TREASURE、日本単独ライブイベント総動員100万人を突破!ファンコン最終日に感極まり号泣するメンバーも

暖かなライトに照らされるステージ上にメンバーが登場し、4月28日配信の新曲「YELLOW -JP Ver.-」で公演の火蓋を切って落とすと、地響きのような観客の歓声が鼓膜を揺らす。その勢いは、スタンドの座席がアトラクションのように激しく上下するほどだ。「歌え!」「Make some noise!」の煽り声に歓声は一層大きくなった。メンバーの笑顔が特に光る「SARURU」では、TREASURE MAKERのコーラスも重なり、会場は自然と一体に。

今回の見どころの1つはカバーステージとシャッフルユニットステージ。間髪入れずチェ・ヒョンソクとハルトがアリーナから登場し、メインステージ上のヨシも加わってラップライン3人で大先輩G-DRAGON&TOPの「Don't Go Home」「HIGH HIGH」を披露。ヨシのG-DRAGONパート「LIKE 忍者」や、ハルトのG-DRAGON&TOPパート「BABY ちょっと STOP NOW 時間がない NOW」、チェ・ヒョンソクの「AIIIIIIIITE」など、キリングポイントが炸裂。ハルトが「埼玉行くぞ!」ともう1段階ギアを上げ、最後は全員でステージ上に倒れ込んだ。

グループ内ユニットT5(ソ・ジョンファン、ジュンギュ、ジフン、ユン・ジェヒョク、ドヨン)のユニット曲「MOVE」は、オリジナル以外の5人、チェ・ヒョンソク、ヨシ、アサヒ、ハルト、パク・ジョンウの “R5” がカバー。サビでロックアレンジが加わり、パク・ジョンウの安定感あるサビ、ブリッジのヨシの繊細な歌声、ダンスブレイクのチェ・ヒョンソク、2番のプリフックで身ぐるみを剥がされそうになるアサヒ、ラストサビ前のハルトの腹筋のチラ見せ……と、カバー曲の醍醐味が満載だ。

終わりに近づき、思いの丈を語るメンバー。チェ・ヒョンソクは、「こんなに大きい会場で一緒に時間を過ごせて幸せです」、ジフンは「大きい会場で一緒に遊ぶことがすごく幸せだから、機会があれば今年また帰ってきて皆さんと遊びたいなと思います!」と期待と感謝を伝える。アサヒは「またすぐ戻って来られるように準備の方も頑張っていきますので、皆さん少しだけ待っていてください。もっといい姿で戻ってきます」と笑顔で約束した。

アンコールの「Here I Stand」「病」で、トロッコでアリーナを回ったTREASUREは、ファンコンサートならではの近距離で観客との交流を楽しんだ。さらに、この日2度目の「SARURU」では撮影許可が下り、観客は特別な時間を思い出に残しながら歌声に浸る。

真のラストを飾ったのは、「HELLO」「BEAUTIFUL」の2曲。「HELLO」では、イントロが流れた瞬間から喜びの歓声が上がった。「BEAUTIFUL」のブリッジでは、パク・ジョンウがソ・ジョンファンの手を握りながら歌って抱擁し合う友情にも胸が熱くなる。18日のファイナル公演では、「BEAUTIFUL」を合唱するTREASURE MAKERの歌声を聴いて、チェ・ヒョンソクが感極まり号泣。メンバーも彼の周りに集まり、割れんばかりの大合唱に耳を傾けTREASUREとTREASURE MAKERの絆がさらに深まった瞬間となった。

それほど濃密で、あっという間で、かけがえのない時間が生まれるのは、グループの“いつも通り”の空気感そのままに、自然体の彼らでステージに立っているからだろう。彼らは7月5日に埼玉・ベルーナドームにて開催される韓国・MBCの音楽番組「ショー 音楽中心」のライブイベント「2025 Show! 音楽中心 in JAPAN」、8月16日に大阪・万博記念公園にて開催される「SUMMER SONIC 2025」への出演を予定している。
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- Kstyle編集部
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