Kstyle
Kstyle 13th

Netflix「すべては神のために」配信をめぐる損害賠償訴訟…韓国カルト宗教の敗訴が確定

OSEN
写真=Netflix
宗教団体アガドンサンが、Netflix「すべては神のために:裏切られた信仰」(以下、「すべては神のために」)の放送に関連してNetflixを相手に提起した損害賠償請求訴訟で敗訴が確定した。

本日(25日)、韓国メディアNewsisによると、最高裁判所3部は23日、アガドンサンと教主キム・ギスンがNetflixを相手に提起した損害賠償請求訴訟の上告審で原告敗訴の判決を下した原審を確定した。

Netflixは2023年3月に4つの宗教団体教主を取り上げたドキュメンタリー「すべては神のために」 を公開した。計8部作で構成された「すべては神のために」において、アガドンサンと教主キム・ギスンに関するストーリーは5、6話に登場した。

そのような中、キム・ギスンが信徒たちに重労働をさせたり、自身に従わない信徒を他の信徒に暴行させて殺したという疑惑が盛り込まれ、衝撃を与えた。さらに、信徒の子供たちが畜舎に閉じ込められて虐待されて死んだという内容も盛り込まれ、人々を憤怒させた。

これと関連し、アガドンサン関係者は「すべては神のために」 が虚偽事実が含まれているとし、Netflixを相手に3億ウォン(約3000万円)相当の損害賠償請求訴訟を提起した。すでに1997年に殺人、詐欺の疑いに対して無罪確定判決を受けたにもかかわらず、「すべては神のために」 が有罪を疑わせると主張。

しかし、第一審の裁判部はアガドンサン関係者の主張を受け入れなかった。「すべては神のために」にキム・ギスンの殺害、殺人教唆などの内容がないことや、番組後半に刑事事件の結論が無罪だと明示したと言う理由からだった。アガドンサンは控訴したが、2審で棄却され、最高裁判所も原審に誤りがないと判断し、審理不続行で棄却を決定した。
元記事配信日時 : 
記者 : 
ヨン・フィソン

topics

ranking