NewJeans ダニエル、法廷で涙の訴え「ADORに戻る気持ちはない…誰が私たちを守るのか」

本日(7日)、ADORがNewJeansを相手取って提起した、企画会社地位保全および広告契約締結などの禁止仮処分審問期日が開かれた。
この日、裁判にNewJeansのメンバー全員が出席し、専属契約解除の正当性を訴えたことが明らかになった。メンバーたちは一人ずつ陳述を行った。
まずヘリンは、HYBEをはじめとする他社がNewJeansを苦しめていることに対し、ADORが積極的に対応しなかったため無力さを感じたと指摘した。
ダニエルは、NewJeansが5人ではなくミン・ヒジン前代表を含む「6人で構成されたグループである」と述べ、「ミン・ヒジン代表が攻撃されているという話を聞いて、代表と一緒に進めないかもしれないという思いに怯えた」と明かした。また、涙ながらに「どんな結果が出ても、ADORと一緒にやっていきたい気持ちはない」と強調した。
ハニは「私たちを助けてくれた職員たちを批判しながら、現ADORの経営陣の前では一緒にやろうというような、相反する態度を見せたため、ADORを信頼することができなかった」と打ち明け、ミンジは「HYBEによる長年の不当な待遇と差別に、深い傷を負った」とし「ADORに戻れば再び回復するだろうけれど、傷はより深くなるだけ」と語った。
最後にヘインは「HYBEがADORの経営陣を交代させた際、不当な待遇を提起すると、ADORは忍耐するようにという言葉だけで、問題を解決できなかった」とし「誠実性のない環境では活動できない」と断言した。

彼女は「私たちはADORで過ごす間、あまりにも多くの不当な待遇を経験してきた。(ADORを)去った今、当時の痛みを実感している」とし「私たちを助けてくれた職員たちと代表は、もうADORに存在しない。私たちが戻ったとして、誰が私たちを守ってくれるのかわからない」と語った。
NewJeansは昨年11月、ADORとの専属契約解除を宣言。その後、新しい活動名「NJZ」を使用していくことを明かし、新曲発表を予告するなど、独自の活動を展開している。
これに対しADORは、2029年7月までNewJeansとの専属契約が有効であるとし、昨年12月に専属契約有効を確認する訴訟を提起した。
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- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ユ・ヨンジェ
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