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ソン・ジェリムさんの遺作「暴落」3人のキャラクターポスターを公開

OSEN
写真=MooAm
韓国で1月15日に公開されるソン・ジェリムさんの遺作である映画「暴落:事業に失敗した男」が、キャラクターポスターを公開した。

公開されたキャラクターポスターには、世界を飲み込もうとした青年事業家ヤン・ドヒョン役のソン・ジェリムさんと、ドヒョンのビジネスパートナーであるカン・ジウ役のアン・ウヨン、彼らの投資者でターニングポイントとなるケビン役のミン・ソンウクの姿が写っている。

ソン・ジェリムさんは、スティーブ・ジョブズを連想させる黒い服に丸い眼鏡をかけ、カメラを見つめている。「僕がそんなに悪かったですか?」という文字が、仮想通貨の暴落事態以後の状況への関心を高める。彼は、MOMMYという名前の仮想通貨の開発者で、ビジネスの天才と呼ばれるヤン・ドヒョン役に扮し、史上最高の演技を披露する。

アン・ウヨンは「政府支援金? ぶっ壊すため与えるんだ」という言葉で加算点の弱点を悪用し、起業支援金を不正受給し、不渡りと廃業を繰り返し、投資金を増やした自身の悪事を正当化する。

ミン・ソンウクは、人の本質を見抜くような断固として冷たい姿が印象的だ。「失敗しても大丈夫です。世の中は失敗した人は覚えない」という言葉のように青年事業家を発掘し、投資金をかき集め、自身の利益を追うビジネスマンの姿を披露した。

映画「暴落:事業に失敗した男」は、仮想通貨市場に参入した天才実業家の欲望を描いたドラマで、50兆ウォン(約5兆円)の蒸発により全世界を揺るがした“仮想通貨大暴落”の実話を基にした犯罪ドラマだ。取り返しのつかない選択をする青年実業家の物語を通じてスタートアップ投資の裏側を描き、昼は株式、夜は仮想通貨の中毒になった若者たちの現実をリアルに届ける予定だ。

同作は、多くの被害者を生み出し、現在も司法において最終的な判断が下されていない実話をモチーフにしている。そのため、徹底した事前調査と法の事例に基づき、検討と諮問を重ねたという。韓国コンテンツ振興院・ニューメディアコンテンツ部門の制作支援を受けた作品だ。

演出を手掛けたのは、ヒョン・ヘリ監督だ。彼女が演出を担当した「契約職だけ9回した女」は、非正規雇用で勤務してきた女性が大統領室に就職するというストーリーで、昨年の「カンヌ国際シリーズフェスティバル」で好評を得た。社会的なメッセージを込めたルポルタージュを多数生み出してきた監督の新作であるだけに、映画ファンの期待はすでに高い。

映画「暴落:事業に失敗した男」は、韓国で2025年1月15日に公開される。
元記事配信日時 : 
記者 : 
ハ・スジョン
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