ラ・ミラン&ソン・セビョク&イ・ボムス、映画「カムバックホーム」で相乗効果を発揮?共演に期待(総合)

イ・ヨヌ監督は本日(30日)、ソウル紫陽洞(チャヤンドン)ロッテシネマ建大入口店で開かれた映画「カムバックホーム」の制作報告会で「それがそれぞれの長所だ。彼らのエネルギーが会って非常に大きなシナジー(相乗効果)を発揮した」と伝えた。
同作は、すべてを失って15年ぶりに故郷に帰ってきた無名のお笑い芸人ギセ(ソン・セビョク)が、巨大な組織のボスになることから繰り広げられる物語だ。

何より、今回の映画にはコミカルな演技に長けたソン・セビョク、ラ・ミラン、イ・ボムス、オ・デファン、イ・ジュニョク、イン・ギョジン、キム・ウォネ、イ・ジュンオクなどの俳優たちが披露する相乗効果が期待を高める。
無名コメディアンのギセ役に扮するソン・セビョクは「すべての作品が一難去ってまた一難だが、コメディはやはり難しいという考えで臨んだ」と語り始めた。続けて、俳優たちとの共演について「僕は79年生まれだが、大学路(演劇俳優)時代から同じ年頃の俳優たちが多くなかった。でも、今回の映画で同年代の友達に会えてとても良かった。アイデアを分かち合いながら映画を作った」と振り返った。

男心をつかむ女性ヨンシム役のラ・ミランは「私はイ・ヨヌ監督と3度目の作品だ。以前は急いで呼んでくださったけれど、今回は最初から呼んでくださった」と作品に合流することになった理由を伝えた。
オ・デファンと一番多く息を合わせたという彼女は「現場で一番頻繁に会って頼りにした」と伝えた。
劇中人物のギセとヨンシムの出会いについて、ソン・セビョクは「(ギセが)ソウルに留学し、久しぶりに故郷に帰ってきて会うことになる」と説明。しかし、ラ・ミランは「歪曲された部分が多い。ギセがヨンシムに片思いしていたけれど、自分だけが成功するために故郷を捨てて去った」と正し、笑いを誘った。

忠清道出身の彼はこれまで「THE CITY OF VIOLENCE」(2006)、「太陽はない」(1999)など多様な映画で忠清道の方言を使い、観客を笑わせた。「忠清道はしゃべるのが遅いと思うけれど、せっかちな人はしゃべるのが速い」と忠清道の人々への先入観だと指摘。同日、忠清道方言について講演し、映画への期待を高めた。

無名コメディアンが一夜にして20億ウォン(約2億円)と共に組織のボスになるという物語に、忠清道地域特有の白々しいユーモアが加わった「カムバックホーム」が成功できるのか、これからが注目される。
「カムバックホーム」は韓国で10月5日に公開される予定だ。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・ボラ
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