ROMEO ユンソン「ミスタートロット」で新たなジャンルに挑戦…今後の目標を明かす“成長する姿を見せたい”
ユンソンは、韓国で放送が終了したTV朝鮮「明日はミスタートロット（以下「ミスタートロット」）」のアイドル部に出演した。2017年5月に発売したROMEOの4thミニアルバムのスペシャルエディションを最後に、長いブランクを持っているユンソンは「ミスタートロット」を通じて久しぶりにステージに上がった。
ユンソンのトロット（韓国の演歌）への挑戦は、ファンにとっても驚きの選択だった。メンバーの推薦で出演を考えたという彼は、最後だという覚悟で直接出演の申込書を提出した。
ユンソンは「休んでいる期間が長くなり、心理的にも疲れました。やめようかと真剣に考えてみましたし、早く軍隊に行って、別の方向を探すべきかとも考えました。その時に『ミスタートロット』が始まるという話を聞きました。両親が『ミストロット』が大好きで、出演したら親孝行できると思いました。何よりも放送に出て歌うことができるということだけ考えました」と出演のきっかけを明らかにした。
期待より不安が大きかった挑戦だったが、ユンソンは予選で「愛半分、涙半分」で出演者たちからの絶賛の中、大きな成果を成し遂げた。思いがけない結果に、汗と涙まみれになった顔で感激するユンソンの切迫した様子は、視聴者に感動を与えた。
彼は「本当に最後だと思って臨んだ切実さが表れたようです。追加合格でもいいから絶対に上がりたかったのですが、こんなに良い成績で上がれるとは思わなかったです。初めて認められたと思って涙が出ました」と振り返った。
これに対して、ユンソンは「メンバーたちと一緒に初放送を観たのですが、本当に不思議でしたし、メンバーたちも誇しく思ってくれました。準備しながら『これで合っているんだろうか』とも迷いました。下手だから落ちたと言われたくはなかったです。昨年8月から毎日2～3時まで練習するのは基本でしたし、汗まみれの洋服のため洗濯かごが空いている日はなかったです。死ぬ気でやりました」と説明した。
100人余りの参加者との激しい予選で、他の人の実力を見て気後れしたというユンソンは、目標だった12位入りも達成した。
彼は「僕はデスマッチでも勝って、追加合格の危機もなく運良く勝ち上がれました。準決勝に上がれたのもメンバーたちのおかげで、ラッキーだったと思います。番組の中では花道だけを歩きました。みんな一生懸命に頑張ったので良い結果を得られたのだと応援してくれてありがたかったです」と話した。
ユンソンが挙げた最も記憶に残るステージは、本選2回戦の1：1デスマッチで歌った「チャオガ」と本戦3回戦の寄付金チームミッションのポンタバル（イム・ヨンウン、カン・テグァン、リュ・ジグァン、ユンソン）のステージだ。
ユンソンは「『チャオガ』は、周りの評価も良かったですし、準備した分しっかりとお見せできたようで、自分でも満足のいくステージでした。また、ポンタバルチームのステージは、歌う自分もすごくノリノリで楽しみながらやりました」と理由を明かした。
ユンソンは「僕を知ってくださっているだけでもありがたいですし、不思議です。あるカフェでは、コーヒー代も受け取ろうとしない方もいましたし、飲食店でサービスも渡してこようとします。周りの知人たちからも連絡をたくさんもらいます。特に両親がすごく喜んでいて嬉しく、父がこんなにおしゃべりな方だったとは知らなかったです。両親の姿を見たら出演して本当に良かったと思いました」とし出演後に変わった反応について伝えた。
番組を通じて新しい道を開いたユンソンは、グループ活動の可能性を開いておきながら、トロット歌手としても活動を続けていきたいという。彼は「グループ活動は、軍隊に行ったメンバーもいますし、今はしばらく中断されている状態です。それぞれ任せられた役割の中で最善を尽くし、再びグループとして何かしてみたいと思っています」と伝えた。
また「放送を通じて『本当に熱心な人だ』というのをお見せしたかったですし、『上手だ』とも言われたかったです。今後トロットアルバムを出してステージに上がりたいという希望もできました。歌手として成長する姿をお見せしたいですね」と抱負を表した。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ハナ、イ・ジェハ
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