イ・チョニ「結婚?僕はまだチョン・ヘジンと熱愛中」

もちろん「結婚」という外部要因の変化は、彼の演技観と人生に少なからず変化をもたらした。tvNのドラマ「恋愛操作団:シラノ」(以下「恋愛操作団」)を終えたばかりで、多少は余裕ができたというイ・チョニと論硯洞(ノンヒョンドン)のカフェで会い、変化した人生について色々な話を交わした。
既婚者で一児の父親になったイ・チョニは、結婚前に会った時の姿と一緒で、気さくで笑う姿が魅力的なイケメンだった。ただ、彼の周りを取り巻く、なんとなく伝わる落ち着いた感じや安定感に満ちた空気は、以前とはかなり違う雰囲気だ。
結婚を通じて現実の世界に編入(?)したイ・チョニにドラマの中のロマンスについて訊ねると、依然として新婚の甘い夢に落ちているような、優しい男バージョンの答えが帰って来た。
「むしろこれ(シラノ)をしながら色々と知識が増えました。『以前の恋愛の時にこうだったら良かったはずなのに』とも思いましたし。他人が私を好きになるように頑張ることが重要ですが、皆努力にはケチです。僕は今も努力しないと妻を奪われるかも知れないとの思いで、恋愛する気分で努力します」

「『僕の妻は何が好きだろう』についてたくさん考えました。実は僕は『今会いに行きます』のような落ち着いた邦画が好きですが、ヘジンは『スパイダーマン』のような映画が好きです。戦うシーンが出るとき、隣で私が眠ってしまうのが嫌いということも知っています(笑) また、以前はヘジンの誕生日のプレゼントにキャンピング用の寝袋、ランタンのようなものをプレゼントしましたが、最近は普段『欲しい』と言ったことを覚えておいてプレゼントします」
依然として恋愛中の感情であれば、妻のチョン・ヘジンの立場から夫のイ・チョニが作品の中でガールズグループ少女時代のメンバースヨンと甘い共演をすることに焼餅を焼くのではないかと気になった。
「撮っていると、ただ同僚の役者としか思いませんでした。一度は、撮影中に少女時代のユリとヒョヨンが来ましたが、瞬間『何で二人がここに?』と暫く考え込んだほどです。そして『あ、そうだ!スヨンは少女時代だった』と思い出しました。演技が上手いからか、気さくなせいか、アイドルグループという感じがありませんでした」
また、先輩の立場として、俳優としてスヨンの持つ素質を高く評価した。
「素質があることは確かです。ちょっとしてみたいからではなく、本当にしたがる気持ちも十分に伝わりました。実はスヨンが演じるミニョンというキャラクターが話の中心に立っているだけに、揺れたら全体的に問題が生じる可能性もあります。そこで序盤には正直若干心配しましたが1~2話を撮ってからそのような心配は全てなくなりました」

「まず、濃厚なラブシーンを撮ったら追い出されそうで……(笑) 台本がよければどの作品であれ出演したいです。ドラマ『ハートレスシティ ~無情都市~』のようなアクションがしてみたいです。もしくは武林の達人?体を余り動かさず『タッタッタッ』と軽く打つだけで相手がぶっ飛ばされるそういう達人です。ハハ」
一時期「ファミリーがやってきた」(2008)というバラエティ番組で“チョンデレラ”“お粗末チョニ”と呼ばれ、視聴者から人気を集めたことに関し「最近はバラエティ番組に出演したいとは思わないか」と質問すると、悩んだ末、最近人気を集めているtvNの「花よりおじいさん」を言及した。
「想像するだけでとても楽しそうです。映画『南営洞1985』、ドラマ『大王世宗』を撮る時も、現場でほぼ末っ子だったので、先輩と一緒にいることに慣れていて楽しいです。お爺さんたちと一緒にキャンプに行くのも面白そうです。僕が直接ホースを繋いで洗うことをお助けできます。僕は完璧な荷物持ちになります」
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- パク・ヒョンジン 写真 : チ・ヒョンジュン
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