イ・ジョンソクら、人気俳優35人が所属…ACE FACTORY、コンテンツ制作・配給会社により買収へ

KOSDAQ上場企業Carriesoftが、Netmarble F＆Cの子会社であるMETAVERSE Entertainmentから、ACE FACTORYの持分100％を買収する契約を締結し、総合コンテンツ企業への転換を本格化する。

Carriesoftが持分100％を買収契約したACE FACTORYは俳優イ・ジョンソク、イ・ジュニョク、ユ・ジェミョン、ヨム・ヘラン、ユン・セア、イ・キュヒョン、チャン・スンジョ、チェ・デフンなど、合計35人の俳優が所属している俳優マネジメントで、ドラマ制作会社だ。

新人俳優の育成と共に実力派俳優たちの精力的な作品活動でしっかりとした俳優のラインナップを構築するのはもちろん、ドラマ制作では「秘密の森」シリーズから、「天気が良ければ会いに行きます」「インサイダー」「支配種」「良いが悪い、ドンジェ」まで、ロマンスとジャンルものを行き来する幅広い作品を披露してきた。特に「百想芸術大賞」大賞に輝くドラマ「秘密の森」シリーズで作品性と大衆性を証明し、高い完成度のコンテンツ制作の力量が認めらえた。

Carriesoftはアニメーション、YouTubeベースのコンテンツ、ウェブコンテンツなど多層的なIPポートフォリオを基盤に成長を遂げてきた。ACE FACTORY買収後、IP企画、制作、配給まで一貫して行う垂直統合構造が完成される予定だ予定だ。合わせて多様なフォーマットの実写コンテンツ制作が可能な力量ベースの確保を通じて、統合コンテンツスタジオ体制の構築を確立していく方針である。

また、同日CarriesoftはTEAMHOPEに対する投資も一緒に伝えた。TEAMHOPEはピョン・ヨハン、イ・ハニ、オム・テグ、クォン・ユルなど人気俳優たちが集まった総合エンターテインメント会社で、今後CarriesoftおよびCarriesoftの子会社であるACE FACTORYと多様なシナジー（相乗効果）を出すとみられる。

今回の買収および投資は、コンテンツ競争力確保戦略の一環であるだけでなく、Carriesoftが推進している企業構造の革新とコンテンツポートフォリオ拡張戦略の核心段階と評価される。同社は現在進行中の有償増資を通じて調達される財源を基に新規IP開発、事業拡張、M＆A、グローバル協業など、中長期戦略を加速化する計画だ。

また4日、Netmarble F＆CがCarriesoftの有償増資に参加することになり、両社の長期的協力体制も強化される見込みだ。

Carriesoftの関係者は「今度の有償増資および投資の件は、今後Carriesoftが全世代を対象にした総合コンテンツ企業に跳躍するための戦略的転換点」とし、「アニメーションとドラマ、ウェブコンテンツ、ゲームなど、多様なジャンル間の融合を通じて新しい形のK-コンテンツ競争力を作っていく」と明かした。

Carriesoftは取引完了後、新規コンテンツラインナップ、IP拡張ロードマップ、統合戦略などを順次公開する計画だ。