OMEGA X フィチャン、元事務所代表が強制わいせつ被害を主張も…証拠不十分で不起訴に
写真=Newse DBフィチャンの現所属事務所であるIPQは本日(17日)、公式報道資料を通じて、「フィチャンに関連する刑事事件について、検察が嫌疑なし(証拠不十分)として不起訴処分を下し、事件は終結した」と発表した。
OMEGA Xの元所属事務所であるSPIREエンターテインメントは昨年3月19日に記者会見を開き、フィチャンを相手取り、強制わいせつの容疑で刑事告訴した。当時、SPIRE側は防犯カメラ映像を証拠として提示したが、公開された映像は一部を編集したものに過ぎず、原本は最終的に公開されなかった。
IPQとフィチャンは、事件当初から捜査機関に対し、防犯カメラ映像の原本の提出および確認を継続的に要請してきた。しかし、警察による調査・捜査の全ての過程において、原本は一度も提出されることなく、確認もなされなかったとIPQは説明している。
約1年10ヶ月に及ぶ捜査の末、検察は2025年12月11日、フィチャンに対する容疑を立証する客観的かつ信憑性のある証拠が不足しているとして、不起訴処分を下した。
IPQは「フィチャンは長期間にわたり事実と異なる疑惑により、深刻な汚名を着せられ、精神的苦痛を受け、その被害はメンバーや家族にまで及んだ」と明かした。
SPIREエンターテインメントの元役員は、不起訴決定後も異議申立てなど、追加の法的手続きを行う意向を示した。これに関連してIPQは「捜査機関の判断によりすでに終結した事案を繰り返し問題視し、アーティストおよびグループ全体に新たな苦痛を与える行為だ」とし、遺憾の意を表した。
IPQは「フィチャンがいかなる犯罪行為も行っていないという事実を明確にする」とした上で、「歪曲された主張や悪意のある問題提起がこれ以上繰り返されないことを望む」と強調した。
さらに、今後も所属アーティストの名誉および権益を守るため、必要なあらゆる法的対応を検討し、断固として対処していく方針を明らかにした。
OMEGA Xのメンバーたちは2022年、A氏から常習的な暴言・暴行・セクハラを受けたとしてこれを告発し、専属契約効力停止仮処分を申請。2023年1月に勝訴している。
その後、A氏は昨年3月、防犯カメラ映像の一部を公開。加害者ではなく被害者であるとし、フィチャンが身体接触を強行したと主張した。これに対しフィチャン側は、「A氏が日常的にスキンシップを強要していた」と反論し、「A氏はフィチャンを除いたメンバーと役員が席を立った後、彼にいつものように過度な愛情表現とスキンシップを求め、同席していた人たちがいなくなったため、従わなかった場合の脅迫と暴言、そして暴行を恐れたフィチャンは指示に従わざるを得なかった。スキンシップを数回強要された後、酔いつぶれた状態で眠った」と説明した。
・「メンバーから強制わいせつ」OMEGA Xの元事務所、一転して新たな主張
・OMEGA X、元事務所の主張に反論「スキンシップを強要された」
・OMEGA X元事務所の前代表、メンバーに対する強制わいせつの疑いで検察に送致
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ファン・ヘジン
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