャンネル
兵役逃れ疑惑でビザ発給を拒否された歌手ユ・スンジュンが、韓国の音楽界に復帰した。

ラッパーのJUSTHISは昨日(20日)、自身の公式YouTubeチャンネルに「LIT」と題した映像を投稿。映像には、彼が新アルバム「LIT」の制作に取り組む姿が収められている。同日、各音楽配信サイトを通じてアルバムがリリースされ、同名のタイトル曲を含む全20曲が収録された。

その中で、ユ・スンジュンはアルバムの最後のトラック「HOME HOME」に参加したことが明らかになった。曲のクレジットに名前は明示されていないが、映像にはJUSTHISとユ・スンジュンが共同で作業する様子が映っており、海外のスタジオで2人がハグして喜びを分かち合う場面も収められている。

ユ・スンジュンは2002年、兵役逃れ疑惑が浮上。入隊通知を受けた状態で海外コンサートを理由に出国し、アメリカ市民権を取得。その後、出入国管理法第11条に基づき韓国入国禁止措置を受けた。

その後、中国やアメリカなど海外に滞在していた彼は、2015年8月に韓国入国のため在外同胞ビザ(F-4)を申請。しかし、ロサンゼルス総領事館はこれを受理せず、彼は2015年10月、ビザ発給拒否の取り消しを求めてロサンゼルス総領事館を相手に最初の訴訟を提起した。

彼は今年、韓国政府を相手に3回目の行政訴訟を進行中だ。6月26日には、ソウル行政裁判所・行政5部で、ユ・スンジュンが駐ロサンゼルス総領事館を相手取って提起したビザ発給拒否処分の取り消し訴訟と、法務部長官を相手取った入国禁止決定不存在確認訴訟に関する弁論期日が開かれた。

同日、彼の法律代理人は、兵役逃れ疑惑で執行猶予付き懲役刑を言い渡されたサッカー選手ソク・ヒョンジュンの事例に触れ、約23年間入国を禁止された自分に対するロサンゼルス総領事館と韓国法務部の決定は、比例原則・平等原則に反すると主張。一方、ロサンゼルス総領事館側は、「ソク・ヒョンジュンとユ・スンジュンの疑惑は別件であり、ユ・スンジュン側の間接強制申請は正当ではない」と反論した。

ソウル行政裁判所は8月28日、彼が在ロサンゼルス総領事館を相手取って提起したビザ発給拒否取り消し訴訟および入国禁止決定不存在確認訴訟の判決公判で、原告であるユ・スンジュンの勝訴を言い渡した。

裁判所は「ビザ発給拒否という処分には正当な理由がなく、裁量権の逸脱・乱用による違法であるため、取り消されるべきである」と指摘。一方で、「原告の過去の行為が適切であったと評価するものではない」と明言し、ユ・スンジュンの兵役逃れに別途言及した。

その後、ロサンゼルス総領事館が控訴状を提出しており、法的争いは現在も続いている。

元記事配信日時 : 
記者 : 
ファン・ヘジン

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