NCT テン、洋楽カバーにグループのヒット曲メドレーも！初のソロコンサートのソウル公演が成功裏に終了

NCTのテンが、初めてのソロコンサートの始まりを告げるソウル公演を成功裏に終えた。

「2025 TEN CONCERT 1001 MOVEMENT“STUNNER”IN SEOUL」は4月12から13日の2日間、ソウル龍山（ヨンサン）区ブルースクエアSOLトラベルホールで開かれた。最終日の公演は、Beyond LIVEとファンコミュニケーションプラットフォームWeverseを通じて同時生中継され、アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、オーストラリア、インドネシア、タイ、日本、台湾など、世界中のファンが彼のコンサートを楽しんだ。

“すべての動きが僕を説明し、完成する”というキーワードが詰まった今回の公演は、テンがこれまで構築してきたアーティスト的なアイデンティティとストーリーを多彩なパフォーマンスと様々な演出で表現した。彼をギリシャローマ神話に登場する魅惑的な存在のセイレーンに例え、キューブの形をしたセットをメインステージに設置。“セイレーンとして新しく生まれる自分”を見せて、人々を感嘆させた。

彼はソロデビュー曲である「Nightwalker」で、オープニングから壮大にスタートさせ、「ON TEN」「BAMBOLA」「Dangerous」など、ファンキーでバイブス溢れるステージで強烈なエネルギーを爆発させた。ソロデビュー後、初めて音楽番組1位を獲得した新曲「STUNNER」並びに「Shadow」「New Heroes」など、多彩なパフォーマンスを立て続けに披露した。

特にテンは階段を使ったアプローチで、クールな雰囲気を漂わせた「Enough For Me」、眼帯を着用して曲のダークなムードを最大限に高めた振り付けが印象的な「Sweet As Sin」など、今年3月に発表した2ndミニアルバムの収録曲を初披露した。水が入った水槽に浸かったまま登場し、スタイリッシュなパフォーマンスを披露した「Water」、圧倒的な動きやテクニックが印象的な「Birthday」のステージで、彼の“アーティスティックパフォーマー”としての魅力を、再び実感させた。

テンは朧気でふわふわとした雰囲気の「Lie With You」や、LEDスクリーンで蝶の羽を演出して感性的な世界を作り上げた「Butterfly」、WayVの「Call Me」ソロバージョン、レディー・ガガとブルーノ・マーズの「Die With A Smile」カバーなどバラード曲のステージはもちろん、「Baby Don’t Stop」「Steady」「Smoothie」「英雄; Kick It」「Baggy Jeans」など、NCTヒット曲メドレーも披露し、ファンから爆発的な反応を得た。

さらに彼は、昨年成功裏に終えたファンコンサートのアジアツアーのオープニング曲「Paint Me Naked」と軽快でリズミカルな振付で気持ちの良いエネルギーを感じさせる「Waves」を本公演のアンコール曲に選び、最後までファンと共に歌い、大きな歓声を受けた。

テンは「スタッフの皆さんとファンの皆さんが良いエネルギーをたくさんくださったおかげで、初めてのコンサートを完成させることができた。この日のことを、絶対忘れられないと思う」と感想を伝え、ソウル公演の幕は下りた。

彼は4月19日と20日にバンコク、26日と27日に上海で今回のツアーを続けていく。5月には大阪、福岡、東京、名古屋を巡る初の日本ツアーも開催予定だ。