イ・ヒョリ、チソンなどスターたちの結婚式、今や“簡略化”がトレンド!?「意味を見出す結婚が重要」

10年前までも会場の中は、結婚するスターと記者が入り乱れ、慌ただしい雰囲気が演出された。結婚当事者も記者たちも落ち着かないなか結婚式が行われ“結婚式なのか、制作発表会なのか”よく分からない状況が起きたりもした。
しかし、2003年に結婚した女優イ・ヨウォンが結婚式を非公開で挙げたことで、芸能人の非公開結婚式の時代が始まった。当時イ・ヨウォンは、事前に予告せず結婚式を非公開にしたため、記者たちから苦情が殺到、急いで記者会見を開いた。その後スターたちは、結婚式を非公開にする代わりに、記者会見を通じて簡単に結婚の感想を述べるイベントを設け始めた。しかし、最近はこれさえも無くなりつつあり、スポンサーも受けつけない。
最近結婚した歌手イ・ヒョリとイ・サンスンがこのような新しい結婚式のトレンドをリードしている。家族や親しい知人だけを招待し、済州島(チェジュド)にある別荘で静かに式を挙げた。その後、たくさんのスターたちが素朴な結婚式に参加している様子だ。
放送人アン・ソニョンは豪華な結婚式のスケジュールをすべてキャンセルし、釜山(プサン)で簡略化した結婚式を挙げると発表した。アン・ソニョンは結納などの複雑な慣行を省略し、結婚に必要な最小限のものだけを準備している状況だ。
それだけでなく、女優イ・ボヨンと俳優チソンは招待客を200人だけにし、家族中心とした結婚式にすることにした。また俳優イ・ビョンホンとイ・ミンジョンは、招待客が900人と他のトップスターに比べ相対的に少なく、二人もまたスポンサー無しで式を挙げた。
このようなトレンドについて、ブライダル業界の関係者はOSENとの取材で「豪華で華やかな結婚式を挙げることが一般的だったが、最近では意味を見出す結婚をしようとのトレンドが1年半ほど前から始まった」とし「結婚式が重要なのではなく、二つの家族がひとつになることが重要だと思っている」と明かした。結納など、ストレスとなる結婚式ではなく、家族がひとつになれる結婚式にしようとのことである。
同関係者によると、このような動きはイ・ヒョリをはじめ、本格的に始まったという。「イ・ヒョリが自ら実施したことにより、結納などを重要視する結婚よりは意味のある結婚がしたいとの問い合わせが相次いでいる」とし「これにブライダル業界も両家が一緒に楽しみ、意味を見出せる方向で、結婚式の仕組みやパラダイムを変えるための努力が行われている」と説明した。
スターたちのスポンサーなしの結婚式も歓迎される雰囲気だった。同関係者は「スポンサーは毒になる可能性がある。結婚するスターにスポンサーがつけば、暗黙のルールで“ギブアンドテイク”があり、泣く泣くスポンサーを受けるケースもあったが、そのようなスポンサーの被害も減っている状況だ」とし「結婚文化に革新をもたらすことが目標で、それに応じて準備をしている」と伝えた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- カン・ソジョン
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