映画「満ち足りた家族」スヒョン、デビュー後初めて韓国映画に出演“ホ・ジノ監督に対する信頼があった”
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デビュー後初めて韓国映画に出演し、「胸がいっぱいです」と語ったスヒョン。ハリウッドの大作映画で活躍した彼女は「韓国作品に出演するために出演を諦めた海外作品が数本あります」とし、「韓国の映画人になりたいという願いが大きかったんです」と喜びを表した。映画「満ち足りた家族」(監督:ホ・ジノ)は、それぞれの信念をもって生きていた4人が、子供たちの犯罪現場が映った防犯カメラ映像を見てから、すべてが崩れていく姿を描いたウェルメイドサスペンスだ。
スヒョンは映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」を通じてハリウッドに進出し、「ダークタワー」「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」などハリウッドの大作映画に出演し、世界的に認められるハリウッドスターに浮上した。
このように韓国国内外で精力的な活動を続けているスヒョンは、「満ち足りた家族」で初めて韓国映画に出演した。スヒョンが演じたジスは、普段から自己管理を徹底し、クールな性格の人物だ。ジスは子供たちが犯罪を犯したことを知った後、冷静に状況を見守り、真実を把握しようと努力する。
最近行われたインタビューでスヒョンは、韓国映画デビュー作として「満ち足りた家族」を選んだことに対して、「ホ・ジノ監督に対する信頼がありましたし、日常的なキャラクターだという部分もよかったです。“自分に合った服”だと思いました」と話を始めた。
また、「初めて映画界からオファーが来た時は、露出があったり、ダークな役ばかりだったんです」と明かしたスヒョンは、「しかし、『満ち足りた家族』のジス役ははっきりとした色が決まったキャラクターではなく、状況を見ながら行動する人なのでそこがよかったですし、未熟な若い母だということにも共感しました」と話した。
実際に(韓国の年齢で)5歳の娘を育てている彼女は、「未熟で若い母の演技は、本当の母親でなくてもできると思います。しかし、赤ちゃんを抱くことだけは本当に上手にやれると思いました。赤ちゃんもまるで演技指導を受けたように泣いてほしい時にちゃんと泣いてくれたんです」と伝えた。
2019年にシェアオフィス「wework」元代表のチャ・ミングン氏と結婚したスヒョンは、結婚5年で離婚を伝えた。「映画公開の直前にプライベートなイシューが知られ、困惑しなかったか」という質問にスヒョンは、「そこまで慌てませんでした。公開のタイミングを自分で決めたわけではないですから。水が流れるように受け入れました」と話した。
続いて「最近、映画市場が厳しい状況ですし、公開自体が自分にとっては幸せな過程なのに、自分の私的なことが迷惑をかけたり、そのせいで気分が曇る必要なないじゃないですか。楽しい気分で公開を待っています」と伝えた。
「第29回釜山(プサン)国際映画祭」の開幕式で大胆なデザインのドレス着て話題になったスヒョンは、それも5歳の娘が選んでくれたものだと話しながら、「運命だと思いました。レッドカーペットに立つ時に着るドレスを探す過程で、CHANELから2着のドレスを提案してもらったんです。コレクションで見て個人的に気に入っていたドレスがその中にあったので、試着もせず、『これを着ます』と言いました。試着には娘も同行したのですが、娘も綺麗と言ってくれました」と話した。
娘のために「女性としてもっとかっこよく、できることを最大限成し遂げたい」というスヒョン。彼女は「女性としての存在感、自尊心を重要視しています。娘にもっとも見せたい姿でもあります。受動的で順従な女優にはなりたくありません。挑戦して変えられるもの、違うようにやれる部分があれば挑戦したいです。女性たちにとって正しくないことがあれば、それにぶつかってみたいです。そのような女優になりたいです」と覚悟を語った。
自ら決めた今年のキーワードは「成長」だというスヒョンは「韓国作品に出演するために諦めた海外の作品はたくさんありました。キャスティングが確定したものの、スケジュールのために諦めたこともあります。リアルな演技を見せたいと思っています。果敢な、それがルックスでも感情でも、整えられていないものを見せたいです」と目標を明かした。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ペ・ヒョジュ
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