イ・ヨンジからパク・ジェボムまで…「SHOW ME THE MONEY 11」ソウル公演が盛況裏に終了
写真=「SHOW ME THE MONEY 11」
Mnet「SHOW ME THE MONEY 11」が、全国ツアーの出発点であるソウル公演を盛況のうちに終了した。15日の午後3時と午後7時30分に、ソウルオリンピック公園オリンピックホールにて「SHOW ME THE MONEY 11」のコンサートが開かれた。2回にわたって行われたソウル公演は、4組のキングメーカーのプロデューサーとチーム音源ミッションに参加したラッパーたちが勢ぞろいし、最高のコラボステージを披露した。
180分にわたって繰り広げられたソウル公演は、「SHOW ME THE MONEY 11」のこれまでの旅路を顧みるステージで飾られた。チーム・クァイオリン(The QuiettとLeellamarz)、チーム・グリルズ(Lil Boi&GroovyRoom)、チーム・アルジョッ(JUSTHIS&R.Tee)、チーム・スレイ(パク・ジェボム&Slom)の順で公演が行われ、TOP4のイ・ヨンジ、ホ・ソンヒョン、DON MALIK、Don Malikをはじめ、NSW YOON、QM、Crucial Starー、DAMINI、キム・ジェウク、ノ・ユンハ、Chillin Homie、Fleeky Bang、Polodared、KHAN、Los、Mckdaddy、Jambino、Toigo、シン・セインまで、「SHOW ME THE MONEY 11」を輝かせたチーム音源ミッションのラッパー20人が全員登場して、ひとときも目を離すことができない総合ギフトセットのような公演を披露した。
特に4組の魅力がそのまま反映された構成とセッリストは、「SHOW ME THE MONEY 11」コンサートの最大の見どころだ。公演の幕を開けたチームはクァイオリンで、「SHOW ME THE MONEY 11」で披露した競演曲はもちろん、「Be My」「尻が大きな彼女」など、プロデューサーのThe QuiettとLeellamarzの多彩なスペシャルステージが繰り広げられて、雰囲気を盛り上げた。
続いて登場したQMは、本選でLeellamarzと一緒に披露した「COME TO MY STU」のステージで愉快なエネルギーを届けた。その後、NSW YOONの「ERI ERI」とチーム音源ミッション曲「おじさん」を披露して、もう一度会場を熱く盛り上げた。特にCrucial Star、キム・ジェウク、QM、NSW YOON、DAMINIは、2次火の穴ミッションで披露したヴァースパートを披露して好評を集め、最後のNSW YOONのステージを最後にチーム・グリルズにバトンを渡した。
チーム・グリルズの最初のステージを飾った楽曲は「Holiday」だった。まず、GroovyRoomとBLASÉが登場して歓声を浴び、続いてLil Boiが素晴らしいラップの実力で雰囲気を盛り上げた。彼らはファイナル・ステージで披露した「Diamonds」と「Chosen1」を披露して、番組の余韻を続けていった。特にファイナル「Chosen 1」のステージでDON MALIKを応援していたチームグリルズのメンバーたちは、当時のままステージを披露して戦慄をもたらした。続いて、ノ・ユンハが本選で披露した「Flick」を歌い、Polodaredは風邪をひいて喉の調子が優れないにもかかわらず、闘魂を発揮した。また、「ゲンゲンゲン」ミームを生み出したFleeky Bangは、「My Ninjas」のステージで存在感を見せつけ、DON MALIKとChillin Homieは「Jet Lag」を一緒に歌った。チーム・グリルズは、チーム音源ミッション曲「We Higher」で最後のステージを華やかに飾った。
チーム・アルジョッは、準優勝者のホ・ソンヒョンとDon MalikまでTOP4に2人が名を連ねた唯一のチームであるだけに、シーズン11の競演曲を中心にステージが披露された。特にアルジョッチームではR.Teeが最初に登場して「SHOW ME THE MONEY 11」で自身が手掛けた全曲を短く聞かせるDJプレイで雰囲気を盛り上げた。マイクの選択で脱落となったLosは、KHANと「羅針盤」のステージを一緒に披露した。JUSTHISが「SUN GOES DOWN」を歌い、“ヒップホップワントップ”らしいラップスキルをステージの上で表現し、Don Malikの「PPAK」のステージにも参加した。ヒップホップだが、温かい感性が漂うステージも多かった。Don Malikの「EYE」とホ・ソンヒョンの「みにくいアヒルの子」のステージでは、ペンライトと携帯電話のライトが会場を埋め尽くす感動的な景色が演出された。Mckdaddyのきらびやかな登場と共に、クライマックスを飾ったステージは「MY WAY」だった。
チームスレイは、競演曲にメンバーのヴァースを追加するファンサービスで注目を集めた。ToigoがSlomと一緒に最初にステージに上がって、ムードメーカの役割を果たし、続いてシン・セインとJ'Kyunがソロステージを披露した。ダンスチャレンジまでブームになったほど人気を集めたToigoとパク・ジェボムの「BLUE CHECK」のステージも、会場の熱量を高めた。Jambinoの「LIKE WATER」のステージは、シン・セイン&J'Kyunのヴァースが追加されて、原曲とは異なる魅力をアピールした。
イ・ヨンジは抜群の声量とラップスキルで最高のステージを披露し、優勝者らしい貫禄を見せた。同日、彼女は音楽配信チャートを席巻した「NOT SORRY」を歌い、観客の“テチャン”(歌に沿って一緒に歌うこと)を引き出した。「SHOW ME THE MONEY 11」4回目のチームクルーミッションのステージに続き、パク・ジェボムは「Mommae」のステージで雰囲気を盛り上げた。公演のフィナーレを飾ったステージは、やはりチーム音源ミッション曲で、彼らは「WE」を一緒に歌って、最後の挨拶を伝えた。Slomとパク・ジェボムは「17日にチームスレイのリミックスアルバムがリリースされる」というサプライズ発表で期待を高めた。
「SHOW ME THE MONEY 11」は、ソウルコンサートを盛況のうちに終了し、全国ツアーのスタートを切った。「SHOW ME THE MONEY」史上初めて“チーム音源ミッション”が行われたシーズンであるだけに、チームのプロデューサーとメンバーたちが参加した“チーム音源ミッション”のステージが、今回の公演で特に歓声を集めた。プロデューサーと参加者たちの関係を超えて“ヒップホップ”で1つになったアーティスト同士のケミストリー(相手との相性)とチームワークは、会場でも輝き、コンサートならではの特別なコラボステージが、ファンに感動を与えた。これまで「SHOW ME THE MONEY」のラッパー全員が公演に出演した前例がないという点でも、観客の満足度が高かった公演と言えるだろう。
ソウル公演に続き、釜山(プサン)公演は2月4日に午後6時にKBS釜山ホールにて開かれる。光州(クァンジュ)公演は2月11日の午後5時に金大中(キム・デジュン)コンベンションセンター多目的ホールにて、仁川(インチョン)公演は2月12日の午後5時に仁川(インチョン)松島(ソンド)コンベンションアシア展示場にて開催される予定だ。そして、2月25日の午後6時に嶺南(ヨンナム)大学チョンマアートセンターにて開かれる大邱(テグ)公演を最後に、「SHOW ME THE MONEY 11」全国ツアーは幕を閉じる予定だ。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- パク・ソヨン
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