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SHINee オンユ、新曲「Circle」MV公開…優しく甘い歌声を披露

Newsen
写真=SMエンターテインメント
SHINeeのオンユが、癒しの歌で帰ってきた。

彼は3月6日午後6時、韓国国内外の音楽配信サイトを通じて1stフルアルバム「Circle」をリリースした。

今回のアルバムは、オンユが昨年4月に発売した2ndミニアルバム「DICE」以来、11ヶ月ぶりに発売する新曲だ。2018年、叙情的な雰囲気の7曲で構成された1stミニアルバム「VOICE」をリリースして、ソロ歌手として正式デビューしたオンユ。彼は、爽やかながらも夢幻的な多彩な魅力が際立つ2ndミニアルバム「DICE」でソロボーカリストとしての存在感を見せつけた。

新譜「Circle」には、夢幻的なR&Bタイトル曲「O(Circle)」をはじめ、寂しい雰囲気のポップ「Cough」、リズミカルなミディアムテンポのポップ「Expectations」、GIRIBOYがフィーチャリングしたジャズポップ「Caramel」、サム・キムが作曲・編曲した落ち着いたバラード「Rain On Me」、爽やかなポップ「Anywhere」、軽快で爽やかな「Paradise」、インディーポップ「No Parachute」、ミディアムテンポのポップ「Walk With You」、感性バラード「Always」まで全10曲が収録されており、フルアルバムにふさわしく充実した構成となっている。

オンユは、愛と別れはもちろん、期待と失望、成長と不安など、多くのリスナーが共感できる多彩な人生の瞬間を、自分だけの清らかで温かい歌声で歌った。1stフルアルバムであるだけに、様々な試みを重ね、良質な曲だけを収録するために努力したオンユは、「『僕、こういうこともできます』より『僕は元々こういう曲が好きです』に近いアルバムだ」と説明した。

全ての収録曲がタイトル曲と言ってもいいほどのクオリティを誇る今回のアルバムのタイトル曲は「O(Circle)」だ。この曲は、夢幻的なアルペジオシンセサウンドと重みのあるベースライン、グルーヴィーなメロディーが調和したR&Bジャンルだ。作曲と編曲はHarisが担当した。導入部から繰り広げられるオンユの吸い込まれるような歌声は、一気に曲に入り込ませる。

作詞はキム・イナが担当した。慰めと共感を届ける歌で、K-POPファンたちから信頼を得ている彼女は、「永遠に太陽と風と雲と雨と海へ / 春と夏と秋と冬の間へ / 出会いも別れもどれも異なったことのない / 波の上に私たちは一緒に流れていく」など、人生を自然に例えた歌詞を書き上げた。それぞれ異なるようで同じようなかたちで毎年戻ってくる季節のように、それぞれが経験する良いことも悪いことも、違うように見えるけれど、結局は似ているという癒し、回復、循環のメッセージが共感を呼ぶ。

特にオンユ、さらには所属グループであるSHINeeにぴったりのフレーズが、リスナーたちに感動を届ける。「記憶からは消されても残るものがある / 僕が子供の頃に夢見た緑の世界のように / 言わなくても書かれたものがある / 特に理由もなく愛してくれた心」などの歌詞は、SHINeeのコンサートで見る事のできる美しいエメラルドグリーンの波はもちろん、オンユ、そしてSHINeeを変わらず応援してくれるSHINee World(SHINeeのファン)を連想させる。

オンユは、ソロアルバムの発売を皮切りに、SHINeeの活動まで旺盛な活動を続けていく。2008年に「Replay」で歌謡界にデビューしたSHINeeは、デビュー15周年記念日である5月25日前後に8thフルアルバムの発売を計画している。リーダーのオンユとメンバーのキー&ミンホは、2020年に相次いで除隊して以来、それぞれ異なる魅力のソロアルバムを発売し、ドラマやバラエティ番組に出演するなど、多方面で活躍している。2021年に入隊したテミンは4月4日に召集解除となる予定だ。

オンユは「SHINeeのすべての瞬間を覚えている。15年だと、十年一昔というから1つと半分は変わっている時間だが、いつもその場にいるようだ。いつも感謝している」とし、メンバー揃ってのコンサートの開催を予告した。

続いてファンに「いつも待っていてくれてありがとう。もう待つという表現よりは、一緒に歩んでいるという表現のほうが正しいと思うが、ファンの皆さんの心のどこかには、いつもSHINeeとオンユがいられるよう、これからも一生懸命に楽しく活動したい」と付け加えた。

元記事配信日時 : 
記者 : 
ファン・ヘジン

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