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「その年、私たちは」チョン・へウォン“キャラクターに眼鏡が合うと思い、自分で準備して監督に会った”

マイデイリー
写真=Y.ONEエンターテインメント、スタジオN、スーパームーンピクチャーズ
女優のチョン・へウォンが、SBSの月火ドラマ「その年、私たちは」放送終了の感想を伝えた。

チョン・へウォンは「その年、私たちは」で、チェ・ウン(チェ・ウシク)とクク・ヨンス(キム・ダミ)のリマインドドキュメンタリーを制作する演出助手チョン・チェラン役を務め、キム・ジウン(キム・ソンチョル)と抜群のケミストリー(相手との相性)を見せた。

特に劇中、キム・ソンチョルへの片思いを淡々と表現し、視聴者から共感を得て、登場人物に自身の本当の気持ちに気づかせるインパクトのあるセリフでガールクラッシュガールクラッシュ(女性が女性に憧れること)な魅力を披露。「その年、私たちは」の面白さや没入度を高めた。以下はチョン・へウォンの一問一答である。

――「その年、私たちは」の放送終了の感想を教えてください。

チョン・へウォン:まず、感謝の言葉を伝えたいです。こんなにチェランがこんなに注目されるとは予想できなかったのですが、チェランへ過分な愛と応援のメッセージを送ってくださって幸せでした。撮影を終えたばかりですが、すでに恋しいです。視聴者としても愛着を持っていた作品だったので、終わるのが寂しいです。

――チョン・チェラン役を演じていかがでしたか?

チョン・へウォン:放送の前半、チェランの感情を整理するのが大変でした。好きだという感情を表現に出さず、それでいて無愛想すぎない、でも何よりもジウンと会社の人々へのリアクションが違わなくてはいけなかったので、緩急をつけることについて監督とたくさん話し合いました。うまく表現できたのか自ら質問し、モニタリングに集中しました。放送が終わって視聴者の方々の反応を見ると、私が悩んだ部分がうまく表現されていたのか、みんな入り込んで見てくださっていたようでうれしかったです。

――眼鏡、ヘアスタイルなどキャラクターに合わせたビジュアル的な部分から、片思いしている人のディテールをうまく表現したという反応がありました。特別に準備したことはあったのですか。

チョン・へウォン:眼鏡をかけているという設定は、演出助手というキャラクターにぴったりと思って事前に自分で準備し、監督に会いました。眼鏡もいくつか準備してかけてみたり、自然に見せるために照明が反射しても、眼鏡のレンズを入れて撮影しました。そして、ジウンを愛する気持ちが大きくなるにつれ、事務室でも眼鏡の代わりにコンタクトを着用したり、普段とは異なる姿を見せたくて、外出する時にはヘアスタイルを変更するなど、繊細な部分まで検討し、準備しました。小さい変化を与えましたが、このような部分まで関心を持って見守ってくださった方々が多くて不思議でしたが、楽しかったです。

――現場の雰囲気や同僚俳優との共演はいかがでしたか。

チョン・へウォン:最も多くお芝居を合わせたキム・ソンチョルさんが、実際も先輩ですが、チームのリーダーのようにインターン(イ・スンウ)とチェランを助けてくれました。ムードメーカーでしたし、チェランを気楽に演技することができるようサポートしてくれて、楽しく撮影しました。撮影を終えて、感謝の気持ちも伝えました。放送を通じて視聴者の方々が感じた、その雰囲気が撮影現場のありのままの雰囲気でした。撮影する時にも穏やかで気楽で温かい、それにすべての撮影場所が美しくて毎回感心しましたし、特に旅行のシーンを撮影する時には、一人で散歩するほど美しかったんです。素晴らしい俳優とスタッフの方々、このような雰囲気の撮影現場を、もう一度経験したいです。

――最も記憶に残っているシーンはどこですか。

チョン・へウォン:第13話のエピローグシーンが記憶に残っています。「先輩の結末は何ですか」と聞くシーンです。そのシーンを撮影する時、セリフを言うまで実際たくさんのことが思い出されて、セリフの間に長い空白ができたりもしました。チェランの立場で「どんな気持ちでこんなことを聞くんだろう」、そして「先輩の答えによってチェランはどういう風に行動するのかな」などの質問が頭の中に思い浮かびました。そして、ジウンがヨンスのことを愛していると告白したシーンが気に入っています。そのシーンがチェランの心を、より強くしたきっかけになった瞬間だったと思います。ジウンへの自分の心に確実に気づき、自分ならではのスタイルで最善を尽くすチェランの心と行動が、台本を読む中でずっと感じられました。その後、確実に気持ちを表現する“直進チェラン”を演じるためにもっと集中しました。

――コメントや反応の中で、最も記憶に残っている言葉は何ですか。

チョン・へウォン:「この女優が、あの女優だったの」という反応がうれしかったです。チェランは化粧っ気のないキャラクターだったので、実際の私の顔がそのまま画面に映りました。私はスタイリングによってけっこうイメージが変わる方です。様々な姿を見せたいという気持ちが大きいですが、そのような人々の反応は、力が湧く反応でした。これからがもっと期待されるというメッセージにも感謝しています。

――「その年、私たちは」はチョン・ヘウォンさんにとってどんな作品として記憶されると思いますか。

チョン・へウォン:ドラマのタイトルのように、「その年、ヘウォンは…」。撮影に突入した昨年の夏から、放送終了となった今年の冬までのすべての瞬間が、残像のように長く記憶されると思います。

――視聴者の方々に一言お願いします。

チョン・へウォン:私もチェランとして、視聴者として「その年、私たちは」を通じて癒やしと感動、楽しさを感じた皆さんと共に、その感情を共有することができてありがたく、意味深かったです。送ってくださった応援と愛のメッセージのおかげで、忘れられない大事な思い出ができました。楽しく見てくださった皆さんに感謝します。
元記事配信日時 : 
記者 : 
オ・ユンジュ
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