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NCT マーク、1stソロアルバム「The Firstfruit」を発売“母とのコラボが貴重な経験になった”

Newsen
写真=SMエンターテインメント
NCTのマークがソロアーティストとしてデビューを果たした。

マークは7日、1stソロアルバム「The Firstfruit」を発売。今回のアルバムは、故郷のトロント、最初の移住地のニューヨーク、学生時代を過ごしたバンクーバー、アーティストの夢を広げたソウルなど、マークの足取りが残る4つの都市をテーマに合計13曲を収録、彼がこれまで歩いてきた旅程が一本の映画のように展開されている。

タイトル曲「1999」は、壮大なオーケストラとファンキーなサウンドのギター、ブラスセッション、口笛など、多彩なサウンドが軽快な雰囲気を作り出すポップジャンルの楽曲だ。

――初めてソロアルバムを発表しましたが、お気持ちはいかがですか?

マーク:幸せです。本当に愛するアルバムを、僕のことを知り、応援してくださるすべての方々にお聞かせできるのは、思っていたよりずっと大きな喜びであり、幸せですね。

――1stソロアルバム「The Firstfruit」について紹介をお願いします。

マーク:僕の人生をベースに制作した、本当にすべてを注いだアルバムです。これまで培ってきたクリエイティブなエネルギーと率直な感情を最も深く盛り込み、僕の自伝的なストーリーがそのまま溶け込んでいます。マークという人間、アーティストとしての僕をもっと知りたい方は、「The Firstfruit」をぜひ聴いてほしいです。

――各都市を1つのチャプターとして展開する構成が印象的ですが、このような形式でアルバムを構成した理由は何ですか?

マーク:僕の話を伝えるにはどのような方法が最も効果的か、たくさん考えました。A&Rチームと何度も会議をして、アルバムの中に4つほどのしおりがあればいいのでは、というアイデアが出てきました。自分の人生を振り返ってみると、僕が暮らしてきた都市がちょうど4つでした。各都市を1つのチャプターにして物語を展開していけば、僕の話をよりドラマチックに伝えられると思いました。

――自身の物語を盛り込んだアルバムであるだけに、制作過程でも力を入れた部分が多くあったと思います。その中でも特に注力した部分や、記憶に残っている過程があれば教えてください。

マーク:歌詞に一番注力しました。曲のキャラクターと色を決めるもっとも重要な要素は歌詞だと思います。各楽曲のメッセージを一つひとつ心を込めて整理していくと、アルバム全体の方向性とアイデンティティが自然とはっきりしていきました。

――タイトル曲「1999」は、タイトルからマークさんそのものというような楽曲です。この曲をタイトルに選んだ理由は何ですか?また、聞きどころも教えてください。

マーク:「1999」をタイトル曲に選んだ一番大きな理由も歌詞でした。音楽的にも予想外のジャンルで興味深かったのですが、歌詞が自伝的な物語を盛り込んだアルバムに最もふさわしい曲だと確信できました。僕の抱負と1999年というコンセプトをユニークに表現した歌詞がポイントなので、注意深く聴いてみてください。また、パフォーマンスもポイントです。前半にミュージカル的な要素が溶け込んでいて、後半に行くほどますます激しくなる振付が独特で面白いので、ステージも一緒に楽しんでいただきたいです。

――12番トラック「Mom's Interlude」には、お母様のピアノ演奏と、2人の会話が盛り込まれています。一緒に作業することになったきっかけと感想を教えてください。

マーク:僕に最も大きな影響を与えた人を選ぶとしたら、おそらく母親でしょう。母はピアノを専攻していて、今も僕がピアノやコード、楽譜に関して気になることがあれば、いつも助言を求めています。そのため、自伝的な話を盛り込んだ今回のアルバムに、母の演奏が入った曲があればいいなと自然に思いました。こうして僕の1stソロアルバムに母と一緒に作った楽曲を収録できたことは、思っていたよりずっと意味があり、貴重な経験だと思います。

――1stソロアルバムのタイトル「The Firstfruit」のように、今回のアルバムであげたい成果などはありますか?

マーク:心のこもった音楽をお聴かせしたいと思いました。今回のアルバムがリスナーにとって少し息を整える時間になり、この時代を生きる中で、小さな慰めやエネルギーになることを願っています。

――ソロアルバムを準備しながら見つけた自分の姿はありますか?

マーク:今回のアルバムを準備しながら、僕自身と自分が歩いてきた人生を心から愛するようになったと思います。おそらくこの過程がなかったら知らなかったであろう感情なので、僕にとっては本当に特別な時間でした。

――アルバムのプロモーションスケジュールが書かれたTシャツを着て空港に登場した場面から、発売前のリスニングパーティーとリスニングセッションなど、自らアルバムを紹介する場を数回設けた点も印象的でした。このような新しい方式のプロモーションを企画した特別な理由はありますか?

マーク:単純に音楽を披露するだけにとどまらず、僕の話をより心を込めて伝えたいという気持ちが大きかったです。特に、自伝的なアルバムであるだけに、ファンの皆さんに直接話ができる場をたくさん設けたいと思い、そのような悩みが新しいプロモーションにつながったと思います。この過程で本当に多くの方のアイデアとサポートが加わり、実現することができました。心とエネルギーを注いでくださったすべての方のおかげだと思い、その方たちに心から感謝しています。

――ソロアルバムを待っていてくれたファンの皆さんに一言お願いします。

マーク:長い間待っていてくれて本当にありがとうございます。これほど意味深く、大切な“初めて”を一緒に見てくれて本当に感謝しています。シズニー(NCTのファン)も僕のアルバムを聴いて僕と同じぐらい幸せになってほしいですし、今回の活動で一緒に幸せな思い出をたくさん作ることができればと思います。最初の実をこれから一緒に大事に育てましょう!
元記事配信日時 : 
記者 : 
イ・ミンジ

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