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LUCY、6thミニアルバム「がちゃん」を発売“僕たちはタンポポのようなバンド”

Newsen
写真=MYSTIC STORY
バンドLUCYが、「タンポポのように着実に新しい花を咲かす」という抱負を明かした。

LUCYは最近、ソウル江南(カンナム)区のあるカフェで、6thミニアルバム「がちゃん」の発売記念インタビューを行った。

LUCYというチームが結成されたきっかけは、2019年に韓国で放送されたJTBCのサバイバル番組「スーパーバンド」だった。熾烈な競争を勝ち抜いて準優勝を手にした彼らは、翌年バンドLUCYとして歌謡界に正式デビューした。「スーパーバンド」時代、そしてデビュー初期にメンバーたちが描いた未来と、現在のLUCYはどれほど似ているのだろうか。

チョ・ウォンサンは「僕にとっては今この瞬間も『スーパーバンド』の延長線上にあります。1週間、あるいは2週間で6曲を作り、作家を満足させなければならない番組でした。それがLUCYを始めてからもずっと続いています。自分を、メンバーたちを、会社を、そしてファンの方々を満足させなければならない音楽作業が続いています。休まず作業し、カムバックしました。『スーパーバンド』の時にそうやって厳しい訓練を受けたのが今に続いていて、ずっと訓練中のような気分です」と話した。

LUCYとして立てた短期的、長期的目標に関する質問には「率直に話すと、確固たる目標があるというより、今自分がやっていることに最善を尽くし、できる限り高いところに上りたいと思っています」と答えた。

チョ・ウォンサンは、「僕たちが伝えようとするメッセージを老若男女、国も関係なく、たくさん広めることを夢見ています。しかし、そればかりを望んで音楽をやっているわけではありません。今に最善を尽くしています。最高の目標は、スーパーボウルかドームだと思います。実現したら、本当に嬉しいだろうなと思います」と明かした。

休まず走ってきただけに、苦しい瞬間もあった。しかしそれにも耐えられたのは、ファンがいたからだった。

チョ・ウォンサンは「確かに大変ですが、やらなかった時の方がもっと辛くなります。やらなければファンの方々ががっかりするだろうし、待ってくれている姿を見ると心が痛みます。僕がもっと一生懸命に頑張れば、彼らを幸せにすることができて、アルバムを出すとこんなに愛してくれるのに、僕が大変だからと言ってアルバムを出さなければ、自分が後でもっと辛くなるだろうということを明白に感じています。待ってくれている人がいるから、やらない理由がないんです」と話した。

彼は「『かげろう』の時からはもう少し力を抜いて 『実は僕もみんなのように大変で、誰かを憎んだり、失敗もする。だから寂しがる必要はない』と歌うようになったと思います」と打ち明けた。

この5年間、着実に成長してきたメンバーたちにとって、想像よりもLUCYというチームの開花時期は早かったのか、そして今、満開になったと思うのか、それともまだ蕾の段階だと思っているのだろうか。これについてシン・イェチャンは「僕は本当にたくさん咲いたと思います。5月の公演も全てのチケットが完売しましたし」と話し、「多くの皆さんのおかげで咲いたと思います」と答えた。

チョ・ウォンサンはLUCYを日当たりのいい空き地に咲く、何年も生きるタンポポに例えた。彼は「僕たちはタンポポみたいだと思います。ちょっと地味じゃないですがか。地味な花だけど、枯れずに種を飛ばして、再び新しく咲くじゃないですか。だから僕たちはタンポポみたいだと思っています」と説明した。

チェ・サンヨプは「『がちゃん』というタイトルのもとで新しい試みをたくさんしましたが、基本的に、僕たちに期待するイメージがあると思っています。そのような方々にとって新鮮である上に、LUCYだけの基本的な感性を逃していないアルバムだという言葉が聞けたら嬉しいです」と話した。

さらにシン・イェチャンは「新しいイメージを見せたくて『がちゃん』を発表しましたが、これさえもLUCYらしいという言葉が聞きたくもあります」と明かした。

元記事配信日時 : 
記者 : 
ファン・ヘジン

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