イ・ビョンホン、映画「スンブ:二人の棋士」を観た妻イ・ミンジョンと息子の反応は?“2人共同じだった”

映画「スンブ:二人の棋士」(監督:キム・ヒョンジュ)に出演したイ・ビョンホンは、最近ソウル鐘路(チョンノ)区某所で行われたインタビューで作品について語った。
同作は、韓国最高の“囲碁のレジェンド”チョ・フンヒョン(イ・ビョンホン)が弟子との対決で負けた後、生まれ持った勝負師の気質で再びトップを狙う物語だ。
2020年12月に撮影を開始し、翌年に終えた「スンブ:二人の棋士」は、もう一人の主人公であるイ・チャンホ役を演じたユ・アインが、麻薬投薬の疑いで警察の調査をうけ、これにより公開が暫定的に延期となった。配給会社が変わり、Netflixで初公開しようとした計画も変更になるなどの過程を経て、4年ぶりに映画館で公開されることになった。

ユ・アインとの共演については「他の作品では見られなかった、イ・チャンホ棋士のように淡々としていて、何を考えているか分からない眼差しと話し方、仕草を表現していたところがすごいと思いました。自分のキャラクターを撮影しながら、彼なりに浸かろうとしたのか、本当のユ・アインの性格が分からないほど口数も少なく、寡黙な姿を見せてくれました。“この人はキャラクターに集中するために努力したんだ”と思えました」と称賛した。
また、「自身の役割を見事に果たしたと思います。俳優一人が上手くやったからと言って、映画が輝くわけではありません。みんなで頑張ってこそ、一緒に上昇するもので、物語にぐんとハマることもできますが、よくやってくれたと思います」と話した。
彼に関する一連の事件についてはどのように感じたのだろうか。イ・ビョンホンは「この映画がどうなるか分からない状況で、公開だけを待っていた時は、僕も残念でした」とし、「しかし、僕より先に心配になったのは、キム・ヒョンジュ監督のことでした。『保安官』を撮って、何年かぶりにこの映画を精魂込めて作ったのに、もし観客に届けることができなければ、キム・ヒョンジュ監督ほど辛い人はいないだろうと思いました」と回想した。
「ユ・アインと連絡を取ったことはあるか」という質問に「一度もありませんでした」とし、「普段から、お互いに電話で連絡をする関係までではありませんでした」と答えた。

妻イ・ミンジョンの反応は「悲しい」だったという。イ・ビョンホンは「僕を見て悲しいと感じたのかと思いましたが、イ・チャンホが去っていくシーンで悲しんでいました」と話して笑った。
さらに彼の息子は、「王になった男」と「JSA」、そして今回の「スンブ:二人の棋士」まで、父親が主演を務める映画3本を観覧したという。
イ・ビョンホンは「『JSA』を観た時は、思ったより内容を理解できていませんでした。南北の関係について『なぜ2人は友達になってはいけないの?』と言いました」とし、「今作ではイ・ミンジョンさんと同様、『イ・チャンホが去って悲しい』という反応でした」と伝えた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ペ・ヒョジュ
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