キム・セロンさんの母親、葬儀場への取材を控えるよう呼びかけ「最後まで苦痛を与えたくない」

キム・セロンさんの遺族が「静かに葬儀を行いたい」という意思を明かした。

17日、ある韓国メディアによると、キム・セロンさんの側近は「故人の母親が『セロンの行く道を辛くさせたくない。できるだけ静かに葬儀を行いたい』という意思を明かした」と伝えた。加えて、最大限取材を控えてほしいと呼びかけた。

故人と最近まで多くの時間を過ごしたという側近は「生前、セロンはたくさん苦しんだ。見送る瞬間まで記事に苦しめられたため、最後まで苦痛を与えたくない。遺族も同じ気持ちだろう」と悲しみを示した。

これに先立って16日、ソウル城東（ソンドン）警察署は、キム・セロンさんが自宅で倒れているところを発見した知人の通報により出動し、死亡を確認したと伝えた。キム・セロンさんは病院に搬送されたが、発見当時、すでに心停止状態だったという。享年24歳。

2000年生まれのキム・セロンさんは、2001年に雑誌「アンファン」のモデルとしてデビュー。2009年に映画「冬の小鳥」を通じて演技を始めた。その後、俳優ウォンビンとの共演で話題を集めた映画「アジョシ」を通じて一躍スターに。他にも映画「私の少女」「悪魔は闇に蠢く」、ドラマ「女王の教室」「ロマンスが必要2」など多数の作品で活躍した。

しかし、2022年に飲酒運転事故を起こして罰金2,000万ウォン（約210万円）を言い渡され、活動を自粛。昨年4月に演劇「トンチミ」を通じて約2年ぶりに活動を再開しようとしたが、世間からの否定的な反応が少なくなく、健康上の理由により降板した。

・キム・セロンさん、SNSを通じてSOS出していたか…過去の投稿内容に注目「辛いからもうやめて」

・「アジョシ」で共演のウォンビン、キム・セロンさんを弔問…IUやハン・ソヒ、ASTROメンバーも追悼