Kstyle
Kstyle 13th

ああ、私の幽霊さま

記事一覧

  • 韓国ドラマブーム再び!最新作から隠れた名作まで…今ネットで見たい実は面白い韓国ドラマ

    韓国ドラマブーム再び!最新作から隠れた名作まで…今ネットで見たい実は面白い韓国ドラマ

    Netflixで独占配信中の「愛の不時着」と「梨泰院クラス」が、連日TOP10の上位を占めていることで、再び注目を集めている韓国ドラマ。これまで韓国ドラマを見なかったり、苦手意識を持っていた若者層が興味を示したのが新しい流れだ。2004年に「冬のソナタ」で巻き起こった韓国ドラマブームは、中高年女性を中心に広がった。そのため韓国ドラマに対する「おばさんが見るもの」「古臭い」「ワンパターン」との固定観念が広がってしまった。実はそれからの15年間で韓国ドラマは格段の進化を遂げており、幅広い視聴者の心をとらえる質の高い作品が生まれていたのだが、最新作を見るためにはCSの韓国専門チャンネルに契約するほか手段がなく、広がることがなかったのだ。専門チャンネルで放送したのちに、DVD販売・レンタルを経て、本国放送から1年~2年が経った頃に、ようやく地上波放送やネット配信という流れだったのだが、Netflix の登場で状況は一変した。韓国で2月16日に終了した「愛の不時着」は、わずか1週間後の2月23日より配信がスタート。韓国での大ヒットがそのまま口コミで広がって上位にランキング入りすると、コロナ禍の巣ごもり需要効果も相まって、一気に人気が加速した。そこでKstyleでは、次に見るドラマを模索している韓国ドラマ初心者のために、厳選した作品を紹介。これまでに2000本近くの韓国ドラマを視聴したライターが、今DVDやネット配信で見られる作品の中で、傑作・隠れた名作をナビゲートする。【目次】#やっぱりハズせない!!最新話題作「愛の不時着」「梨泰院クラス」#殿堂入りラブコメ「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」#隠れた名作をジャンル別にピックアップ◆胸キュンラブコメ「ああ、私の幽霊さま」「ショッピング王ルイ」◆ハラハラ・ドキドキのサスペンス「君を守りたい~SAVE ME~」「SKYキャッスル」◆感動のヒューマンドラマ「ライブ~君こそが生きる理由~」◆感涙必至のラブストーリー「30だけど17です」「運命のように君を愛してる」◆背筋が凍る本格ホラー「客―ザ・ゲストー」「キングダム」#やっぱりハズせない!!韓ドラ再ブームを巻き起こした最新作北朝鮮に不時着した韓国の財閥令嬢と、堅物の将校とのラブストーリー「愛の不時着」<あらすじ>パラグライダー中に思わぬ事故に巻き込まれて、北朝鮮管轄の非武装地帯に墜落してしまった財閥の娘セリ(ソン・イェジン)。パトロール中の北朝鮮の軍人ジョンヒョク(ヒョンビン)に発見されるも、その場から逃げ出したセリはジョンヒョクの部下たちの監視もすり抜け、北朝鮮の街にたどり着く。セリが捕まると自分たち中隊のミスもバレてしまうことから、ジョンヒョクは仕方なくセリを自分の家にかくまうのだが。<見どころポイント>ラブコメでヒット連発の脚本家のパク・ジウン。「星から来たあなた」では宇宙人を、「青い海の伝説」では人魚というように、異質のものに対するカルチャーショックの笑いと、ロミオとジュリエットのような結末が見えないラブストーリーを描くのがとてもうまい!! 本作では、韓国人から見た北朝鮮の人々の暮らしと、北朝鮮の人から見た先進国・韓国のカルチャーショックを双方の目線で描いたことでおもしろさも倍増しています。特に、脱北者たちへの入念なヒヤリングで謎のベールに包まれた北朝鮮の人々の暮らしぶりをリアルに再現したことは、世界中の人の興味を惹きました。そしてもちろん、ヒョンビンとソン・イェジンのケミストリーなしではこのドラマは語れません。北朝鮮男性ならではの純朴さに加えて、セリが望む北朝鮮では手に入らない物資も手に入れてあげるなどの優しく紳士的な面、なおかつピンチの時には助けてくれる強さと包容力も持ち合わせたジョンヒョクは、これまでどんな役柄も自身だけの役作りで魅力的に作り上げてきたヒョンビンだからこそ輝いたのでしょう。ソン・イェジンは、北朝鮮に不時着してもメゲないセリをコミカルに演じてコメディエンヌぶりを発揮したかと思うと、せつない涙のシーンから、仕事のできるカッコイイ女まで、1つのドラマでいろんな顔を見せ、改めてトップ女優の実力を見せつけてくれました。いくら愛し合っていても、困難が予想される2人の愛の着地点のまとめかたも実にお見事でした。「愛の不時着」配信情報・Netflixで見る なにも持たない主人公が大企業に立ち向かう「梨泰院クラス」<あらすじ>警察官を目指す高校生パク・セロイ(パク・ソジュン)は、いじめを堂々と行う外食業界ナンバーワン企業「長家」の息子グンウォン(アン・ボヒョン)を殴って退学に。さらに数年後、セロイの父がグンウォンの運転する車でひき逃げされて死亡。グンウォンの父チャン会長(ユ・ジェミョン)が犯人をねつ造したと知ったセロイは、再びグンウォンを殴って前科者となる。10年後、セロイは飲食業界でトップの座に登りつめることを目標に、「長家」に復讐を開始。梨泰院に居酒屋をオープンさせる。<見どころポイント>復讐劇は数あれど、セロイのいう復讐は「長家」を超える業界トップになることであり、卑怯な手を使わない正攻法。中卒の前科者でも自分の未来をあきらめることなく、自分の未来は自分で切り開くとの信念を貫きとおすセロイの周りには、自然と信頼のおける仲間が集まってきます。ビジネスや経営を本でしか学んでいないセロイが、自分の力だけで成功するのは難しいですが、IQ162の天才でソシオパスのイソ(キム・ダミ)が、セロイの人間性にほれ込み、セロイの店「タンバム」をどんどん改善して繁盛させてゆくのは実に痛快です。他にも「タンバム」には個性的なメンバーばかりゆえに、いろいろ問題が多発するのですが、それを乗り越えるたびに絆が深まっていくのも感動的。また、最初からフランチャイズチェーン化を念頭に入れているセロイは、父の死亡保険金の運用をグンウォンからいじめを受けていたホジン(イ・デビット)に任せ、ホジンはセロイへの友情と信頼に応えて着実に運用させるというのも、セロイの人間性と先見の目を感じさせるエピソードです。このように経営者の資質やノウハウという目線からも楽しめ、非現実的なサクセスストーリーでないところが他のドラマとの差別化を図り、韓国ドラマを見たことがない日本人男性の心をもつかんだのではないでしょうか。もちろんラブ要素もあり、イソ、セロイの初恋の人スア(クォン・ナラ)、スアを好きなグンウォン、イソを好きなグンウォンの異母弟グンス(キム・ドンヒ)の複雑に絡み合う恋愛模様からも目が離せません。「梨泰院クラス」配信情報・Netflixで見る #これを見れば間違いなし!殿堂入りラブコメ2選国民的スターとB級アイドルに舞い降りた愛の奇跡「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」<あらすじ>国民的スターのトッコ・ジン(チャ・スンウォン)は、心臓手術を受ける。手術室ではアイドルグループ「国宝少女」のヒット曲「ドゥグンドゥグン」が流れていた。それから10年、「国宝少女」の人気メンバーだったエジョン(コン・ヒョジン)は、今では落ちぶれ、やっとのことで芸能界にしがみついていた。エジョンと最悪の出会いをしたジンだが、なぜか彼女といると胸がドキドキ。それを手術の後遺症だと考えるのだが。<見どころポイント>「美男<イケメン>ですね」で知られる脚本家ホン姉妹の作品で、テンポのいい掛け合いや、楽しい仕掛けが満載。「ドゥグンドゥグン」は「ドキドキ」の意味で、トッコ・ジンの高鳴る心臓の音を表現しています。芸能界という興味津々の業界を舞台に、誰が見ても不釣り合いなカップルが繰り広げる恋の騒動。そして同時に常に世間の目にさらされて、根も葉もないうわさによって批判を受ける芸能人の悲哀も描かれて、いっそう興味をそそられます。韓国で実際に放送されている芸能番組が劇中で再現されたり、エジョンが好感度を上げるために流行のリアル恋愛バラエティに出演するなど、現場のリアルが伝わるシーンも満載。そしてなんと言っても魅力なのは、チャ・スンウォンのはじけっぷり。世間的には好感度が高いが、実際は傲慢で偏屈なオレ様のトッコ・ジンを、ねっとりとした濃いキャラに作り上げ、独特のセリフで視聴者を爆笑の渦に。一方ではエジョンに対して少年のように一途な一面を見せ、ギャップがたまりません。そんなジンの身勝手かつ濃厚なアプローチをさらりとかわし、身の程をわきまえた行動に終始するエジョンは、嫌われ者という設定とは真逆に視聴者から大きな愛を受けました。また、エジョンが出演したお見合い番組で知り合った漢方医ピルジュ(ユン・ゲサン)がトッコ・ジンの強力なライバルに。視聴者が有能で誠実なピルジュを推す「ピルジュ派」と、「トッコ・ジン派」で論争を繰り広げるなど、甲乙つけがたい人気を得ました。「最高の愛 恋はドゥグンドゥグン」配信情報・Prime Videoで見る・U-NEXTで見る ・FODで見る 不滅の命を生きる鬼が主人公の極上ラブファンタジー「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」<あらすじ>高麗時代の英雄キム・シン(コン・ユ)は、若き王の嫉妬から逆賊として命を落とすが、神の力によって不滅の命を生きるトッケビとなってしまう。彼を永遠の命から解き放つことができるのはトッケビの花嫁と呼ばれるただ一人の女性。900年後、シンは女子高生ウンタク(キム・ゴウン)と出会う。ウンタクは、シンがトッケビであることを見破り、自分こそがトッケビの花嫁だと主張するのだが。<見どころポイント>生と死や輪廻転生をテーマに、人間とトッケビ(鬼)の愛を描いた幻想的なラブファンタジー。脚本、演出、俳優の名演技、映像美、音楽すべてがハイレベルで数年に一度、めぐり会えるかどうかの名作と絶賛する声も。コン・ユが、長い人生を歩みながら大切な人々が死んでいくのを、ひとりで見送って生き続けるキム・シンの哀しみ、寂しさ、むなしさなどの複雑な感情を繊細に表現。かと思えば、初めて訪れた恋の相手ウンタクの前では、ドキドキしたり、落ち込んだり、やきもちをやいたりと、少年になってしまう姿に母性本能を刺激されます。鬼のシンは時空間を自由に行き来できる、未来が見える、感情によって天気を変えるなどの特殊能力も持ち、能力を使ったロマンチックなシーンの数々も美しく心に残ります。そして視聴者に衝撃を与えたのはウンタクを演じたキム・ゴウン。平凡な顔立ちゆえに最初は「え?」と思うかもしれませんが、天真爛漫な表情や笑顔がとてもチャーミングで、見れば見るほどキュートに思えること間違いなしです。不滅の命を終わらせたいと願っていたシンが、ウンタクに会うことで一緒に生きたいと思うようになる展開は、切なくて涙なしには見られません。また、シンとイ・ドンウク扮する死神と繰り広げるブロマンスにも注目。天敵のふたりは顔を合わせば憎まれ口を叩き、幼稚な小競り合いを繰り返すも、実はお互いに一番の理解者であり、肝心なときには手を組んで問題を解決するのも感動的です。サブストーリーで、死神とチキン店の社長サニー(ユ・インナ)のラブストーリーも描かれ、輪廻転生をはらんだせつない恋に胸が痛みます。「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」配信情報・Huluで見る #隠れた名作をジャンル別にピックアップ◆胸キュンラブコメ内気な女の子に超明るい幽霊が憑りついた!!「ああ、私の幽霊さま」<あらすじ>生まれた時から霊感が強く、幽霊に怯えながら暮らしているボンソン(パク・ボヨン)。カリスマシェフとして名高いソヌ(チョ・ジョンソク)のレストランで見習い補助をしているが失敗ばかりで、退職を決意した矢先、この世に未練を残した幽霊のスネ(キム・スルギ)に取り憑かれてしまう。<見どころポイント>自信家で一見冷たそうに見えるも、実は面倒見がよくて優しいソヌに憧れているボンソン。内気ゆえに告白などできるわけもないのですが、超積極的で明るい幽霊スネはボンソンの身体を借りて大胆かつ積極的にアプローチ。ソヌは、かつてのボンソンとの違いに戸惑うも、スネが離脱すると元の内気に逆戻りするので、魔性の魅力に翻弄されます。見た目は変わらないのに、今はスネなのかボンソンなのかが明確にわかるパク・ボヨンの演じ分けがお見事。小動物みたいに愛らしい彼女が表情をコロコロと変えるたびに、女性目線でも「かわいい~~」と、メロメロになってしまうことうけあいです。また、ソヌがスネの人格が入ったボンソンを好きになるのではなく、ボンソンそのものに惹かれていくのもポイント。ボンソンがスネの影響で少しずつ自分を変えていくことや、ソヌのサポートで料理人として成長してゆくのが、とても微笑ましいです。もちろん、チョ・ジョンソク扮するソヌのツンデレぶりもたまりません。途中からはソヌのほうがボンソンに夢中になり、立場がすっかり逆転するのにも大いに萌えます。一方で、ボンソンに憑依しながらソヌを好きになってしまったスネのせつない片思いや、なぜスネが死んでしまったのか、成仏できないでいるのかの謎ときもあり。最後は、ボンソンとスネの友情に大いに泣かされます。記憶を失った御曹司と田舎の純朴娘のサクセスストーリー「ショッピング王ルイ」<あらすじ>幼い頃に事故で家族を失ったルイ(ソ・イングク)は、裕福で過保護な祖母の元、ヨーロッパで暮らしている。寂しい毎日の中で、唯一の気晴らしは買い物で、いつの間にかショッピング王との異名を持つまでに。15年ぶりに帰国することになったルイは、事故で記憶を失いホームレスに。一方、家出した弟を探すために上京した田舎娘のボクシル(ナム・ジヒョン)は、弟が着ていたジャージを着ていたルイを発見。なんだかんだと面倒を見ることに。<見どころポイント>田舎から身一つで出てきたボクシルは、上京するなり騙されて無一文に近い状態になってしまうのですが、それでもメゲずに状況を打開する方法を考えるたくましい純朴娘。ピュアなイメージのナム・ジヒョンがピッタリの役柄です。対して記憶を失ったルイは世間知らずで役立たずなうえに、浪費癖があるのでボクシルをたびたび困らせるのですが、ボクシルはルイを叱っても見捨てることはせず、ルイもそんなボクシルにぴったり張り付いて、子どものような姿が母性本能をくすぐります。ソ・イングクのキュートな笑顔は子犬のようで、ノックアウトされる視聴者が続出。一般常識も人を疑うことも知らないルイが巻き起こす騒動に爆笑しつつ、だんだんと庶民の生活に慣れて、ボクシルを守る男に変化してゆくのが見ものです。さらに、ボクシルに惹かれながらも、ルイとのゆるぎない関係に割って入れず、あしながおじさんのように支える通販会社の部長ジュンウォンを演じたユン・サンヒョンもいい味を出していて、ルイとの幼稚ないがみ合いを繰り広げるのが楽しいです。そして、このドラマの最大の魅力は、すべての登場人物に愛着が持ててしまうこと。ルイを事故に遭わせた悪役も悪事がバレないかとビクビクして、なんだか憎めないのです。制作陣が純朴で温かいドラマを目指したというように、見終わった後に幸せな気持ちになれる、おとぎ話のような作品です。「ショッピング王ルイ」配信情報・Prime Videoで見る・ABEMAで見る ・FODで見る ◆ハラハラ・ドキドキのサスペンスカルト教団に捕らえられた初恋の人を救え!!「君を守りたい~SAVE ME~」<あらすじ>郡守の父を持ち、成績優秀サンファン(テギョン)は、田舎町・ムジ郡では有名な高校生。ソウルからの転校生のサンミ(ソ・イェジ)に好意を抱くが、いじめを受けている兄を助けてほしいとのサンミの願いをある事情から断らざるを得なかったために悲劇が起きる。3年後、サンミ両親は、怪しげな集団組織救船院にのめりこみ、サンミは囚われの身になっていた。サンファンは今度こそ彼女を救おうと立ち上がるが。<見どころポイント>2PMのテギョンがまっすぐで賢い青年サンファンを演じ、3人の親友たちとカルト集団に挑むサスペンス。サンミが、オ〇ム真理教を彷彿とさせるカルト集団救船院の霊夫こと教祖(チョ・ソンハ)に一方的に見染められてしまったことから悲劇は始まります。彼女を霊母(妻)に娶ろうともくろんだ教祖は、サンミの両親を洗脳。息子を失くして常軌を失った母とともに教団管理下の施設に入れられたサンミは、一度は脱出をもくろむも連れ戻されてしまいます。3年前にサンミの兄を助けることができず、助けに行ったために少年院に送られてしまった親友ドンチョル(ウ・ドゥファン)に負い目を持つサンファンは、出所したドンチョルと和解すると、YouTuberのジョンフン(イ・ダウィ)、大食いのマニ(ハ・フェジョン)に声をかけてサンミを救う計画を立てます。すっかり洗脳されたサンミの父はサンミが霊母なればこそ世を救うと信じてうたがわず、エロ教祖の言いなりに。サンミの母は洗脳が解けないようにと怪しい薬を飲まされていて、こんな状況でも自分を失わないサンミの意思の強さがすごい。救船院の信者たちは「成されます! 信じます!」と連呼してマインドコントロールされるのですが、あまりにも耳に残るこのスローガンは韓国で流行語になったそう。警察に助けを求めても救船院の賄賂を受けてグルだったりと、先の見えない展開が続く中、途中からはドンチョルが変装して内部に潜入。信者のフリをして様子を探るのがスリリングです。テギョンがかっこいいのはもちろんのこと、ナイーブで孤独な影を持つドンチョルを演じたウ・ドゥファンも、本作で一躍脚光を浴びました。お受験戦争が過熱する韓国社会を風刺して大ヒット「SKYキャッスル」<あらすじ>富・名誉・権力を手にする者だけが住んでいる高級住宅街SKYキャッスル。ソウル医大を志望する娘を持つソジン(ヨム・ジョンア)は、隣の邸宅に住むミョンジュ(キム・ジョンナン)の息子がソウル医大に合格したことから、そのノウハウを得ようと躍起になる。が、その後、ミョンジュが謎の自殺を遂げ、空き家となったその家には新しくスイム(イ・テラン)の一家が引っ越してくる。<見どころポイント>SKYには韓国最難関のソウル大学(S)、高麗(コリョ)大学(K)、延世(ヨンセ)大学(Y)の頭文字を合わせた意味もあり、韓国の上流社会ではSKYでなければ認めないという風潮もあるというほど、学歴社会の韓国を痛烈に風刺したドラマ。5つの家族の受験戦争を母たちの目線を中心に描くという興味津々な内容が口コミで広がり、1.7%からスタートした視聴率が23.8%まで上昇した話題作です。息子がソウル医大に合格して喜びの絶頂であるはずのミョンジュが猟銃で自殺するという衝撃的な幕開けの後、その空き家に、お受験よりも息子の主体性を尊重するスイム一家が引っ越してきたことで、教育熱心なSKYキャッスルの主婦たちには変化が生じ始めます。もう一つこのドラマで需要な役割を果たすのは、受け持つ生徒の合格率100%実績を持つ受験コーディネーターのキム・ジュヨン(キム・ソヒョン)。実はミョンジュが自殺を図った裏には彼女の存在があったのですが、ソジンはそれを知りながらも危険を承知で契約をします。さらに、夫の隠し子ヘナ(キム・ボラ)が突然訪ねてきて、ソジンの家をかきまわします。そんな中、SKYキャッスル内でヘナが殺害される事件が発生。犯人捜しのサスペンスまで加わり、ますます目が離せません。一方で、世間体に振り回される親たちを滑稽に皮肉るエピソードも多く、笑えるシーンが満載なのも、視聴者の心をつかんだ要因。加熱するお受験戦争に問題提起をしつつも、これからも学歴社会は変わらないだろうという皮肉を感じさせる結末も強烈な余韻を残します。ちなみに「梨泰院クラス」のグンス役で人気のキム・ドンヒは、この作品でライジングスターになりました。「SKYキャッスル」配信情報・Prime Videoで見る・U-NEXTで見る ・Huluで見る・ABEMAで見る・Netflixで見る ・FODで見る ◆感動のヒューマンドラマ警察官たちのリアルな日常を描く「ライブ~君こそが生きる理由~」<あらすじ>就職難の中、安定した生活ができる警察官を志願したジョンオ(チョン・ユミ)とサンス(イ・グァンス)。2人は熾烈な競争を勝ちぬいて警察大学を卒業し、韓国国内で最も忙しいと言われる「ホンイル交番」に配属されるが、描いていた夢とは違う過酷な現実を目の当たりにする。<見どころポイント>これまでの警察ドラマとは違い、派手な事件も捜査も華麗なアクションもない、警察官のリアルな日常が描かれたヒューマンドラマです。パトロール中に酔っぱらいにからまれたり、パトカー内に吐かれた嘔吐物を掃除したり、通報で向かった現場で命の危機にさらされたり、市民に罵倒されたりと、「警察官ってこんなに過酷な仕事だったのか~」と実感するとともに「いつも市民のためにありがとうございます」という感謝の気持ちがわきあがります。新米警察官の2人の成長ストーリーを中心に描いていますが、主役はホンイル交番の警察官全員といってもいいほど。常に命の危険にさらされている警察官たちは、署全体が1つのチームといった感じで、仲間を大切に思い、お互いに支え合う姿は胸アツです。最初は嫌な奴だと思ったキャラクターにも、実はそれなりの理由があったりして、すべての人物に感情移入してしまいます。こんなに現場が使命感を持って頑張っているのに、幹部たちの保身で処分されるなど、理不尽な面が描かれているのも実にリアル。男性が好きそうなドラマですが、交番という身近で日常的な場所が背景になっているだけに、女性にも共感してもらえるのではないでしょうか。「ライブ~君こそが生きる理由~」配信情報・Netflixで見る ◆感涙必至のラブストーリー13年前の空白の恋が動き出す「30だけど17です」<あらすじ>17歳のときにバスの事故で初恋の人を失ったウジン(ヤン・セジョン)は、それを自分のせいだと責め、心を閉ざして生きてきた。一方、17歳のときに事故に遭い昏睡状態のまま眠り続けたソリ(シン・ヘソン)は、30歳になったある日目を覚ます。バイオリニストの夢も家族も失ってしまったソリは、自分が住んでいた家を訪ねるが、その家にはウジンと甥っ子のチャン(アン・ヒョソプ)が住んでいた。行くあてのないソリは、ウジンの家に居候することになるが。<見どころポイント>しぶしぶ同居を始めたものの、17歳のままのピュアな心を持つソリに影響されて閉ざした心を開いてゆくウジン。30歳になった自分に適応できずに戸惑うも、ウジンや周囲の人々に支えられて現実を受け入れ、精神的にも大人になってゆくソリ。お互いに癒し合う2人の関係に見る側も癒されるドラマです。心を閉ざして人との関りを持たない冷血漢でありながらも、根は優しくて繊細なウジンには柔らかいほほえみを持つヤン・セジョンがハマり役。親しみやすさと卓越した演技力を持つ実力派シン・ヘソンも、心と身体がちぐはぐなソリをある時は天真爛漫に、ある時は繊細に表現して大いに愛されました。また、高校ボート部のエースのチャンは、中身は17歳のソリと意気投合。チャンの親友たちもソリと親しくなり、わきゃわきゃと遊ぶシーンにも癒されます。本作出演後、チャン役のアン・ヒョソプは主演俳優に成長。チャンの親友ヘボム役のイ・ドヒョンも「ホテル・デルーナ」でIUの過去の恋人を演じて注目を集めました。さらにソリを想う医師役でユン・ソヌも出演。イケメンだらけで、目も幸せになれるドラマです。果たして13年の間になにがあったのか? 徐々に明かされていく真実に興味津々。そして13年前に起きた交通事故の裏に隠された真実が明かされたとき、涙が止まらなくなるでしょう。「30だけど17です」配信情報・Prime Videoで見る・U-NEXTで見る ・Huluで見る・ABEMAで見る・Netflixで見る ・FODで見る できちゃった婚から始まる真実の愛「運命のように君を愛してる」<あらすじ>チャンイン化学のCEOイ・ゴン(チャン・ヒョク)は、短命の家系のため周囲から結婚と跡継ぎを急かされているが、恋人のセラは世界的プリマになる夢のため結婚に踏み切れない。そんな中、ゴンを陥れようとする者たちの策略で、媚薬を飲まされたゴンは、ひょんなことから同じ薬を飲んだ平凡なOLミヨン(チャン・ナラ)と一夜を共にしてしまう。のちに妊娠が発覚し、仕方なく結婚を決意した2人だったが。<見どころポイント>大ヒット台湾ドラマ「ハートに命中」を原作に、韓国らしい情緒を加えたハートフルドラマ。派遣社員のミヨンは、必要だが大切ではない存在という意味でポストイットというあだ名を持つほど、いいように使われるお人よし。チャン・ナラが自分に自信がなくておどおどしたミヨンを愛らしく演じ、自然と応援したくなります。一方のゴンは、「ちびまる子ちゃん」の花輪くんをほうふつとさせる奇抜な髪形に、ねちっこい話し方、「ウムハハハ」と独特の高笑いうかべる強烈キャラで、最初は苦手~と思うかもしれませんが、傲慢なようで根は優しく、なんだかんだとミヨンをいつも助けてくれる人柄を知るにつれ、ゴンが愛しくてたまらなります。恋人がいるためにミヨンを遠ざけようとしますが、やがてミヨンとお腹の子を愛しく思い、変わっていくゴン。コミカルとシリアスを一瞬で行ったり来たりできるチャン・ヒョクの演技力が光ります。また、ミヨンをあしながおじさんのように影から支えるダニエル役のチェ・ジニョクも魅力的で、後半のせつない展開からの三角関係が見もの。また、良家の子女ではない嫁ミヨンを優しく迎えるゴンの祖母(パク・ウォンスク)や、ゴンを溺愛するミヨンの家族など、結婚によって生まれる家族の絆にも心が温かくなります。ちなみに、映画「パラサイト」で一躍脚光を浴びたチェ・ウシクもゴンの異母弟ヨン役で出演。ちょっとおまぬけなキャラで笑わせてくれます。「運命のように君を愛してる」配信情報・Prime Videoで見る・U-NEXTで見る ・ABEMAで見る・FODで見る ◆背筋が凍る本格ホラー因縁で結ばれた3人が悪霊と闘う「客―ザ・ゲストー」<あらすじ>20年前、小さな村でパク・イルドと呼ばれる悪霊による残忍な殺人事件が発生した。悪霊が見えたせいで母親を失い、タクシー運転手をしながら事件の謎を追うファピョン(キム・ドンウク)。同じ事件で家族全員を失って司祭になったユン(キム・ジェウク)。ユンの兄に母親を殺害された刑事のギルヨン(チョン・ウンチェ)。3人はやがて運命に導かれるように出会い、パク・イルドとの闘いに挑んでゆく。<見どころポイント>東洋シャーマニズムと西洋エクソシズムとサスペンスを融合させ、多くのマニアを生み出したドラマ。「客と呼ばれるその悪霊は、東の海の深いところから来て人に乗り移り、残忍な殺人を犯す」という言い伝えが、この風変わりなタイトルにつながっています。霊媒師一家に生まれたファピョンは霊感が強く、韓国のあちこちで起きた犯罪が悪霊パク・イルドの操る下級霊のしわざだと気が付きます。20年前の因縁でお互いをよく思っていないものの、パク・イルドの正体解明と退治のためにファピョンと手を組むようになった司祭ユンと女刑事のギルヨン。ファピョンが霊感で事件を推理し、捜査はギルヨンが担当、下級霊に憑りつかれた人間を司祭のユンが退魔するという絶妙なチームワークが築かれていきます。捕まった悪霊はユンが命がけともいえるほど全力を尽くして退魔をするのですが、成功した場合は「パク・イルド~」と叫びながら大量の水を吐くとともに正気に戻り、失敗すると自分の右目を突き刺して憑りついた人間ごと自害するので、いずれの結果にしても怖いシーンが待っています。さまざまな事件を解決しながら、パク・イルドの真の宿主である人間に近づいていく3人。正体が見えないだけに「パク・イルドっていったい誰なのよ?」と思いつつ、周囲の人物がみんな怪しく思えて、怖いけど続きを見ずにはいられない。最後にはあっと驚く結末が待っています。「客―ザ・ゲストー」配信情報・WOWOWオンデマンドで見る朝鮮時代が舞台の傑作ゾンビアクション「キングダム」<あらすじ>権力を牛耳るチョ氏は崩御した王を秘術で生き返らせる。チョ氏の娘は王の子を妊娠しており、庶子であるチャン世子(チュ・ジフン)に王座を渡すことを阻止するため、出産までは王を存命させる必要があったのだ。父との面会を許されず、不穏な空気を感じとったチャン世子は、父の主治医に会うべく旅に出るが。<見どころポイント>ホラーの中でも人気のゾンビと朝鮮王朝の陰謀渦巻く人間模様に加え、謎解きのミステリー、アクションまで堪能できる作品。Netflixが約200億ウォン(20億)ウォンをかけて制作した初のオリジナル韓国ドラマとあって、映画並みの迫力と映像美が恐ろしさに拍車をかけます。多くのゾンビ作品では、ゾンビに噛まれた人間はいったん死ぬかゾンビとなって蘇生しますが、本作では、ゾンビに噛まれただけではゾンビ化しなかったのに、ある若者が飢えた病人たちにゾンビに噛まれて死んだ人間の肉を与えてしまったことで、一気に大量のゾンビを生み出してしまうのに背筋が凍ります。朝鮮時代には逃げるための車も、情報を伝達する電話もないため、パニックぶりはすさまじく、普段はカリスマあふれるチャン世子も、ゾンビに追いかけられると死に物狂いで全力疾走。クールなイメージのイケメン俳優チュ・ジフンの、こんなにもビビった顔を拝めるとは意外でした。また、このドラマのゾンビたちは夜になると動き出し、日が昇ると動かなくなる特性があるので、昼と夜のシーンでの緊張感の違いもいい味付けになっています。1話あたりが韓国ドラマにしては短い40~50分で、サクサク見られるのも魅力ですが、そもそもこの緊張感に耐えられる限界がそのくらいの時間なのかも。現在はシーズン2まで配信され、ゾンビの生態や謎も少しずつ明かされていますが、果たしてシーズン3ではどんな謎が明かされるのか、先が気になってたまりません。「キングダム」配信情報・Netflixで見るライター:安部裕子

    KstyleNews
  • “視聴者が幸せな気持ちになる”韓国ドラマハッピーエンドベスト5は?

    “視聴者が幸せな気持ちになる”韓国ドラマハッピーエンドベスト5は?

    ※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。一点の疑いもないハッピーエンドが視聴者を幸せにする。特に恋愛を軸にしたドラマの場合、三角関係がどれほどエスカレートしても、両思いで終えた方が良い反応を得てきている。まわりまわって恋を実らせた「歴代ドラマハッピーエンドベスト5」をご紹介。順番は順位とは関係なく、ドラマが放送された順だ。1.「シークレット・ガーデン」ヒョンビン&ハ・ジウォン2011年に終了したSBS「シークレット・ガーデン」は、気難しいデパートの社長キム・ジュウォン(ヒョンビン) と、貧乏だが武術監督を夢見るスタントウーマンのキル・ライム(ハ・ジウォン) の魂が入れ替わって繰り広げられるファンタジー恋愛ドラマだ。結末をめぐって数々の憶測が飛び交ったが、主にハッピーエンドを描いてきた脚本家、キム・ウンスクらしく「シークレット・ガーデン」もハッピーエンドを迎えた。ジュウォンとライムは3人の子供の親になってストーリーを終えた。2.「応答せよ1994」チョンウ&AratvNドラマ「応答せよ」シリーズで一番大きなテーマは、断然ヒロインの夫探しであろう。基本的に三角関係の構図を維持し、周りの人物も安心できない状況だ。2013年に終了したtvN「応答せよ1994」も最後までソン・ナジョン(Ara) の夫がスレギ(チョンウ) かチルボン(ユ・ヨンソク) かをめぐって視聴者の好奇心をくすぐった。結局、ナジョンの夫キム・ジェジュンがスレギであったことが明らかになり、ドラマは結婚式のシーンを見せてハッピーエンドで幕を下ろした。3.「星から来たあなた」キム・スヒョン&チョン・ジヒョン2014年終了のSBS「星から来たあなた」では、400年前、地球に落ちた宇宙人ト・ミンジュン(キム・スヒョン) とトップスターのチョン・ソンイ(チョン・ジヒョン) のファンタジー恋愛が描かれた。終盤に行くほど超能力が弱くなり、きっと消滅するだろうという推測で不安を煽っていた。ミンジュンは自身の星へ帰ったが、再びソンイの元に戻って幸せな愛を維持した。4.「ああ、私の幽霊さま」チョ・ジョンソク&パク・ボヨン弱気なヒロインナ・ボンソン(パク・ボヨン) に処女幽霊が憑依し、大胆になるという独特な題材のtvN「ああ、私の幽霊さま」(2015) も幸せな結末で視聴者から愛された可愛い恋愛ドラマだった。最終話では、幽霊のスネ(キム・スルギ) の憑依なしでも積極的にカン・ソヌ(チョ・ジョンソク) への愛情を表し、視聴者を微笑ましさをもたらした。5. 「太陽の末裔」ソン・ジュンギ&ソン・ヘギョ今年4月に終了し、その後も高い人気を誇ったKBS 2TV「太陽の末裔」は、仕事と愛両方に成功した主人公たちの真のハッピーエンドを描いた。死んだと思われていたユ・シジン(ソン・ジュンギ) が1年ぶりに帰ってきて、カン・モヨン(ソン・ヘギョ) と再会し、サブカップルだったが多いに愛されたソ・デヨン(チン・グ) とユン・ミョンジュ(キム・ジウォン) カップルもユン中将(カン・シニル) の許可を得て両思いとなる結末を迎えた。

    OSEN
  • 「tvN10 アワード」最高のスターたちが集結…イ・ソジン&チョ・ジヌンが大賞を受賞(総合)

    「tvN10 アワード」最高のスターたちが集結…イ・ソジン&チョ・ジヌンが大賞を受賞(総合)

    イ・ソジンとチョ・ジヌンが「tvN10 アワード」で栄光の大賞を手にした。ドラマとバラエティ番組部門ではそれぞれ「応答せよ1988」と「三食ごはん」が大賞の栄誉を手にした。 9日、tvNの10年間を決算する「tvN10 アワード」が韓国で生中継された。ここ10年間tvNを輝かせたスターたちが総出演した。 tvNバラエティアイコン賞は「花よりおじいさん」シリーズのH4であった。「花よりおじいさん」は旅行バラエティ番組のスタンダードを策定した番組だ。同日の授賞式にはH4ことイ・スンジェ、パク・グンヒョン、シン・グ、ペク・イルソプが参加した。最年長のイ・スンジェは「僕たちは授賞をしようと来たが、逆に賞を頂くことになった。このおじいさんたちを忘れることなく賞をくださってとても感謝している」と受賞の感想を述べた。tvNを輝かせた最高のMCとしてはシン・ドンヨプが選ばれた。今回の授賞式のMCとして活躍したシン・ドンヨプは「好きな仕事をしながら生きていくのは幸運だと思う。しかも好きな仕事をして賞も貰う? これは祝福だ」と感想を述べた。ハイライトは最高の俳優部門だった。女子部門の候補としては「ディア・マイ・フレンズ」のコ・ヒョンジョン、キム・ヘジャ、「シグナル」のキム・ヘス、「2度目の二十歳」のチェ・ジウ、「また!?オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~」のソ・ヒョンジンが挙がった。受賞者はキム・ヘスだった。キム・ヘスは「候補の紹介でキム・ヘジャ先輩が出た時に胸が震えた。俳優というのは、こんなに短い刹那でも人の胸を一杯にする。この場は、ある意味で10年の時間を評価される場だが、『シグナル』も過去と現在を通じて時間を語るドラマだった。素敵なドラマに参加できて光栄だった。私が出演した作品を見ながら胸が一杯になった経験も初めてだった」と感想を述べた。 男子部門の候補には「ミセン-未生-」のイ・ソンミン、「シグナル」のイ・ジェフン、チョ・ジヌン、「また!?オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~」の神話(SHINHWA) のエリックが名を連ねた。受賞の栄光を手にしたのはイ・ソンミンだった。イ・ソンミンは「チョ・ジヌンが貰うと思っていた。チョ・ジヌンが受けなければならない賞を私が受けたようだ。このような賞があること自体知らなかった。とても当惑している。賞をくださったみなさんに感謝している。『ミセン-未生-』だけでなく、すべてのドラマのスタッフとこの賞の光栄を分かち合いたい。また次に授賞式が行われるとしたら、その時はスタッフたちのための賞を作ってほしい」と受賞の感想を述べた。残ったのは大賞だった。バラエティ番組部門の大賞はイ・ソジンが手にした。イ・ソジンは「三食ごはん」「花よりおじいさん」をヒットさせ、タレントとしても完璧に活躍した。イ・ソジンは「バラエティ部門で賞を貰うとは思ってもいなかった。4人の先生(H4) と旅行をしたが、今後もまたぜひ旅行に行きたい。『三食ごはん』はヒットするとは思っていなかった。チャ・スンウォンが助けてくれた」とウィットに富んだ感想を伝えた。演技部門の大賞はチョ・ジヌンが主人公となった。「シグナル」で名俳優としての品格を思う存分披露したチョ・ジヌンは「授賞式にしては本当に楽しい。感謝し、幸せなことだ」と話を始めた。チョ・ジヌンは「『シグナル』という作品をしながら、相当重い痛みに共感しなければならなかった。単に楽しいだけではいられない人々がこの瞬間にもいるということを忘れてはいけない。ここにいるみなさんに共感してほしい。最後までみなさんを代表して笑いを届けたい」と話した。バラエティ部門のコンテンツ大賞は「三食ごはん」が、ドラマ部門のコンテンツ大賞は「応答せよ1988」が受賞した。「三食ごはん」の代表として受賞したチャ・スンウォン、ユ・ヘジンは「久しぶりにファミリーに会えて本当に嬉しい」、「良い思い出になっただけで嬉しいのに、賞まで頂いて本当に感謝している」と感想を述べた。「応答せよ」シリーズを演出したシン・ウォンホプロデューサーは「5年前にこのテレビ局に来た時、『授賞式があればいいのに』と思っていた。このように大きな授賞式で大きな賞を頂くなんて想像もしていなかった。『応答せよ1997』があってこそ『応答せよ1994』があり、『応答せよ1994』があってこそ『応答せよ1988』があった。シリーズをともにした全員に与える賞として受け取る」と感想を述べた。他にも「ああ、私の幽霊さま」「シグナル」「また!?オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~」「ナイン ~9回の時間旅行~」「応答せよ1994」「新西遊記」「花より」シリーズ、「三食ごはん」シリーズがコンテンツ本賞の光栄を手にした。最も多く受賞したのは「応答せよ1988」だ。Girl's Dayのヘリとリュ・ジュンヨルがそれぞれ男女のホットな俳優賞を、キム・ソンギュンとラ・ミランが男女のシーンスティラー賞を、パク・ボゴムがアジア賞を受賞した。

    TVレポート
  • 幽霊×ラブコメ×憑依…絶妙なアンサンブルが放つ、切ないファンタジー+爆笑コメディの融合!―「ああ、私の幽霊さま」鑑賞コラム Vol.2

    幽霊×ラブコメ×憑依…絶妙なアンサンブルが放つ、切ないファンタジー+爆笑コメディの融合!―「ああ、私の幽霊さま」鑑賞コラム Vol.2

    ラブコメでは終わらせない、ヒロインが成長していく姿最近の韓国ドラマはつくづくただのラブコメでは終わらせない。「ああ、私の幽霊さま」も憑依ロマンスという異色のコンセプトを掲げ、気弱な少女が幽霊に助けられて愛を手に入れていく過程をラブコメチックに描きつつ、サイコパスが登場するサスペンスミステリーを加えて、ヒロインが人間としても成長していく姿が描かれていく。見る方も、ほう、そう来るか、そしてそっちに行くのね、なるほど~、という具合に想像力をあちこちに働かせるのでなかなか忙しいが、その分楽しくもある。「俺の体目当てで付き合ってるのか?」男女逆転の構図で爆笑の嵐!このドラマ、まず、幽霊の活き活きっぷりがいい。がらっぱちだけど元気のいい幽霊スネ(キム・スルギ)。ろくな恋愛経験もなく、処女のまま死んだ悔しさで成仏できないのだとこの世をさまよっている。そんな幽霊が、暗~くうつうつとしているヒロイン、ボンソン(パク・ボヨン) に憑依する。ボンソンも最初は知らぬ間に憑依されていたけれど、そのうちに幽霊と対面し、ボンソンと幽霊は積極的にタッグを組んでそれぞれ目的を達成しようとする。「二人は一心同体よ、恨みを晴らして恋もゲット!」と、幽霊がこんなに前向きでいいのか? と笑ってしまうほどやる気満々の幽霊に引っ張られるように、ヒロインもどんどん強くなっていく。憧れのシェフ(チョ・ジョンソク) と目も合わせられなかったのに、シェフを自分の男にしたいと欲が出てくるのだ。幽霊に取り憑かれて生き生きしてくるというのも皮肉な面白さだ。この憑依されているときの、かわいくていかにも愛らしい顔のパク・ボヨン扮するヒロインが、幽霊のせいで急に毒舌を吐き、淫乱に振る舞うようになって周囲を驚かせていくギャップが面白く、チョ・ジョンソク演じるツンデレシェフを押し倒す勢いで積極的にアプローチしていく様子が最高に楽しい。ここはパク・ボヨンの演技達者ぶりが発揮されるところで、幽霊役のキム・スルギの「あはっ、きゃはっ」という高低差が激しい賑やかなしゃべり方を見事に再現しているのが素晴らしい。そして、シェフが「俺は天下のカン・ソヌだぞ」などと偉そうだったのに、あの手この手で迫ってくるボンソンを必死でかわす姿がこれまた笑える。「俺の体目当てで付き合ってるのか?」「こんなの普通女のセリフだぞ」といいながら「俺は保守的で慎重な男なんだ! 先走らないでくれ~」と男女逆転した構図が繰り広げられ、爆笑の嵐なのである。「毎日を大切に生きないと」コンプレックス克服成長ストーリーこの、ワンコがじゃれ合っているような、かわいくて甘いカップルにメロメロしながら見ていくと、シェフを挟んで幽霊との切ない三角関係になったり、ボンソンの、幽霊のおかげで自分が好かれているのか、と自分のアイデンティティーが揺らいでいくコンプレックス克服成長ストーリーになったり、そのまた次には幽霊スネの死の真相を巡るハラハラのサスペンスになっていく。そして見終わると、優しさと切なさを伴って「毎日を大切に生きないと」と思わせてくれるのだ。だから、ヒロインならずともこう思うだろう。「ああ、幽霊さま」大事なメッセージと楽しかった時間をありがとう。田代親世(韓国エンターテインメントナビゲーター)■作品情報「ああ、私の幽霊さま」DVD SET1&レンタルDVD Vol.1~6 リリース中DVD SET2&レンタルDVD Vol.7~13 リリース中発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント(C)CJ E&M Corporation, all rights reserved.■関連サイトDVD公式サイト:http://kandera.jp/sp/yurei/

    KstyleNews
  • イム・ジュファン、ドラマ「ああ、私の幽霊さま」を語る

    イム・ジュファン、ドラマ「ああ、私の幽霊さま」を語る

    ※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。近年韓国では、幽霊&ラブコメブーム。そして新たに日本に上陸した憑依ラブコメディ「ああ、私の幽霊さま」。幽霊に憑依されるというあり得ない状況から始まる恋の行方を、コメディ&ハートフルに描いた本作品は、現在DVD SET1&2ともに好評発売中だ。これを記念して、パク・ボヨン演じるヒロインを見守る警察官を演じたイム・ジュファンのインタビューが到着! 二面性のあるキャラクターを演じた感想から共演者との話、そして出演者ならではのエピソードなど、たっぷり語ってもらった。―「ああ、私の幽霊さま」に出演していかがでしたか?イム・ジュファン:出演することになったこと自体が幸運でした。どう表現したらいいかわからないのですが、その一言しか思い浮かびません。私が出演したこのドラマを見て、俳優の友人や知人たちからとても羨ましがられました。「撮影現場の雰囲気がとてもいい」「監督は演出がうまいなあ」「カメラ監督のアングルがとてもいい」「共演俳優たちも演技がうまい」「現場の雰囲気がとてもいいんじゃない?」みたいな声をたくさん聞きました。友達の俳優たちが視聴者の立場から見た時にそう感じるくらいですから、私が撮影現場で演じている時は本当に幸せでした。この作品に参加できたこと自体がとても幸運だったと思っています。―演じたチェ・ソンジェについて紹介してください。イム・ジュファン:ソヌの義理の弟で警察官ですが、実は主人公に憑依する女性を殺した殺人犯という役柄です。彼は人間の基本的な善の部分と悪の部分の両方を持っている人だと思います。悪い霊に憑依されることもあり、そのせいで悪い行動をしてしまうこともありますが、その行動自体は人間の本質的な反応であるとも思いました。ドラマのシーンの中でこのようなシーンがありました。犬がほえているという知らせを受けて、主人に犬を黙らせるように現場に出動してみると、犬はずっとほえているが、犬の主人は見当たりません。そして次のシーンでは犬があまりにほえるので、殴られてキャンキャンと悲鳴をあげているところがあります。どんな人であっても犬がうるさくほえれば、静かにしろと小突いてみたくなるじゃないですか。それが素直な反応だと思うんですね。それが過激になって悪行(犯罪) になってしまうだけで、基本的にはすべての人が、犬がうるさくほえれば、そんなふうに考えるのではないかと思いました。もちろん、ドラマですからより過激に悪く表現しなければいけないこともありますけれど。そしてその一方で人々に接する時には笑って善良に振るまい、物事を良く捉えて肯定的に反応します。それも見方を変えれば、すべての人々の持っている基本的な良い部分だと思ったんですね。このように彼も普通の人のように両面性を持っている人物ではないかと考えました。―初めは正体を隠していて、後で正体がばれてからの目つきが、ぞっとするほど残忍なものでしたね。イム・ジュファン:そのように楽しんで見ていただいてありがたいのですが、こう言うとがっかりされるかもしれませんね。実は、あれはとてもシンプルにやったんです。あれこれ悩むことなくシンプルに表現をしようと考えました。ドラマを見ている方の好奇心を刺激することは必要でしたが、私がすべて演技をして見せてしまうと、つまらないと思いました。それは監督や脚本家の先生も同じでした。俳優がこうすれば恐いだろうと思って演じてみせるのではなく、ドラマを見ている方々が恐さを感じるようにすることが、私の目標であり作家や監督の意図したことでした。―役を演じるために特に準備したことはありますか?イム・ジュファン:演じるために特に準備したようなこともありませんでした。とてもシンプルでしたね。撮影現場に行く時もセリフがあればセリフだけを覚えて、状況についてはほとんど考えなかったです。監督から「このように演じて」と言われれば、そのようにすぐにやり直しました。―卓越した演技力の持ち主ですね。イム・ジュファン:さきほどただシンプルに演じたと言いましたが、それに対するプレッシャーもありましたよ。なぜなら不安じゃないですか。シンプルに演じていることが、ドラマを見ている方の好奇心を刺激するような結果につながらなければ、すべてのことが水の泡になるのですから、不安な気持ちは大きかったですね。でも、監督が私を信頼してそういう演技をやらせてくれたので、私も監督を信じてついて行きましたね。―二面性を描く演技でしたが、いかがだったんですか?イム・ジュファン:全く難しいとは思いませんでした。その部分もシンプルに演じました。なぜならやたらと悪い人相をするとか歯を噛みしめるとか、そういった必要はなく、ただ何の感情も持たずに見つめれば冷たい感じになるものです。感情がないということ自体が冷たいということですからね。だから、人を害する時、何の感情も持たないということが最も恐ろしいことだし、恐怖を感じさせると考えたんですね。―モニターを見た時のご自分の演技に対しての満足度はどのくらいですか?イム・ジュファン:自分のことを評価するなんて、私はまだまだヒヨッコですから。多くの方々が良いと言ってくださるから、うまくやれたんだなと思っています。まあまあ合格点だったのかなと思いました。―パク・ボヨンさんチョ・ジョンソクさんらと共演してみていかがでしたか?イム・ジュファン:多くの才能を持った俳優だと思いましたね。このドラマには恋愛のシーンやコミカルなシーン、そして音楽的な部分では、楽器を演奏するシーンなど、様々なシーンが登場します。2人ともそれらのシーンを何の遜色もなく、そつなくこなし、演技のアイデアなども色々と提案していましたから、とても優れた俳優だと思いました。私だけの考えかもしれませんが、私は俳優というのはとても賢くないと、やっていくのは難しいのではないかと思っています。台本で表現されているものと、視聴者が演技を見た時にいいなと感じるものとを、素早く感じ取ることができること。作家がそのシーンにおいて表現したい、伝えたいと思っているニュアンスやメッセージを、素早く正確に把握し表現できること。これが俳優として必要な素質だと思っているのですが、お2人はそういったものを十分に備えていると思いました。―最初、チョ・ジョンソクさんがキャスティングされたと聞いた時、どのように思いましたか?イム・ジュファン:彼のことは知らなかったんです。パク・ボヨンさんのことは知っていました。ドラマへの出演が決まった時は、台本も読んでいませんでしたし、監督にも会っていませんでした。事務所からの連絡で「ああ、私の幽霊さま」というドラマをやることになった。ヒロインはパク・ボヨンさんだ。それだけ言われました。それを聞いた時は、パク・ボヨンさんが本当にドラマに出演するのだろうかと思いましたね。なぜならこれまでずっと映画だけをやってきているようでしたから。自分が演じる役の名前も内容も全く知りませんでしたが、パク・ボヨンさんが出演するというのでOKしたんです。キャラクターの名前もドラマの内容もまったく知らないのにOKしたんですよ。―女優たちと共演してみていかがでしたか?イム・ジュファン:パク・ボヨンさんの演技には感嘆するばかりでした。演技力や感受性は他の追従を許さないほどで、あの小さな体のどこにそんなすごい力が隠れているんだろうと不思議なくらいです。スルギさんも表現力の優れた女優だと思いました。本能的に演じているのでしょうが、素晴らしいと思いました。以前の作品は見たことがないのですが、明確な表現というのはどういうものかをよく知っている女優だと思いました。「それでもお父さんじゃないの、何でなの」というセリフがあったのですが、あの年齢で、あんなにも胸に響く表現ができるなんて驚きましたし、表現がとても的確で感動しました。あのシーンがとってもよかったですと言ったら、スルギさんは、とてもたいへんなシーンで、ちょっと変じゃなかったかしらと謙遜したけれど、僕は本当にあのシーンに感動したんですね。そのくらい彼女もすばらしい女優ですよ。―イム・ジュファンさん演技ついて、ドキッとするほどすごかったと女優たちが口を揃えて言っていましたが、演技に対しての集中力がそれほど高いということでしょうか?イム・ジュファン:違いますよ。本当にシンプルに演じただけですから。深く色々考えたりしなくて、普通にやっただけなんですよ。でも確かにどういう状況での演技なのかはしっかりと把握してから演じました。スルギさんを浴槽に浸けるシーンでも監督に尋ねました。「溺死をさせようとしているのか、それともすでに死んでいる状態で浴槽に浸けようとしているのか」と。そうしたら瀕死の状態で、息の根を止めるために浴槽に浸けるという状況のようでした。殺そうと必死で浴槽に浸けるのならば恐い顔で演じる必要もあるでしょうが、瀕死の状態なら片手でやれば十分だろうと考えて、それであのような平然とした演技になりました。そんなふうに常にシンプルに考えて演技にはアプローチしていきました。シン・ヘソンさんは、撮影現場で会って「ご飯食べたか?」と私が声を掛けると、ドキッと驚いて脅えているようでもありました。私が年上で先輩だから緊張でもしているのかと思ったのですが、そうでなくて犯行のシーンを一度も見ていなくて家では優しい夫のふりをしていたのに、外で凶悪な犯罪を犯しているシーンをモニターで見て、あまりにショックで、その時に私が撮影現場で声を掛けたので、びっくりしてしまったようでした。―幽霊はいると思いますか?イム・ジュファン:私は現実的で信じないけれど、宗教的なことや霊的なことについては存在すると思っています。怖がったりはしませんよ。私は悪夢などにうなされることもなくて、横になるとすぐに眠れるほうで、気がつくと朝になっています。―秘密の中心となる人物だということを知っていましたか?イム・ジュファン:いいえ。全く知りませんでした。聞くところによると日本では初めから台本が全部できていると聞きました。ところが韓国ではシノプシスとキャラクター説明と4話程度の台本が出ている状況で台本の読み合わせがあり、ドラマの撮影が始まります。でも1話から4話まではチェ・ソンジェの役割については説明がないです。このキャラクターをどのような方向性で演じなければいけないのか、ほとんど説明がないんです。それで監督と作家に後半にどうなるのか少し尋ねました。そして、その言葉を信じて演じるしかなかったんですね。そしてその言葉通りの台本を書いてくださっただけでも幸いでした。なぜなら韓国のドラマの撮影現場では、色々な事情から内容が変更になることが多々あるものですから。だから私としては監督を信じて演じるほかありませんでした。―NGが頻発したり、撮影に苦労したシーンはありますか?イム・ジュファン:NGはありましたよ。セリフを間違えたり、技術的にうまくいかなかったりとか、カメラへのインやアウトを間違えてしまったりした場合もありますね。でも、私の場合は撮影よりもメークなどの準備のほうが大変でしたね。家を出て撮影を開始する前までのほうが時間が長くて、撮影自体は始まったと思ったらすぐ終わるような感じでしたね。私が上手いとかそういうことではなくて、監督の絵コンテや演出がしっかりしていて、どのようにチェ・ソンジェを演じていいかもしっかりと示してくれたので、私も監督を信じて演じるだけでよかったんですね。私の役目というか目標は、ドラマを見てくださっている方にこの後どうなっていくんだろうと思わせ、意外な展開にドッキリさせたり緊張させたりすることでしたからね。うまくいったみたいです。―特に記憶に残っているシーンはありますか?イム・ジュファン:多くの方々がエンディングシーンや首を絞めて殺すシーンを挙げるのですが、このシーンではなくて個人的に愛着のあるシーンがあります。スネの父親が食堂で倒れていて、倒れているおじさんをそのままにして、同僚警官が入ってくると笑って「おじさんはいないようだ。イイダコ炒めでも食べに行こう」と言います。そのシーンがいちばん緊張をしたシーンでしたし、どう演じようか悩んだシーンでした。なぜなら、それまでは怪しげな雰囲気を匂わせてはいましたが、このシーンはチェ・ソンジェが悪役であることをはっきりと示すシーンだったんです。このシーンがうまくできないと、次からのシーンでキャラクターの演技が生きてこないと思ったんですね。監督と相談をしてシンプルな演技にしましたが、私としてはかなり悩んだシーンでした。おかげでドラマを見た多くの方もかなり驚いたようです。ネットの書き込みもすごかったみたいですね。後頭部をいきなりガンと殴られたぐらい衝撃的だったみたいです。―撮影現場に必ず持って行く物はありますか?イム・ジュファン:電気カミソリです。夜通し撮影をやるとヒゲが伸びてきますからね。それからキャラクターの感情を捉えたいと思った時は少し歩きます。考えながらぐるぐる同じ所を歩き回ります。うろうろするとでも言いましょうか。そうしている間に照明などのセットのセッティングが整うんですね。―座右の銘はありますか?イム・ジュファン:昔からあるのですが、「私が浪費した今日は、昨日亡くなった人々が生きたいと切実に望んだ明日だ」というものです。一日一日を大切に生きようという意味ですね。少し詩的な感じがするものですが、それで気に入っているのかもしれませんね。―今後どんな俳優になりたいですか?イム・ジュファン:こういった俳優になりたいという目標よりも、まず、俳優になっていたらいいですね。今は職業が俳優というだけで、本当に俳優になったという感じがしないんです。どこかに行って俳優イム・ジュファンですとあいさつするのが、まだまだ恥ずかしくて赤面してしまいます。―新しく私が挑戦できた部分や、やりがいを感じた部分はありましたか?イム・ジュファン:多くの方々が疑問に思ったでしょうね。あんな顔をして何が悪役なんだと、だからうまくやり終えることができて気分がよかったですね。俳優というのは白い画用紙のようなものだと思っています。独自の色を持っているのが俳優だと考える方もいらっしゃいますが、私はむしろ、どんな色にもなれる白い色でなければいけないと思っています。どんな色に塗られても、しっかりとやりこなせなければいけないというのが私の考えです。ほとんどすべての人が私に対して、悪役なんて本当にやれるのかと疑問を抱いたと思うんですね。ドラマなどでは強面や強そうなイメージの俳優が悪役をやりますからね。でも、そういうイメージの人だけが悪いことをするわけではないですよね。虫も殺さないような善良そうな人が、とてつもない犯罪を行っている場合もありますよね。それと同じように私も、今回の作品で俳優として、私にもこんな演技ができるんだということを、しっかりとアピールすることができましたし、みなさんの予想をいい意味で裏切ることができて、スカッと胸がすく思いでした。―ドラマ出演後、人気を実感したことはありますか?イム・ジュファン:実感をします。ドラマが終わってからというもの、ほとんど休日がありません。ずっとインタビューがあったり、芸能番組への出演や取材が続いたりしています。以前は、事前製作の作品を主にやっていたので、製作時間が長いんですね。その間にオーディションを受けたり、ミーティングをしていたりしたのですが、今はまずキャスティングが先で、出演のオファーが続いています。でもそういうのはこれまでにはなかったことなので、何だか慣れなくてきまりが悪いし、申し訳ないような気持ちにもなります。『おバカちゃん注意報』に出ていた時は、私のことを知っている人は年配の方ばかりでしたが、このドラマに出てからは、小さな子供まで私のことがわかるみたいで、私としてもちょっと不思議な気分です。―軍隊に行って変わったことはありますか?イム・ジュファン:軍隊に行く前は、心のどこかに焦っていたようなところがあったのだと思いますね。入隊前の私の俳優としての活動期間はほんの少ししかなかったので、それは良い作品に出会うための下積みの時間だったと思っています。以前は自分がいちばん年下だったのですが、除隊して芸能界に戻ってみると、自分より後にデビューした後輩たちがたくさんいて、おのずと責任感が生まれました。それに演劇映画学科を卒業する方や俳優を志す方も増えたので、そういったことからも責任感が生まれましたね。恥ずかしくないようにしよう。撮影現場は練習するところじゃないということです。―放映されたドラマを見た家族や友人たちから何か言われましたか?イム・ジュファン:家族はそういった話はあまりしません。何も言われないことが、自分がちゃんとやれているということなんだと思っています。私がすることに対して関わらないようにしてくれているみたいです。周りの人たち、特にチョ・インソンさんやキム・ギボムさんほか、友人たちみなが良いと言ってくれてありがたいと思っています。―日本のファンのみなさんに最後にメッセージをお願いします。イム・ジュファン:こんにちは「ああ、私の幽霊さま」でチェ・ソンジェ役を演じたイム・ジュファンです。韓国でとても好評を博したドラマです。みなさんもとても楽しくご覧になれると思います。私だけでなく、一緒に出演した俳優の方々をはじめ多くのスタッフが苦労して作り上げた作品です。ドラマの演技や俳優たちばかりでなく撮影で苦労したスタッフのみなさんについても思いを馳せてくださるととてもうれしく思います。ドラマを楽しんでください。幸せに。それから(私の演技を) 恐がってくださるとうれしいです。ありがとうございました。■作品情報「ああ、私の幽霊さま」DVD SET1&レンタルDVD Vol.1~6 リリース中DVD SET2&レンタルDVD Vol.7~13 リリース中発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント(C)CJ E&M Corporation, all rights reserved.■関連サイトDVD公式サイト:http://kandera.jp/sp/yurei/

    KstyleNews
  • パク・ボヨン、初主演ドラマ「ああ、私の幽霊さま」を語る

    パク・ボヨン、初主演ドラマ「ああ、私の幽霊さま」を語る

    ※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。近年韓国では、幽霊&ラブコメブーム。そして新たに日本に上陸した憑依ラブコメディ「ああ、私の幽霊さま」。幽霊に憑依されるというあり得ない状況から始まる恋の行方を、コメディ&ハートフルに描いた本作品は、現在DVD SET1&2ともに好評発売中だ。これを記念して、チョ・ジョンソクとともに主演を務めたパク・ボヨンのインタビューが到着! 撮影現場の雰囲気やエピソード、ドラマの見どころを語ってもらった。―本作への出演が決まった時はいかがでしたか?パク・ボヨン:キャスティングオファーをいただき、台本を読んでみたら、最初はちょっと怖かったんです。アプローチを一歩間違えると、見ている方に嫌悪感を与えてしまう気がして、どのように表現すればいいのかと悩みました。でも、監督に会って、この方なら信じてついていくことができると思いました。(出演を) 決めてからは監督と話をしながら、撮影準備をしている毎日がとても楽しかったです。―初のドラマ主演で、幽霊が見えるという難しい役柄だったと思ますが、いかがでしたか?パク・ボヨン:演じる前は一人二役のような部分もあり、キャラクターを行ったり来たりしないといけなかったので少し心配でしたが、終わってからこの作品をやってよかった、この人たちと一緒にお仕事して良かったと思っています。まさにラッキーだったなあと、思えるほど幸せな夏でした。―劇中では積極的なスキンシップや刺激的なセリフも多く、パク・ボヨンさんにとっては初のキスシーンもありましたが不安はありましたか? 相手役チョ・ジョンソクさんと共演してみた感想は?パク・ボヨン:実はそのことがすごく心配だったのですが、チョ・ジョンソクさんが現場で上手にリードしてくれたので、無駄な心配だったと思えるほど演じやすかったです。―ナ・ボンソンは臆病で自分に自信が持てない女の子ですが、パク・ボヨンさんご自身と共通点はありましたか?パク・ボヨン:人見知りの部分と、ボンソンが明るくなった時シェフたちに真ん中ナ・ボンソンという表現をする時のボンソンが私と一番似ているなと思います。―撮影中の印象に残ったエピソードがあったら教えてください。パク・ボヨン:チョ・ジョンソクさんとの出演シーンが一番多かったのですが、一緒に演技しながらチョ・ジョンソクさんがかなりお茶目で笑いを我慢できなくてカメラに映らないからとジョンソクさんが笑っているから私も集中ができなくて(笑)。このはがゆい気持ちを誰かわかってくれるかなと思っていたら、撮影監督が後ろから「チョ・ジョンソクさんの頬が上がっているのが見える」とおっしゃってくださって(笑)。笑わずに一生懸命にやろうと、それ以来、楽に演じることができました。現場はすごく和気あいあいな雰囲気で、みんないい感じでした。ソビンゴ役のイ・ジョンウンさんやサンレストランの調理スタッフたちも現場に入ると、集まっておしゃべりしたり遊んだりして、とてもリラックスした雰囲気で撮影をしていました。だからいい雰囲気でドラマも仕上がりました! その中でも一番のムードメーカーはチョ・ジョンソクさんでした。―幽霊の存在は信じますか?見たことはありますか?パク・ボヨン:見たことはないのですが、(幽霊は) 存在すると思います。私は撮影する前に幽霊というと、夏の特別番組に出てくるみたいに悪い霊だけと思っていたのですが、今回の作品でスネのようにかわいい幽霊もいるのかもと思ったので、前よりは幽霊が怖くなくなりました。―ドラマの見どころ、おすすめのシーンは?パク・ボヨン:全体の見どころというよりは、このドラマは一話ごとそれぞれに見どころがあります。この回はボンソンのエピソードがメイン、この回はカン・ソヌシェフ、サンレストランの方たちの話のように、見どころもポイントも多くて一話一話の流れのままご覧いただければいいドラマだと思います。おすすめのシーンは、ボンソンが横断歩道をはさんでソヌを見つめ、躊躇していたけど勇気を振り絞って走って行き、ソヌに抱きつくシーンです。それは憑依されたボンソンではなく、素のボンソンがもう一度元気を取り戻したシーンでした。いつもしょんぼりしていた姿から、本来のボンソンへ一歩前に進むシーンだったので、とても思い出深い場面となりました。―好きな異性のタイプは?パク・ボヨン:世の中にカン・ソヌのような男性が本当にいるの? というような話を撮影中にスタッフの皆さんともいっぱい話しました。本当にカン・ソヌシェフのような男性がいれば、みんな好きになると思います。ドラマ出演後からはカン・ソヌシェフのような人に会えたらいいなと思うようになりました。撮影中にゆっくり長く行こうのシーンを撮った時も本当にこんな人がいるかなって。私もナ・ボンソンのおかげで甘えるのってこういう時にこうするのかと、たくさん勉強になりました。―今後どんな役を演じてみたいですか?パク・ボヨン:私はいつもやってないことをやってみることが目標なので、これまでやってないことに挑戦したいです。ボンソンを演じてから愛の感情について少しわかるようになったので、次回は正統派ラブストーリーもやってみたいです。楽しみです(笑)。また、以前チョ・ジョンソクさんと「もしもシーズン2ができたとしたら、カン・ソヌが<幽霊さま>に憑依されるのかもね? と話をしたことがあります。ソヌがボンソンに積極的なアプローチをしかける、そういうドラマをやったら面白そうだねと(笑)。―最後に視聴者にメッセージをお願いします。パク・ボヨン:「ああ、私の幽霊さま」みなさん、ぜひとも応援宜しくお願い致します。■作品情報「ああ、私の幽霊さま」DVD SET1&レンタルDVD Vol.1~6 リリース中DVD SET2&レンタルDVD Vol.7~13 リリース中発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント(C)CJ E&M Corporation, all rights reserved.■関連サイトDVD公式サイト:http://kandera.jp/sp/yurei/

    KstyleNews
  • チョ・ジョンソク&パク・ボヨン「ああ、私の幽霊さま」DVDリリース記念Twitterクイズキャンペーンを本日(5日)より実施!

    チョ・ジョンソク&パク・ボヨン「ああ、私の幽霊さま」DVDリリース記念Twitterクイズキャンペーンを本日(5日)より実施!

    ツンデレ・カリスマシェフのカン・ソヌに片想い中で、弱気な落ちこぼれのナ・ボンソンが、恋愛体質のおてんばセクシー幽霊シン・スネに憑りつかれ大変身! ロマンティック・ラブコメディ「ああ、私の幽霊さま」DVD SET1&2 が好評リリース中!ミュージカル界のトップスターであり、「最高です!スンシンちゃん」などの実力派俳優としても知られるチョ・ジョンソクが、幽霊に愛されてしまうイケメンシェフ役を好演。ナ・ボンソンを演じるのは、『私のオオカミ少年』のパク・ボヨン。小心者でうぶな素顔と、幽霊が取り憑いたときのエッチで大胆な正反対の2つの顔を演じ分け、視聴者を釘付けに! 幽霊に憑依されるというあり得ない状況から始まる恋の行方を、ぜひお楽しみに!DVDリリースを記念して、チョ・ジョンソク、イム・ジュファン、パク・ボヨンのサイン入りグッズがGetできる、Twitterクイズキャンペーン実施! メイキング映像を見て、クイズの答えを選んでリツイートすると、抽選で10名様に超レアな直筆サイン入りグッズなどがプレゼントされる。本作で見逃せないシーンのひとつ、幽霊に憑依されたヒロイン・ボンソンが、大胆にも憧れのイケメンシェフ・ソヌに迫るシーン。リハーサル中で「母さん~、私こんな(大胆な)演技してる」と叫ぶパク・ボヨン。「吹き出しそう」という彼女に「笑わないように頑張ろう」と余裕のチョ・ジョンソク。「こいつは正気じゃない」と逃げるチョ・ジョンソクの服を、脱がそうと必死迫るパク・ボヨン。そこでいよいよ笑いをこらえチョ・ジョンソクにパク・ボヨンが、「先に笑ったでしょ」と指摘! NGを出した彼に対して、彼女が発した怒りの言葉とは如何に?正解はSET1もしくはレンタルDVDに収録されている特典映像をチェックすると一目瞭然!今すぐクイズの答えを選んでリツイートをしよう!■キャンペーン概要「ああ、私の幽霊さま」DVD Twitter クイズキャンペーン【実施期間】2016年7月5日(火)~8月22日(月)23:59まで ※当選された方には、2016年9月上旬にTwitterのDMにてお知らせします。【内容】・Twitterで@kandoraDXをフォロー頂きます。・メイキング映像から出題されたクイズの答えを選んでRT(リツイート)してください。・正解した方の中から、抽選で10名様に超レアな直筆サイン入りグッズなどをプレゼントいたします!・当選された方には、TwitterのDMにて9月上旬までにお知らせします。指定の期日以内にご返信がない場合は、応募の対象外になります。【賞品内容】・チョ・ジョンソク直筆サイン入り色紙1名様 ・パク・ボヨン直筆サイン入り色紙1名様・イム・ジュファン直筆サイン入り色紙1名様 ・チョ・ジョンソク直筆サイン入り海外版プレス1名様・パク・ボヨン直筆サイン入り海外版プレス1名様 ・チョ・ジョンソク&パク・ボヨン 直筆サイン入り海外版プレス2名様 ・「ああ、私の幽霊さま」オリジナル500円分QUOカード3名様詳細はこちらにて⇒http://kandera.jp/sp/yurei/twicam■DVD情報「ああ、私の幽霊さま」・DVD SET1、2 発売中& レンタル中各¥15,200+税発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

    KstyleNews
  • ソ・イングク“チャラ男シェフ”を見事に演じきって、ドヤ顔! 「ああ、私の幽霊さま」DVD SET2メイキング映像の一部を公開

    ソ・イングク“チャラ男シェフ”を見事に演じきって、ドヤ顔! 「ああ、私の幽霊さま」DVD SET2メイキング映像の一部を公開

    ロマンティック・ラブコメディ「ああ、私の幽霊さま」DVD SET2が、いよいよ7月2日(土) にリリース! 弱気な落ちこぼれのナ・ボンソンが、恋愛体質のおてんばセクシー幽霊シン・スネに憑りつかれ大変身! ボンソンを演じるのは、『私のオオカミ少年』のパク・ボヨン。小心者でうぶな女子と、幽霊が取り憑いたときの大胆女子の2つの顔を熱演! そして、彼女が猛アプローチするのが、ツンデレ・カリスマシェフのカン・ソヌ。ミュージカル界のトップスターであり、「最高です!スンシンちゃん」などの実力派俳優としても知られるチョ・ジョンソクが、イケメンシェフ役を好演。ボンソンに取り憑く幽霊役に個性派女優キム・スルギ、二面性のある警察官にイム・ジュファン、イケメンシェフ役に若手俳優クァク・シヤンと豪華共演も見所。さらに、人気のイケメン俳優のソ・イングクが、帰国子女のシェフ役でカメオ出演! 幽霊に憑依されるというあり得ない状況から始まる恋の行方から目が離せない。今回リリースを記念して、DVD SET2に収録されている特典映像のメイキングPart2の一部を特別に公開! サンレストランに現れた謎のシェフ エドワード・ソ役で出演をしたソ・イングク。本作を生み出した「ナイショの恋していいですか!?」(ソ・イングク主演) のユ・ジェウォン監督とヤン・ヒスン脚本家との繋がりから、彼のカメオ出演という嬉しいサプライズに! 片手でフライパンを振るという難しいシーンに必死のソ・イングクに「よし、その感じで行け~!」とスタッフ激励エールに苦笑い。「何かダルくなってきた。重いから疲れる」とぼやき始める彼。シェフ姿をスタッフに「似合ってます」と褒められると、カメラに向かってドヤ顔を披露。オールバックのヘアスタイルである自分の姿をあらためて確認した彼が「ヘアスタイルまで遊び人だね」と一言。「いけ好かない感じ~」と返した共演者と共に大笑い。チャラ男シェフを演じきったソ・イングクは、「僕の狙いどおり」と満足気な表情を見せた。「ああ、私の幽霊さま」・DVD SET1 発売中&Vol.1~6 レンタル中・DVD SET2 7月2日(土) 発売&Vol.7~13 同日レンタル開始各¥15,200+税発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメントDVD公式サイト:http://kandera.jp/sp/yurei/

    KstyleNews
  • 「ああ、私の幽霊さま」DVDリリース記念!クァク・シヤンのコメント映像が公開“見守り系男子にほっこり”

    「ああ、私の幽霊さま」DVDリリース記念!クァク・シヤンのコメント映像が公開“見守り系男子にほっこり”

    ロマンティック・ラブコメディ「ああ、私の幽霊さま」DVD SET1 &Vol.1~6 レンタルリリース中!7月2日(土) のSET2&Vol.7~13レンタルのリリースも待ち遠しい限り。弱気な落ちこぼれのナ・ボンソンが、恋愛体質のおてんばセクシー幽霊シン・スネに憑りつかれ大変身! ボンソンを演じるのは、『私のオオカミ少年』のパク・ボヨン。小心者でうぶな女子と、幽霊が取り憑いたときの大胆女子の2つの顔を熱演! そして、彼女が猛アプローチするのが、ツンデレ・カリスマシェフのカン・ソヌ。ミュージカル界のトップスターであり、「最高です!スンシンちゃん」などの実力派俳優としても知られるチョ・ジョンソクが、イケメンシェフ役を好演。ボンソンに取り憑く幽霊役に個性派女優キム・スルギ、二面性のある警察官にイム・ジュファン、イケメンシェフ役に若手俳優クァク・シヤンと豪華共演も見所。幽霊に憑依されるというあり得ない状況から始まる恋の行方を、楽しんで!DVDリリースを記念して、クァク・シヤンのコメント映像公開!所属事務所の俳優4人で構成されたプロジェクトグループOne O One(ワン・オー・ワン)では歌手としても活躍。「私たち結婚しました」では実力派女優のキム・ソヨンと共演しバラエティ番組でも本領発揮。今、最も注目されている才能溢れる期待の若手俳優。本作では、ヒロインのボンソンを同僚として優しく応援する見守り系男子を好演し人気急上昇中! 料理の腕前はスタッフの中でもピカイチのデキ男、先輩にも強気の態度を示す時もありながら、ボンソンをいつも気にかけフォローするギャップに萌える女子が多発中。「DVD(SET1)が6月についに発売されました~」と、控えめに拍手をして喜ぶ姿がなんともキュート!「ル・コンドブルーの留学経験者のソ・ジュン役です」と自己紹介。さらに「このドラマを観て、楽しくお過ごしください」と、またまた控えめな拍手に加え、満面の笑みにお手振りも登場!見守り系男子らしい、彼の優しい人柄が垣間見れるほっこり映像に癒されてほしい。「ああ、私の幽霊さま」・DVD SET1 発売中&Vol.1~6 レンタル中・DVD SET2 7月2日(土) 発売&Vol.7~13 同日レンタル開始各¥15,200+税発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメントDVD公式サイト:http://kandera.jp/sp/yurei/

    KstyleNews
  • チョ・ジョンソク、ドラマ「ああ、私の幽霊さま」を語る

    チョ・ジョンソク、ドラマ「ああ、私の幽霊さま」を語る

    近年韓国では、幽霊&ラブコメブーム。そして新たに日本に上陸した幽霊ラブコメディ「ああ、私の幽霊さま」。幽霊に憑依されるというあり得ない状況から始まる恋の行方を、コメディ&ハートフルに描いた本作品は現在DVD SET1が好評発売中だ。これを記念して、ツンデレ・カリスマシェフのカン・ソヌを演じた主演のチョ・ジョンソクのインタビューが到着! 役作りから作品への思い、そして出演者ならではのエピソードなど、たっぷり語ってもらった。―出演をすることになったきっかけは?チョ・ジョンソク:シノプシス(あらすじ) を最初に読んだのですが、一度も恋をしたことのない女の子の幽霊が、ナ・ボンソンに憑依してというところまでを読んだだけで、とても興味がわきました。ストーリーがユニークで独特だったし、素材となっている憑依というもの自体にとても惹かれ、魅力を感じました。ユ・ジェウォン監督と脚本家のヤン・ヒスンさんが手がけた前作の「ナイショの恋していいですか!?」をとても面白く見ました。そういったことから出演を決めました。それに相手役にパク・ヨボンさんがキャスティングされたと聞いて、もう言うことはなかったですね。―出演してみていかがでしたか?チョ・ジョンソク:この作品に出演しない! もしくはこの作品に出会っていなかったら? 本当にどうなっていただろうかというのが、正直な気持ちです(笑)。―演じたカン・ソヌ役についてご紹介をお願いします。チョ・ジョンソク:レストランのオーナーシェフです。幼い時に友達からいじめられたことや、食事をきちんと作ってくれなかった母親についての記憶などがあり、それがトラウマとなっています。そうした心に傷を抱いている弱い自分を隠すために、すぐに怒り出すところがあり、その一方、完璧主義で自分はまだまだだという思いが強いキャラクターです。それだけに自分の料理については高いプライドを持っているキャラクターでもあります。―チョ・ジョンソクさんの性格と似ているところもありますか?チョ・ジョンソク:どんなキャラクターでも似ているところ、違っているところがあるものですが、似ているところを挙げるならば、私も気恥ずかしくなるような言葉は口にできません。その人のことを気にかけてはいても、その思いをうまく伝えることができずに、ついついぶっきらぼうにしてしまったり、思っていることとは逆のことを言ってしまったりして、うまく優しい言葉をかけてあげることができないところはよく似ていると思います。違うところは、私はそんなに怒りません(笑)。―パク・ボヨンさんとの共演は初めてですか?チョ・ジョンソク:初めてです。―カリスマシェフを演じるために特に準備したことはありますか?チョ・ジョンソク:監督は、実際に私が鮮魚を調理することを望みました。そのため料理を習い、包丁の使い方や魚の捌き方まで、先生について習いました。練習もたくさんしましたよ。シェフを演じるために、そういったことには気をつかいました。練習の時には、何度も指を包丁で切ってケガをしました。多分、厨房のスタッフ役の俳優さんの中で、役作りのために指をケガしなかった人はいないと思います。カットの声が掛かると、スタジオの隅で、みなさん練習をしていたことを思い出しますね。―怒りっぽいですが根は温かいという両面性を演技するのは簡単ではないと思いますが、最も気をつかって演技したところはありますか?チョ・ジョンソク:まず厨房という空間はシェフにとっては、世間とは違う彼だけの世界だという気がしたんですね。そこでは彼だけの規律やルールが作られていて、それから外れることは絶対に許されないということです。そして、それがレストランの格式ともなっていると、そのように考えてキャラクターにアプローチしました。彼にとって自分が創り出す料理と厨房という空間は、絶対的なものです。そういった部分をしっかりと演じることで、彼の持っている温かい心や思いやりといったものとは自然に距離が生じてくると思いました。ひとたび厨房に入ると、まったく違うソヌが姿を現し、厨房から出た時は彼本来の姿に戻る。そのように考えて演じました。―特に参考にした作品はありますか?チョ・ジョンソク:そういったものはありません。ただ厨房という空間の雰囲気などもそうですが、厨房スタッフを演じる役者たちは全員、指導を受けたチョン・ホギュンシェフの影響を受け、彼を手本としています。―普段のチョ・ジョンソクさんはどんな性格ですか?チョ・ジョンソク:私は、面白いことや愉快なことが好きなので、そんなふうに生活しようと心がけています。愉快に楽しく生きよう。何のための人生だ? 一度きりの人生、楽しく生きなくてどうするんだ、というのが私のモットーです。―パク・ボヨンさんと共演してみていかがでしたか?チョ・ジョンソク:ボヨンさんはとてもいい俳優です。本質的な部分でも、とても優れた俳優だと思いますし、演技力もあります。そして自分の持っている演技力をうまく発揮できる俳優だと思います。素晴らしかったですし、驚かされました。あの年齢でこんな演技ができるんだと、非常に感銘を受けました。―ボンソンとは、キスシーンや言い寄られるシーンなど色々なシーンがありましたが、エピソードがあれば紹介してください。チョ・ジョンソク:私はNG王なんです。笑いを堪えきれなくてつい吹き出してしまってNGを出しまくりました。なのでエピソードは多いですよ。セリフを言い終わってもカットが掛かるまで間があるんですね。その間は演技しなければいけないのですが、ボンソンが迫ってくる時、私は拒まなければいけないのですが、度々吹き出してしまってNGになってしまったのが、私にとってはエピソードでしょうか。セリフが終わってもカットが掛からないのでアドリブも多くなりましたね。―チョ・ジョンソクさんはアドリブが自然に出る感じですね。チョ・ジョンソク:そんなにアドリブ力はありませんよ。一気に集中力を発揮して台本を覚えて演じるタイプです。―バラエティー番組の「ハッピートゥギャザー」で学生時代は女子から人気があったとエピソードが披露されましたが、ソヌのように片思いをした経験はありますか?チョ・ジョンソク:ありますよ。高校時代に教会に通っていたのですが、教会で一歳年下の女の子に片思いをしていました。その時はその女の子のことがとても好きでした。―ソヌは幽霊が見えない設定でしたが、見えていないはずの幽霊役のキム・スルギさんとの共演シーンは難しくなかったですか?チョ・ジョンソク:実のところ、そのせいでかなりNGを出してしまいました。NGを出してはいけないのに彼女が横にいますから、本当なら見てはいけないのに、ついつい自分でも気づかないうちに見てしまって、NGになることが多かったですね。時には、見てしまっていたことを、監督がわからなくてOKを出してしまう時もありました。そんな時は、正直に見てしまったことを告げて撮り直してもらったこともありました。―ラブコメ・テイストではありますが、後半のちょっとサスペンスを匂わせるストーリー展開について知っていましたか?チョ・ジョンソク:後半のストーリーが、どんなふうになっていくか誰も知りませんでした。監督と脚本家の先生はご存知ですが、尋ねても詳しくは説明してくださらなくて、おおまかにだけ教えてもらいました。なので大きなストーリーの流れだけは知っていましたが、細かな部分までは知りませんでした。―上半身を露出するシーンもかなり多かったですが、プレッシャーはありませんでしたか?チョ・ジョンソク:上半身を露出するシーンがかなりありましたね。脚本家の先生がそのように台本に書いてくださいましたから。体を見せるのはやはりプレッシャーを感じます。でも服を脱いで上半身を見せてと、台本に書かれているならやるしかないですよね。―犬を拾って育てるシーンでの何かエピソードはありますか? 元々犬は好きですか?チョ・ジョンソク:犬は大好きです。あの犬がとっても演技がうまく、タイミングをよくわかっているんですよ。一般的に動物との撮影だとNGがたくさん出るものなんですが、運がよかったからなのか、あの犬は撮影のことがわかるのか、とても順調に撮影が進んだことを覚えています。―特に撮影が難しかったシーンはありますか?チョ・ジョンソク:魚を捌くシーンです。ケガをしないように軍手をはめて作業していたのですが、頭を切り落とす場面で、包丁で手をスパッと切ってしまいました。撮影中だったので自分でもとても驚いてしまいました。NGシーンに私が驚いた姿が映っていると思います。包丁が本当に驚くほど切れるものだったんですよ。幸い骨は大丈夫でしたが、かなり深い傷で驚きました。まだ傷跡が残っています。血がたくさん出ました。ひとまず応急処置と消毒をして、撮影を再開しました。―チョ・ジョンソクさんが個人的に気に入っているシーンはありますか?チョ・ジョンソク:個人的に胸がキュンとしてしまったシーンがあります。横断歩道のところでナ・ボンソンが駆けてきて私に抱かれるシーンです。その場面がとても好きです。背景にハートマークが照明で描かれるのですが(シーンを確認してください。状況がよくわかりません)、そのシーンがとても気に入っています。―気に入っているセリフはありますか?チョ・ジョンソク:「俺はこんなふうにゆっくり進みたい」というセリフです。カン・ソヌは本当にかっこいいですよね。―撮影現場に持っていく必須アイテムはありますか?チョ・ジョンソク:私の車にはいつもギターが置いてあります。今も置いてありますよ。旅行用のギターなのですが、撮影の待ち時間や休憩時間に弾いています。ギターは少年時代から好きで弾いていました。クラシックギターを専攻したかったほどです。―劇中に披露された、ご自身の作詞作曲ナンバー「ギブ・ミー・チョコレート」についてエピソードを聞かせてください。チョ・ジョンソク:そのシーンは、ソヌが嫉妬を感じてオレもできると思ってギターを弾くシーンなのですが、脚本家の先生がわざわざ入れてくれたシーンでした。しかし、著作権使用料のせいで楽曲を選ぶのが大変なようでした。その時、ひょっとして知っている曲はありませんかと聞かれたので「著作権使用料のかからない私が創った歌があるけれど、聴いてみますか」と尋ねたんですね。それがあの歌が使われたきっかけでした。いつも曲を創っているわけではありませんが、私が2~3年前に書いた曲でした。習作レベルの歌でしたが、自分で作って自分で弾いて楽しんでいる曲だと申し上げたら、快く使ってくださいました。おかげで歌を出すことができて、私には貴重な体験となりました。―座右の銘があれば教えてください。チョ・ジョンソク:座右の銘のようなものは特に持って生きてはいませんが、前に宿題で家訓について調べたことがあって父に尋ねたことがあるのですが「勤勉誠実正直」だと言っていました。それを常に念頭に置いて生きています。―何かジンクスのようなものはありますか?チョ・ジョンソク:ジンクスのようなものはありません。何かをやったらよくて、何かをやったらいけないというようなことなく、自然体でそのまま誠実に生きています。―アンケート調査で両親に紹介したいお婿さん候補第1位をになったお気持ちは?チョ・ジョンソク:アンケートが発表されたのは昨年、秋夕の頃だったと思います。とても気分が良かったです。そのような良いテーマのアンケート調査で1位になれたこと自体がとてもうれしかったですね。―演技派俳優として大きく注目を浴びていますが、今後の俳優としての目標は何でしょうか?チョ・ジョンソク:ずっと、みなさんの関心を集めるような、気になる俳優になれたらいいと思っています。チョ・ジョンソクは次にはどんな作品に出るだろうか? 今ごろ何をしているだろうか? いつもそのような気になる気持ちを満たしてあげられる、期待にそえるような信頼のできる俳優になりたいです。―作品を選択する時の基準は何でしょうか?チョ・ジョンソク:あくまでもシナリオですね。ストーリーが私の興味をそそるようなものでなければいけません。そういう作品でこそ熱心に演じることができるからです。もちろん、どの俳優が演じ、監督を誰がやるのかも重要ですが、私にとってはまずはシナリオが最も大切な基準です。―出演してみて、やりがいを感じた部分はありますか?チョ・ジョンソク:(インタビューを受けている)今この瞬間でしょうか? 多くの方々が私のことを愛してくださって、海外でも多くの方々が関心を持ってくださる、そのことだけで十分にやりがいを感じます。私が出演してみんなで作った作品を共有でき、共感できる方々が多くなるということは、俳優として一番幸せでうれしいことです。今ここでインタビューを受けて、これが日本の視聴者のみなさんに届けられるということ自体、やりがいを感じますし、幸せなことだと思います。―このドラマに出演して変わったことはありますか?チョ・ジョンソク:本当に多くの変化がありました。子供から大人に至るまでファン層がぐっと広くなりました。―人気を実感するようなことはありますか?チョ・ジョンソク:最近はありがたいことに、常に感じます。撮影に行く先々で、会う方々みなさんが「カン・シェフ」や「シェフ」と呼んでくださいます。それを聞くと人気を実感しますね。―日本のファンのみなさんにメッセージをお願いします。チョ・ジョンソク:「ああ、私の幽霊さま」でカン・ソンウを演じたチョ・ジョンソクです。このドラマに出演できて大変幸せで、とても楽しかったです。私が感じた幸せと楽しさを、そしてドラマの醍醐味を皆さんも感じていただけたら幸いです。今後もチョ・ジョンソクをよろしくお願いします。そして「ああ、私の幽霊さま」を楽しんでください。ありがとうございました。■作品情報「ああ、私の幽霊さま」DVD SET1&レンタルDVD Vol.1~6 リリース中DVD SET2&レンタルDVD Vol.7~13 7月2日(土) リリース発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント■関連サイトDVD公式サイト:http://kandera.jp/sp/yurei/(C)CJ E&M Corporation, all rights reserved.

    KstyleNews
  • 女心を甘くとろけさせる男、チョ・ジョンソクここにあり―「ああ、私の幽霊さま」鑑賞コラム Vol.1

    女心を甘くとろけさせる男、チョ・ジョンソクここにあり―「ああ、私の幽霊さま」鑑賞コラム Vol.1

    チョ・ジョンソクといえば、丸みを帯びたなごみ顔にクリクリッとした瞳、そして世間的に大きく認知されたのが「建築学概論」でのコミカルキャラだっただけに、コメディアン出身? と思われるかもしれない。実際私もそのイメージがあって、そんな彼が実はミュージカル出身で、しかも小・中劇場がひしめく演劇の街大学路のプリンスと呼ばれる王子系俳優なのだと知り、そのイメージのギャップに驚いた。それと同時に、すごい振れ幅の広い魅力を持った人なんだなあと一気に興味がわいたのである。かっこいいけどなんだか笑える~という系統の俳優たちがいるが、チョ・ジョンソクの場合は、どちらかというと、笑えそうに見えるけどなんだかかっこいい~という系統と言えようか。それから継続的にチョ・ジョンソクの作品を見てきて思う彼の魅力は、緩急に富んだ演技、純情男ぶりとツンデレのかわいさ、甘い歌声、などなどがあげられると思うが、それまでの作品で視聴者を魅了してきた魅力が全部詰まっているのが「ああ、私の幽霊さま」だった。賢いたぬき系ビジュアルから繰り出されるツンデレっぷり「ああ、私の幽霊さま」でのチョ・ジョンソクは、料理には絶対の自信を持つプライドが高いオレさまシェフ。足の不自由な妹にはものすごく優しいが、スタッフにはついきついことを言い放ってしまう。言った後でちょっぴり後悔するけれどそれを素直に認められず、陰でぼそぼそっとぼやくように反省するという、気が強いんだか弱いんだか~という愛着の沸くキャラクターだ。顔のシャープな男のツンデレはイメージ通りだが、彼の場合は、微妙に丸い賢いたぬき系~といった男子だけに、そんなビジュアルから繰り出されるツンデレは、「本当はそういうキャラじゃないのに精いっぱい背伸びして危険な男ぶっているようなツンデレ」というチョ・ジョンソクならではの味わいを醸し出し、そこがたまらなく可愛いのだ。その際、チャームポイントのぷっくりとしたほっぺたが良い仕事をしている。クールを装いながら、密かに嬉しさをかみしめる時、思わず頬の筋肉がキュッと上がって、その喜びをばっちり表現してくれるのだ。あのほっぺがキュッには、見ているこちらも嬉しくなってしまう威力がある。おまけに、時として、心臓のドキドキがそのまま声になったかのような微妙に震える声で感情を訴えるので、こちらにも人物が感じているであろう緊張が伝わって来て、余計に感情移入してしまうのだ。つまりは、「俺の魅力は足を踏み入れたら抜け出せない沼と同じだな」とドラマの中で自らのたまうセリフが出てくるが、本当にそんな感じなのである。ミュージカル出身俳優ならではの甘い歌声!そして、やっぱり極めつけは、甘い歌声。ミュージカル出身だけに、これまでのドラマでもお約束のように必ず歌を歌うシーンがあった。「ああ、私の幽霊さま」でも、ボンソンがかっこいいわ~と見つめていた路上演奏家に張り合って、ギターで弾き語りしてみせる。ちなみにこの歌は自作曲だそうだ。いやはや、作詞作曲の才能もあるのねぇとデキル男の魅力がここでも炸裂している。総じて「ああ、私の幽霊さま」でのチョ・ジョンソクは、油断していると、とろけるような甘さを醸し出してくるので、乙女たちは心の準備が必要なのである。田代親世(韓国エンターテインメントナビゲーター)■作品情報「ああ、私の幽霊さま」DVD SET1&レンタルDVD Vol.1~6  リリース中DVD SET2&レンタルDVD Vol.7~13  7月2日(土) リリース発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント(C)CJ E&M Corporation, all rights reserved.■関連サイトDVD 公式サイト:http://kandera.jp/sp/yurei/

    KstyleNews
  • 【終了しました】「ああ、私の幽霊さま」クァク・シヤンさんから動画メッセージが到着!直筆サイン入りポラを1名様に!

    【終了しました】「ああ、私の幽霊さま」クァク・シヤンさんから動画メッセージが到着!直筆サイン入りポラを1名様に!

    ※プレゼントは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。※6月2日(木)&7月2日(土) にDVDリリースを迎える「ああ、私の幽霊さま」。ミュージカル界のトップスターであり実力派俳優のチョ・ジョンソク、ドラマ初主演のパク・ボヨン、個性派女優のキム・スルギが共演した話題作です。幽霊に憑依されるというあり得ない状況から始まる恋の行方から目が離せないとして、韓国放送当時から注目を集めました。今回リリースを記念して、イケメンシェフ役を好演した俳優クァク・シヤンさんからKstyleに向けて動画コメントが届きました。 さらに、直筆サイン入りポラが到着!抽選で1名様にプレゼントいたします。応募方法は簡単!「Kstyle公式 Twitterアカウント」をフォローして下記の「Twitterで応募する」ボタンからツイートするだけ。奮ってご応募ください。 ◆クァク・シヤン直筆サイン入りポラ 1名様 「ああ、私の幽霊さま」DVD情報・DVD SET1 6月2日(木) リリース・DVD SET2 7月2日(土) リリース※レンタルDVD 同日リリース各¥15,200+税発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメントDVD公式サイト:http://kandera.jp/sp/yurei/【応募方法】Step1: Kstyle公式Twitterアカウント「@Kstyle_news」をフォローしてください。Step2: 上記の「Twitterで応募する」ボタンからツイートしてください。 【応募期間】2016年6月10日(金) 18:00 ~ 6月13日(月) 11:00まで【参加条件】・TwitterでKstyle公式Twitterアカウント(@Kstyle_news) をフォローしていること。・日本に居住されている方(賞品配送先が日本国内の方)・応募に関する注意事項に同意いただける方【当選発表について】・プレゼントの当選については、厳正なる抽選の上、決定させていただきます。・当選者の方にはKstyle(@Kstyle_news)のアカウントよりDM(ダイレクトメッセージ) にて当選のご連絡をさせていただきます。・プレゼントに関するDM/メンションでのご連絡は、平日10:00~18:30となります。※DM(ダイレクトメッセージ)は、Kstyle(@Kstyle_news) をフォローいただいておりませんと、お送りすることができませんので、ご注意ください。【注意事項】※本キャンペーンに関して、弊社が不適切な行為がされていると判断いたしましたアカウントは、キャンペーン対象外とさせていただきます。※弊社は、ご応募者のツイート内容については一切の責任を負いません。※当選発表は、当選者様への当選のご連絡をもってかえさせていただきますので、ご了承ください。※当選通知後4日間連絡がない場合、当選を無効とさせていただきます。※当選結果に関するお問い合せは受け付けておりませんので、ご了承ください。※当キャンペーンの掲載内容や条件は、予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。※当選の権利の譲渡はできません。※キャンペーン参加にあたっては、必ず弊社個人情報保護方針<プライバシーポリシー>をお読み下さい。※当選時にご連絡いただく住所、氏名、電話番号は、その確認などの関連情報のご案内のみに使用し、キャンペーン終了後は弊社の定める方法に基づき消去いたします。※インターネット通信料・接続料およびツイートに関しての全ての費用はお客様のご負担になります。※次の場合はいずれのご応募も無効となりますのでご注意ください。 ・応募時の内容に記載不備がある場合。 ・お客さまのご住所が不明・又は連絡不能などの場合。

    KstyleNews