「アイドルアイ」少女時代 スヨン“オタクを演じることでファンの愛の深さを改めて感じた”
写真=SARAMエンターテインメント「アイドルアイ」は、ファン心MAXのスター弁護士メン・セナ(スヨン)が、殺人の容疑をかけられた“最推し”アイドル、ド・ライク(キム・ジェヨン)の事件を担当することから始まるミステリー法廷ロマンスだ。
特に、K-POPを代表するアイドルであるスヨンが“ファン心あふれるオタク”に変身した点、そして彼女のグローバル市場での存在感が「アイドルアイ」のヒットを牽引したという評価された。ファンの気持ちに深く共感しながら作品に臨んだスヨンの密度の高い演技により、視聴者もメン・セナを通して泣き、笑い、「アイドルアイ」の世界に没入した。
――「アイドルアイ」が最終回を迎えましたが、作品を送り出す今の気持ちはいかがですか?
スヨン:撮影からプロモーション、公開まで、ほぼ1年を「アイドルアイ」と共に過ごしたと思います。すっきりした気持ちと名残惜しさが入り混じっていますが、視聴者の皆さんの温かい愛のおかげで、セナをきちんと送り出せそうです。セナの成長のように、女優スヨンとしても多くの面で成長できましたし、長く記憶に残る作品になると思います。
――メン・セナは事件の前では冷静で理性的ですが、ド・ライクの痛みを包み込む温かさも印象的でした。彼女の魅力はどんなところだと思いましたか?
スヨン:オタ活以外の場面では一見クールに見えますが、自分なりの明確な基準とやり方で人や仕事に向き合う人物です。一方で、推しを想う時は純粋な幸せと愛を感じ、癒やしを得る、そんな純粋さを持った人だと思います。仕事をする時はプロフェッショナルでありながら、好きな人のことを考える時は愛情に溢れる、そのギャップこそが、セナ最大の魅力だと思いました。
――ミステリー法廷ロマンスという新しいジャンルに挑戦しましたが、特に見せたかったポイント、もしくは特別な目標はありましたか?
スヨン:これほど強い過去の物語を抱える人物は初めてでした。これまで比較的明るい役が多かったのですが、セナは私が演じてきたキャラクターの中でも、内面がとても強く、軸が簡単に揺らがない人物でした。だからこそ、その“芯の強さ”をしっかり見せたいと思いましたし、連続する事件の中で物語の中心を支える存在であってほしいと思いました。同時に、セナ自身も自分なりの方法で成長していく必要があると考えました。毎回、事件が展開していく構成だったので、感情の流れを自然につなぐ“橋渡し”がとても重要でした。特にセナとライクのロマンスも無理なく続いていく必要があったので、現場で話し合いを重ねました。みんなが納得できる形であるべきだと思っていたからです。リハーサルも多く、アイデアを共有する時間がたくさんある現場でした。作品をやっていると、いつも「こうすればよかった、ああすればよかった」と後悔するので、私は「とりあえず言ってみよう」という主義なんです(笑)。監督が俳優に多くの部分を任せてくださったので、とても自由な環境でした。
――デビュー以来、ファンから多くの愛をもらってきましたが、今回は逆に“無条件の愛を注ぐファン”の立場でした。セナを演じながらファンの愛について、共感したり新たに感じたことはありましたか?
スヨン:これまではずっとステージに立つ側で、誰かを熱烈に応援する立場になったことがなかったので、役割が完全に逆転するのが新鮮でした。しかし同時に、私が最も近くで長く見てきた存在が“ファン”だったので、自信もありました。ファンがどんな気持ちで相手を見つめ、どんな形で愛情を表現するのかよく知っていましたから。今回の役を通して、ファンの愛の深さを改めて感じました。ファンレターに込められた温かい言葉や気遣い、心配する気持ちなどを思い返すと、時には長く会話をした人よりも、ファンの方が私のことをよく分かっていると感じる瞬間もあるんです。ファンという存在は、単純にスターが見せたいと思う姿だけを見るのではなく、その人の全ての行動を長い時間見守り、その時の感情や内面の成長まで感じ取っているのだと思います。そうした経験や思いが、劇中で最初は疑いながらも、次第に確信へと変わっていくセナの感情を表現する大きな土台になりました。
――新年を迎え、女優としてどのような目標を持っていますか?
スヨン:いつも思っていることですが、自分だけのリズムを持った女優になりたいという目標があります。セナは、その“自分のリズム”を築くことに挑戦した役でした。以前は人々が好みそうなテンポや演技を先に考えていましたが、今回はキャラクターや作品の意図、監督の意見に合わせながら、自分なりのテンポを探す過程を学べたと思います。こうした試みが積み重なっていけば、いつか自分だけの固有のテンポをはっきりと見つけられると思っています。
――最後に「アイドルアイ」とメン・セナを愛してくれた視聴者へ一言お願いします。
スヨン:2025年の最後と2026年の始まりを、視聴者の皆さんと一緒に過ごせて、とてもときめき、嬉しい気持ちになった作品でした。作品を通して伝えたい話を届けられることは、本当に魅力的なことだと思います。「アイドルアイ」が伝えたかった“愛と信頼の力”が、皆さんの小さな慰めになっていれば嬉しいです。満開に咲いたサルスベリの花のように、皆さんもいつも花道だけを歩んでください。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ペ・ヒョジュ
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