「テプン商事」ム・ジンソン“2PM ジュノから唇がセクシーだと褒められた”
写真=ALIEN COMPANYム・ジンソンは最近、tvNドラマ「テプン商事」(演出:イ・ナジョン、キム・ドンフィ、脚本:チャン・ヒョン)の放送終了を記念し、Newsenとインタビューを行った。
「テプン商事」は、1997年のアジア通貨危機の中で、従業員も、金も、売るものもない貿易会社の社長になってしまった新米商社マン、カン・テプン(2PM ジュノ)の奮闘と成長を描いた。
ム・ジンソンは劇中、カン・テプンを牽制するピョ・ヒョンジュン役を引き受け、強い印象を残した。ピョ・ヒョンジュンは幼い頃からカン・テプンに遅れをとっていると感じ、好きな人までカン・テプンに好感を見せると、一方的に敵意を示す。ム・ジンソンは劣等感と競争心が絡み合ったピョ・ヒョンジュンの内面を繊細に表現し、好評を得た。
約9ヶ月間の長い撮影は2月に始まり、10月中旬まで続いた。ム・ジンソンは「一年を『テプン商事』と一緒に過ごしたとしても過言ではないほど長い時間でした。朝起きたら撮影現場に行くのが日常になっていましたが、作品が終わったら空虚感を感じました。残念ではありますが事故もなく無事に終えることができて感激しています。最終回の視聴率が10%を超え、有終の美を飾ることができて嬉しいです」と感想を伝えた。

彼は「ヒョンジュンがテプンを苦しめ、怒らせる場面が多かったのですが、ジュノさんが後押ししてくれる分だけ、自然に反応すればよかったんです。それがすごくよかったです。“どうすればもっと上手くできるだろうか”という嬉しい気持ちで撮影に取り組みました」とつけ加えた。
これに先立ってジュノはインタビューで、ム・ジンソンとの超密着ツーショットについて「キスをするくらいの距離でくっついていた」と明かしたことがある。
これに対してム・ジンソンは「唇をあんなに見ていたとは思いませんでした。テプンを挑発し、からかうための演技だったのですが、ロマンスみたいに見えたようです(笑)」とし、「カットがかかると、ジュノさんが“唇がとてもセクシーだね”“どうしてそんなにさくらんぼみたいなの”と冗談を言ったりしていました」と撮影現場の雰囲気を伝えた。

彼は「テプンと仲良くしている姿を喜んでくださったのだと思います。ドラマでは殺してしまいそうなくらいケンカをしても、現実では仲良しなんです」とし、「実は期待していなかったといえば嘘になりますが、テプンが自ら祝ってくれたので、より意味がありました」と感謝の気持ちを伝えた。
ム・ジンソンにとって「テプン商事」は特別な作品だ。彼は「2年間仕事がなかった時代がありました。そのため、一年間一つの作品に集中できるという事実だけでも力になり、幸せでした。辛い時期があったからこそ、感謝の気持ちで撮影に臨みました。毎朝、撮影現場に行くのが楽しみでした。以前仕事がなかった時は、起きずにずっと寝ていたいと思ったこともあります。今回は『誰とどんなシーンを作り上げるか』を考えながら一日一日を過ごしました」と伝えた。
最後に彼は「長い作品を最後まで見届けていただきありがとうございます。ドラマのテーマのように、一人でできることはありません。最も重要なのは人であり、人々が集まって何かを成し遂げるのが人生だと思っています。『テプン商事』が伝えたメッセージ“一人ではない人”についての話を記憶しながら、力をもらっていただけたら嬉しく思います」と挨拶した。

- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ハ・ジウォン
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