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「軍検事ドーベルマン」アン・ボヒョン“除隊から10年経っているけど、軍隊特有の言葉遣いにも慣れていた”

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写真提供:KADOKAWA Kプラス

「梨泰院クラス」「ユミの細胞たち」アン・ボヒョン初主演作! 「軍検事ドーベルマン」のDVDが12月6日よりリリース!

本作は、腐敗した軍隊を成敗し不正義を正す、検事と軍人の間を綱渡りする“軍検事”にスポットライトを当てた韓国初の痛快軍法廷・アクションドラマ。悪役からロマンスまでをもこなすオールラウンダーとなったアン・ボヒョン初の主演作として話題に。キャラクターの魅力を倍増させるシンクロ率100%の演技で、アン・ボヒョンの魅力の沼にハマること間違いなし!

今回、日本でのリリースを記念して、アン・ボヒョンのオフィシャルインタビューが到着。作品の魅力から撮影現場であったエピソードまでたっぷりと語っている。

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――ドラマ「軍検事ドーベルマン」の簡単なストーリーと演じた“ド・ベマン”という役について紹介をお願いします。

アン・ボヒョン:「軍検事ドーベルマン」は韓国初の軍法廷ドラマで、お金と権力を握っている悪の群れを打破していくド・ベマンとチャ・ウインの成長ストーリーとアクション、ロマンスが盛り込まれたドラマです。ド・ベマンは誰よりもお金と権力に対する欲が大きいキャラクターですが、チャ・ウインという人物に出会い、軍隊内で両親たちに起きた真実を知り、正義を探していく一度噛んだら離さない強靭なキャラクターです。

――今回の作品で初主演に挑戦されましたが、初めてキャスティングの提案を受けた時はどうでしたか。そして出演を決めたきっかけは何ですか。

アン・ボヒョン:初主演だったのでプレッシャーを感じましたが、監督が「“ドーベルマン”という単語を思い浮かべた時、アン・ボヒョンが思い浮かんだ。“強靭で悪にも勝てるような人”だ」とおっしゃって頂いて凄くありがたかったですし、『弁護人』を執筆されたユン・ヒョンホ作家と作品を一緒にしたいと思い出演を決めました。

©STUDIO DRAGON CORPORATION
―― 「軍検事ドーベルマン」は今までどこでも扱われたことがなかった軍法廷と軍検事を題材にしたドラマという点でも関心を集めましたが、期待とプレッシャーが両方ともあったと思います。どうでしたか?

アン・ボヒョン:韓国初の軍法廷・アクションドラマでプレッシャーもありましたが、それ以上に期待も大きかったです。良いスタッフの方々や監督、俳優の方々と呼吸を合わせてうまくやり遂げたと思います。

――初放送後、視聴率も右肩上がりで最終回は瞬間視聴率10%を越え視聴者の反応も非常に熱かったですが、視聴率や視聴者の反応を見守りながらどうでしたか?

アン・ボヒョン:出演者・監督の方々と恒例のように視聴率予想をするのですが、僕は期待値を低く見積もる方なんです。でも、思ったよりとても高い視聴率が出て、大変な撮影の中でも頑張る原動力になったと思います。また現場の雰囲気もとても良く、その良い空気感が視聴率を押し上げてくれたのではないかと思いました。とても大きな刺激と原動力になりましたね。

©STUDIO DRAGON CORPORATION
――ド・ベマンという人物は過去の傷と復讐心を持ちながらも、時にはお金/権力に引かれ、しかし再び正義の軍検事として活躍する人物でしたが、俳優アン・ボヒョンが考えるド・ベマンの魅力はどんな点でしょうか?

アン・ボヒョン:一度噛んだら離さないというキャラクター紹介がとてもカッコよかったですし、ド・ベマンという名前から伝わってくる剛直で頼もしい感じが良かったですね。外見的には強く見えてツンデレ要素もありますが、実はすごく温かく情が深いところと、真実を知った時悪から善に変わっていく姿が魅力的でした。

――アン・ボヒョンさんとド・ベマンは似ている点はありますか?

アン・ボヒョン:ド・ベマンも簡単に諦めないタイプですし、僕も根気よく諦めずに直進するタイプではあったので、そういう部分が少し似ていたと思います。

©STUDIO DRAGON CORPORATION
――全く似ていない点はありましたか?

アン・ボヒョン:そうですね、似てない点よりは似ていた点のほうが多かったと思います。外見的には強いふりをしていますが、実は心の中は温かい人物なのでそのような部分がとても良かったと思います。
 

「『太陽の末裔』出演や日常から運動していたので…」

写真提供:KADOKAWA Kプラス
――「軍検事ドーベルマン」はスタイリッシュなアクションシーンも話題になりましたが、どのようにアクションシーンを準備されたのか、そして特に大変だった点はありませんでしたか?

アン・ボヒョン:アクションシーンが思ったより多くて準備を入念に行いました。幸いにも武術監督が以前作品をご一緒した監督で、僕の長所・短所を知っている方だったのでリラックスしながら挑みました。アクションシーンは相手と呼吸を合わせるのが重要で、ケガをしないように努力しました。軍隊内でこのようなアクションを見せるということが新鮮でしたし、ド・ベマンならどうするか悩みながら挑みましたが、上手くできたようで良かったです。

――軍人特有の言葉遣い、行動などの演技は大変ではなかったですか?

アン・ボヒョン:除隊してから10年近く経っているのですが、「太陽の末裔Love Under The Sun」という作品に出演したり、日常から運動をし、軍隊特有の言葉遣いに慣れていたので、そこまでぎこちなくはありませんでした。逆に出演者の方々が僕に言葉遣いなど聞かれる場合が多かったですね。なのでリラックスして役作り出来ました。

©STUDIO DRAGON CORPORATION
――撮影現場の雰囲気はどうでしたか? 現場であったエピソードの中で特に記憶に残るエピソードやビハインドストーリーがあったら教えてください。

アン・ボヒョン:まず、真冬だったので撮影が凄く大変でした。その中でも6話の海に飛び込むシーンが記憶に残ってます。当初台本にはない内容だったのですが、監督と話し合い僕が海に飛び込むと言い実現しました。反応も良かったし、そのシーンがうまく描き出せたようで嬉しかったです。

――出演者の方々との呼吸はどうでしたか? また、チャ・ウインを演じたチョ・ボアさんとは初めての共演でしたがいかがでしたか?

アン・ボヒョン:元々知っている俳優の方々もたくさんいましたし、同年代の俳優さんたちが多かったので、僕を信じてついてきてくれたことがありがたかったです。とても大きな力になりました。俳優の方々だけではなくスタッフの方々も良い方ばかりで、このような方々に再び会えるのかと思いました。皆さんのおかげでつらい撮影も乗り越えられました。ボアさんは小柄なのにアクションシーンに挑む姿や演技に対する熱意を見ながら良い刺激になりました。また演技について些細なことでも話し合ったので、そういう部分がドラマにしっかり現れてたと思いますね。本当にケミ・呼吸が合いましたし、感謝を伝えたいです。

©STUDIO DRAGON CORPORATION
――重みのある法廷シーンと笑いを誘う愉快なシーンを同時に伝えドラマの没入度を高めましたが、一番印象に残ったセリフは何ですか?

アン・ボヒョン:僕は自分が出ているテレビを見るのが恥ずかしくて見ない方なのですが、映像を見ると撮影時の記憶とエピソード一つ一つが思い浮かびます。一番記憶に残っているセリフは「大尉 ド・ベマン」、「チャ軍検事」ですかね。ド・ベマンという単語自体の発音が凄く難しくて(笑) 最初名前をもらった時、違う俳優の皆さんも発音が難しいとおっしゃっていました。撮影が終わる頃には「大尉 ド・ベマン」が口について上手く言えるようになっていました。「大尉 ド・ベマン」、「チャ軍検事」が台本の一部分だったのでこの二つの単語が一番思い浮かびますね。

――1話で人質になったウインを救うシーンや、2話の橋の上でソラクの群れと戦うシーンなど数多くの名場面がありますが、アン・ボヒョンさんが考える「軍検事ドーベルマン」の一番好きなシーンを教えてください。

アン・ボヒョン:ドラマをご覧になればお分かりますが、毎回アクションシーンがあったと思います。アクションシーンはスタントマンを使わずにほとんど僕が撮影に挑んだので、そのような部分を視聴者の方々がたくさん喜んでくれるのではと思います。また1話で僕が実際に逆さまにぶら下がってCG撮影をしたのですが、意外にリアリティーがあって上手く撮れたので、そのシーンも好きです。

©STUDIO DRAGON CORPORATION
――ここは日本の方が好きそうだなという作品のポイントはありますか?

アン・ボヒョン:まず、とても痛快なアクションがたくさんあります。そして僕たちも撮影時、台本を見ながら次が気になって仕方がなかったのですが、毎回のエンディングが一度見たら止まらないエンディングなので、日本の方々も楽しんで頂けると思います。

――日本でも「梨泰院クラス」以降、「マイネーム:偽りと復讐」「ユミの細胞たち」などで人気を集めていますが、日本での人気を実感されていますか?

アン・ボヒョン:SNSを通じて日本のファンの方々がたくさんできたということを体感したりします。またプレゼントをたくさん送って頂きありがたいですし、大きな力になっています。

©STUDIO DRAGON CORPORATION
――「軍検事ドーベルマン」は韓国初の軍法廷を題材にしたドラマで、ストーリー、演技、演出の3拍子が揃い韓国で高い視聴率を記録、好評を得ましたが、日本の視聴者に見どころを教えてください!

アン・ボヒョン:韓国でも初めて試みる軍法廷物でしたし、好評だったので気持ちよく撮影を終えることができました。日本でも題材が今までなかったものなので、もっと気になるのではないかと思います。ストーリーがまったく予想できないことが多いので、予想しながら見るのがより楽しいと思いますし、そのような要素をいっぱい盛り込んだドラマなので、そこにフォーカスを合わせてくださればもっと楽しくご覧頂けると思います。

――最後に、「軍検事ドーベルマン」を待っている日本のファンの方々にメッセージをお願いします。

アン・ボヒョン:「軍検事ドーベルマン」俳優の方々とスタッフの方々で冬を乗り越えながら本当に熱心に撮った作品なので、楽しく見て頂けると嬉しいです。ド・ベマンと僕アン・ボヒョンもたくさん愛してください! 良い作品を続けられるよう応援してくださってありがとうございます!

©STUDIO DRAGON CORPORATION

■DVDリリース情報「軍検事ドーベルマン」

【セル】
DVD-BOX1:2023年12月6日(水)発売
DVD-BOX2:2024年1月10日(水)発売
各BOX 本体価格¥18,000(税別)

<映像特典>
BOX1:訓練日誌、台本リーディング、ポスター撮影ビハインド、初撮影ビハインド、メイキング Part.1
BOX2:アン・ボヒョン「軍検事トドーベルマン」SPトークイベント、最終撮影ビハインド、メイキング Part.2、アン・ボヒョン インタビュー

<封入特典>
ブックレット
※商品の仕様は変更になる場合がございます。

【レンタル】
Vol.1-8:2023年12月6日(水)リリース
Vol.9-16:2024年1月12日(金)リリース


発売元:KADOKAWA Kプラス
販売元:ハピネット・メディアマーケティング


【ストーリー】
ド・ベマン(アン・ボヒョン)は金に忠誠を誓う腐った軍検事。民間の法律事務所のパートナー弁護士としてスカウトされるために、5年間の軍生活を終える日を待ち望んでいる。そんな中、除隊を一ヶ月後に控えたベマンの前に「法に勝る階級はない」と軍法を第一に考える新任・軍検事のチャ・ウイン(チョ・ボア)が現れる。上意下達の軍の世界で、階級関係なしに突き進むウインに対し、自分が除隊するまで事を起こすなとベマンは忠告する。そんな時、IMディフェンス会長ノ・テナム(キム・ウソク)とアイドル歌手アレンがハン・セナに性的暴行をし、セナはウインに助けを求める。赤髪姿で現れたウインは彼らを一掃、更にはアレンを拉致する。一方、同じくテナムの事件を追っていたベマンは、登録されている情報とは全く違うウインの正体に疑問を抱くようになるが……。

【キャスト】
アン・ボヒョン (「生まれ変わってもよろしく」「ユミの細胞たち」シリーズ、「梨泰院クラス」「マイネーム:偽りと復讐」)
チョ・ボア (「九尾狐<クミホ>伝~不滅の愛~」「フォレスト」)
オ・ヨンス (「クリミナル・マインド:KOREA」「トライアングル」)
キム・ヨンミン (「愛の不時着」「夫婦の世界」)
キム・ウソク (「禁婚令ー朝鮮婚姻禁止令ー」「キミと僕の警察学校」)

【スタッフ】
演出:チン・チャンギュ(「バッドパパ」「逆賊ー民の英雄 ホン・ギルドンー」)
脚本:ユン・ヒョンホ(「無法弁護士~最高のパートナー」「リメンバー~記憶の彼方へ~」)

「軍検事ドーベルマン」予告編

元記事配信日時 : 
記者 : 
Kstyle編集部
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