Kstyle
Kstyle 13th

シム・ウンギョン、映画「旅と日々」への特別な思いを語る“心を引き締めるきっかけに”

マイデイリー
写真=「旅と日々」スチールカット、ATNINE FILM
映画「旅と日々」の韓国公開を控え、監督と主演俳優が参加したイベントが開かれた。

昨日(2日)、ソウル龍山(ヨンサン)区のCGV龍山アイパークモールで、映画「旅と日々」のマスコミ配給試写会および記者懇談会が開催された。この場には、三宅唱監督とシム・ウンギョンが出席した。

「旅と日々」は、もしかしたら終わりかもしれないと思った脚本家の“李”が、ひょんなことから訪れた雪国の宿で、思わぬ時間を過ごすようになることで再び始まる、日常の旅行者たちと旅立つ夢のような物語だ。「きみの鳥はうたえる」「ケイコ 目を澄ませて」「夜明けのすべて」で「ベルリン国際映画祭」に招待された三宅唱監督の新作である。

韓国と日本の両国をまたいで活躍しているシム・ウンギョンは、2020年の映画「新聞記者」で「第43回日本アカデミー賞」授賞式、「第74回毎日映画コンクール」で最優秀主演女優賞を受賞した。また、同年「ブルーアワーにぶっ飛ばす」で「第34回高崎映画祭」でも最優秀主演女優賞を獲得した。

このような成果について、シム・ウンギョンは「日本でも大きな賞をいただき、今も韓国と日本を行き来しながら作品活動をしていますが、ここ数年、私にとって本当にありがたい機会をいただけたと思います。安着したというよりは、これからがもっと重要だと思います」とし、「そんな時期を控えて私にやってきてくれた作品が『旅と日々』です。私がこれからもやっていく役者という仕事について、心を引き締め、頑張っていくきっかけになるのではないかと思います」と謙虚に語った。

「旅と日々」が「第38回日刊スポーツ映画賞」「第36回シンガポール国際映画祭」主演女優賞候補にノミネートされたことに触れると、「恥ずかしい」としながらも、「日本でもそうですし、シンガポールでもそうですし、海外の映画祭で『旅と日々』という作品でノミネートされることができて、とても嬉しく感無量です。『旅と日々』という作品を多くの方々に観ていただき、それを何よりも意義深く感じています。本当に大きな責任も感じています。これをきっかけに、これからもっと頑張らなければいけないという思いが強くなりました」と語った。

映画「旅と日々」は、韓国で12月10日に公開される。
元記事配信日時 : 
記者 : 
カン・ダユン

topics

ranking