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Kstyle 13th

「ビッグ~愛は奇跡<ミラクル>~」ラブコメディは、素敵な男性主人公だけでもつのではありません ― Best or Worst

10Asia

ストーリー

ダラン(イ・ミンジョン)の尾てい骨負傷で出会ったユンジェ(コン・ユ)とダランは、出会って2ヶ月で結婚を約束する。しかし、ダランはいつも「忙しい」「ごめんなさい」bばかりの医者のユンジェのせいで、結婚式の招待状から嫁入り道具、新居まですべてを一人で準備しなければならない憂鬱な花嫁予備軍だ。泣き面に蜂で、ダランはアメリカから来たという理由で、すぐにタメ口で話す無作法な転校生ギョンジュン(シン・ウォンホ(CROSS GENE/SHIN))の冗談に毎回振り回される。とうとうユンジェがダランに会いに来ると言ったその日、ギョンジュンとユンジェは交通事故に遭い、魂が入れ替わってしまう。

Best or Worst

Worst:どんなに綺麗でも優しすぎたり、間抜けすぎては魅力が半減するものだ。彼氏であるユンジェにはひたすら尽くし、生徒のギョンジュンには一度も怒れないダランはその後、ギョンジュンの魂が宿ったユンジェの体とラブストーリー繰り広げるヒロインにも関わらず、ヒロイン自体には全く愛しさが感じられない人物だ。いきなり自分の傘の中に入ってきた男にすぐ「私、結婚するつもりです」と言う図々しい勘違い、行儀の悪い生徒に「私は先生で君は生徒」とお決まりのセリフを乱発するありきたりなリアクション、しょっちゅう転び、しょっちゅう出席簿を忘れる行為など、初回放送で見せられたダランの姿は、相手の保護本能を刺激する可憐な花嫁でなく、見ている人の忍耐心を試すトラブルメーカーのようなキャラクターだった。気まぐれでキツめの口調で一貫するギョンジュンと出演時間が10分しかなかったユンジェに比べ、ダランは放送前半にラブコメディ特有の愉快ではつらつとした雰囲気を作れる鍵を持つ人物だったにも関わらず、正反対の方向に全力疾走していた。ヒロインのキャラクターが作品への没頭を妨げるほど不自然ならば、いくらロマンチックな王子様が来てもしっかりとした恋愛構図は作れないだろう。

仲間たちとおしゃべりするポイント

― アメリカの学校に通う私の友達パク・ミンシクを知っているかって?アメリカが高校クラブだとでも思ってるのか。
― 布団を一枚かけただけで病院の廊下を堂々と歩くコン・ユ。一瞬、ファッションショーかと思いました。
― 首を長くしてmiss A スジの出番を待っていました。第2話からのスジの出演する量に期待します。
元記事配信日時 : 
記者 : 
イ・ガオン、翻訳 : ハン・アルム

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