「すべては神のために」配信をめぐる損害賠償訴訟…第2審も韓国カルト宗教がNetflixに敗訴
写真=Netflix
宗教団体アガドンサンが、Netflixを相手取った損害賠償訴訟の第2審でも敗訴した。18日、ソウル高等裁判所民事第13部は、アガドンサンと教主キム・ギスンがNetflixを相手取って提起した3億ウォン(約3000万円)相当の損害賠償訴訟で、原告敗訴の判決を下した。
今年2月の第1審で原告敗訴の判決が下されたことに続き、第2審でも同じ判決が言い渡された。
MBCとNetflixがタッグを組んで制作し、Netflixを通じて公開された「すべては神のために:裏切られた信仰」(以下「すべては神のために」)は、「摂理、神の花嫁」「五大洋、神と32人の死体」「万民の神になった男」などのエピソードで構成された8部作ドキュメンタリーシリーズだ。
2023年3月、アガドンサンの教主キム・ギスン側は「全ては神のために」が虚偽の内容を含んでおり、人格を侵害していると主張し、MBCとプロデューサーのチョ・ソンヒョンを相手取り、放送禁止仮処分申請を提出したが、裁判所がこれを却下した。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ミンジ
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