MBCプロデューサーやKBS記者も犠牲に…韓国旅客機事故で死去
写真=KBS
MBCのプロデューサーやKBSの記者も済州(チェジュ)航空旅客機事故の犠牲となっていたことが明らかになった。全国言論労働組合(以下、言論労組)MBC本部が、済州航空旅客機事故で亡くなった木浦(モクポ)MBCプロデューサーを追悼。
言論労組MBC本部は12月30日、公式サイトを通じて「木浦支部の故アン組合員のご冥福を祈る」と追悼文を掲載した。
言論労組MBC本部は、故人について「本当に温かい人だった。移民労働者など社会的弱者の目線で世界を見た。より良い社会を作れるという希望を捨てなかった」と述べた。
「本当に頼りになる仲間だった。どんなに大変で難しい仕事も厭わなかった。最後の休暇の直前までやるべきことを後回しにせず、あらゆる過酷な仕事も黙々とこなした。本当に情熱的な同志だった。自分の役目から目をそらすことなく、いつも喜んで先頭に立っていた。熱い心で組合をしっかりと守ってきた人物だった」と哀悼した。
最後に「温かい人であり、頼もしい仲間であり、情熱的な同志だった彼を忘れない。心から哀悼の意を表し、故アン組合員の冥福を祈る」と述べた。
29日、タイ・バンコク発の済州航空旅客機が務安国際空港で着陸中に外壁と衝突し、機体が爆発して炎上する事故が発生した。故人はKBS光州(クァンジュ)放送総局記者の妻とバンコク旅行に行って帰りに事故にあったという。
アン組合員は1991年生まれで、2018年6月に木浦MBCのプロデューサーとして入社し、ドキュメンタリー「共存の解法」「皆合わさる」などを制作した。言論労組MBC本部によると、故人はKBS光州(クァンジュ)放送総局記者の妻とバンコク旅行に行った帰りに事故に遭ったという。
先立ってKBSも、公式コメントを通じて「29日、務安(ムアン)国際空港での航空機事故により、多数の犠牲者が発生した」とし、「不慮の事故により犠牲になられた方々、ご遺族に哀悼の意を表す。犠牲者の中には光州(クァンジュ)総局の記者と退職した同僚など、愛するKBSの家族も含まれているという事実に悲しみを隠せない。KBSの経営陣も本日、役員会議に先立って、事故により犠牲になられた方々への黙祷を行った」と明かした。
・韓国旅客機事故でKBSの記者なども犠牲に…関係者がコメント「悲しみを隠せない」
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写真=全国言論労働組合文化放送本部公式サイトキャプチャー
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ハ・ジウォン
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