「愛は一本橋で」イ・シウ、撮影当時を振り返る“ギフトセットのような現場だった”

韓国で昨年12月29日に放送が終了した「愛は一本橋で」では、元水泳選手で現在は高校の教育実習生コン・ムンス役を演じて愛らしい魅力を披露した。自由奔放なMZ(ミレニアム世代+Z世代)のキャラクターを表現するため、ヘアスタイルと衣装にも気を使ったというイ・シウ。実際に華やかな色味でポイントを与えたファッションと、ハツラツとした言葉使いでキャラクターへの没入感を高めた。
また、彼はユン・ジウォン(チョン・ユミ)へ向けたコン・ムンスの気持ちを直接的かつバランス良く演じて、彼女とのかわいいケミ(ケミストリー、相手との相性)を楽しませた。さらに、コン・ムンスの素直で爽やかな魅力をセンスよく表現したイ・シウの個性あふれる演技は、ソク・ジウォン(チュ・ジフン)の嫉妬を誘う役割を完璧にこなし、ドラマに活気を吹き込んだ。
――コン・ムンスというキャラクターの第一印象は?
イ・シウ:僕が見たムンスはかわいくて愛らしい人物でした。ただ、ユン・ジウォンに近づいていく姿はとても“直進男”です。なので彼の言動をもっと可愛く、愛らしく表現しないといけないと思いました。そうでなければジウォンも、ドラマを見ている方も負担に感じるかもしれないので。そのため、ムンスの話し方や行動に“晴れ”を取り入れようと努力し、衣装やヘアスタイルにもたくさん気を使いました。映像を見てもこのポイントが上手く作用したようで、嬉しかったです。
―― 一番好きなシーンとその理由を教えてください。
イ・シウ:一番好きなシーンはムンスの初登場シーンです。台本に「蛍光のジャージにピンクの靴を履いたヒッピーパーマのコン・ムンスが、自転車に乗って登場する」と書かれていました。この感じをどうすればもっと上手く生かせるのかという心配が大きかったです。また、この場面が僕の最初の撮影シーンだったので色々と悩みながら撮影したのですが、監督さんがムンスの初登場をとてもきれいに撮ってくださり、一番好きなシーンになりました。
――チュ・ジフンさん、チョン・ユミさんとの共演はいかがでしたか?
イ・シウ:チュ・ジフン先輩とチョン・ユミ先輩との撮影はとても楽しかったです。撮影現場でカットごとにアドバイスをいただきながらも、(二人が)僕がリラックスして演じられる環境を作ってくださいました。お二人はもちろん、共演した全ての先輩たちの演技を直接見ることができて、とても勉強になりました。先輩たちの余裕とスキル、そして大胆さと安定感をすべて学ぶことができたと思います。僕にとってギフトセットのような現場でした。

イ・シウ:第8話でソク・ジウォンとのデュエットを楽しく見てくださった方々が多かったです。ドラマの中の歌唱シーンも楽しく撮影しましたが、OSTに参加して僕が歌った歌がドラマで流れるのを聴くのはまた違う気分でした。普段から歌うのが大好きで、僕が出演する作品のOSTに参加したいという夢をいつも持っていました。ありがたいことに機会をいただき「Take off (Feat. SAya)」という楽曲を歌うことになって、俳優イ・シウの新たな姿をお見せすることができて嬉しいです。
――コン・ムンスというキャラクターが視聴者にどのように記憶されてほしいですか?
イ・シウ:ドラマをご覧になった方々が、ふとムンスのことを思い出した時に“癒される人”として記憶に残っていてほしいです。考えただけでも笑顔になる、そんな友達がいますよね? 全ての作品がそうですが、「愛は一本橋で」も僕にとっては大きな挑戦でした。新しい挑戦をさせてくれた大切なドラマで、ムンスは僕の新しい姿を見つけてくれた大切なキャラクターとして記憶されると思います。
――「愛は一本橋で」の 視聴者の方々に一言お願いします。
イ・シウ:ムンスというキャラクターもとても明るい人物でしたし、撮影現場の雰囲気がとても良かったので、撮影の間はずっと笑いながら楽しく過ごすことができました。なので僕だけではなく、皆さんにとっても「愛は一本橋で」が心安らぐドラマとして覚えていてほしいです。これまで「愛は一本橋で」を視聴してくださったすべての方々に本当に感謝申し上げます。ありがとうございます。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- パク・ロサ
topics