BIGBANG vs Wonder Girls、新曲がベールを脱いだ!…本格的な“夏の対決”開始

2007年下半期「LIE」(BIGBANG)と「Tell Me」(Wonder Girls)で現在のアイドルグループ全盛期を開拓してきた2つのグループは、5年ぶりに並んで新曲を発表し、全く異なるコンセプトと差別化された魅力で視線を集めている。
BIGBANGは悪魔のような「MONSTAR」で、以前にはなかった強烈なビジュアルを見せた。この日公開されたミュージックビデオで、メンバーは悪魔、ヴァンパイア、怪物、ゾンビなどを連想させる異例の扮装と、映画を彷彿とさせる映像美で“ミュージックビデオの新しい歴史”を描いた。YGは「BIGBANG歴代最強のファッションと大作映画級の映像美が見せられるだろう」と自信を示していた。Hyundai CardがYGとコラボレーションを進めたこの作品は、先月初め撮影が仕上げられた後、後半の作業だけで一ヶ月もの期間がかかるほど、精魂を込めた。
穏やかだがカリスマ性ある中低音のラップから始まり、感性的なメロディを経て力強いクライマックスに駆け上がる「MONSTAR」はG-DRAGONが共同作曲した楽曲。パワフルな後半部が印象的だ。
Wonder Girlsは本格的なダンスパーティーを掲げた。「Tell Me」を始め「Nobody」など韓国の全国民をノリノリにさせたWonder Girlsは、今回も皆が一緒に楽しむことができる楽しい新曲「Like this」を披露した。既存の可愛らしさは抑え、成熟して堂々としたWonder Girlsの魅力が込められた曲で、エレクトロニックサウンドにヒップホップのビートを結合させて、今までのWonder Girlsの音楽と大きく差別化した。
この日公開されたミュージックビデオで、メンバーは人々と付き合ってフラッシュモブ(インターネット、特にEメールを介して不特定多数の人間が公共の場に突如集合し、目的を達成すると即座に解散する行為)をするように、動作を合わせて楽しく踊り、特有の愉快でエネルギーあふれる魅力を発散している。JYPは“うっとおしい日常から抜け出すビタミンのような曲で、今年の夏、非常に楽しい音楽になること”に自信を持っている。
最近、音楽配信チャートは新しいヒット曲が登場できないまま、一ヶ月ほど前に発表された少女時代 テティソの「Twinkle」などがロングランしていた状況。BIGBANGとWonder Girlsの新曲が音楽配信チャートに大きい突風を巻き起こし、本格的な“夏の対決”の開始を知らせるものと見られる。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ヘリン
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