「いつかは賢いレジデント生活」チョン・ジュンウォン“コ・ユンジョンから多くのことを学んだ”

チョン・ジュンウォンは最近、ソウル江南(カンナム)区某所で行われたtvNドラマ「いつかは賢いレジデント生活」放送終了記念インタビューを通じてNewsenに会った。
「いつかは賢いレジデント生活」は、人気ドラマ「賢い医師生活」シリーズのスピンオフ作品で、医師を目指すレジデントたちが成長していく過程を描いた。劇中、チョン・ジュンウォンが演じたク・ドウォンは、オ・イヨン(コ・ユンジョン)に対する自身の感情を認め、積極的に近づく姿で視聴者にときめきを届けた。
今作は韓国医療界のストライキと重なって放送が延期となり、紆余曲折を経て視聴者に会った。チョン・ジュンウォンは「放送が1年も遅れている状況は、僕だけでなく、すべての俳優、制作陣が残念でないと言ったら嘘になると思います。監督が『一生懸命に作った作品は必ず公開されるから、待っていれば素敵な作品としてやって来る』とおっしゃいました。悲しい時もありましたが、一言一言に励まされて待ってきました」と話した。
彼は「本当にここまで興味を示してもらえるとは思いませんでした。1年目の人々の成長ストーリーで、ロマンスがメインではないのですが、愛してくださって感謝の気持ちが大きいです」と伝えた。
チョン・ジュンウォンは後輩たちに合わせる真の先輩の姿から、見る人を笑顔にする彼氏のような姿で“ドウォンアリ(ドウォンに夢中な人)”を誘発したという評価を得た。チョン・ジュンウォンは、ク・ドウォンがファンタジーの中の人物のように見えたと打ち明けた。彼は「『こんなに良い人がいるだろうか?』と思いました。ク・ドウォンを演じながら、目標が一つできました。ドラマが終わった時、『ク・ドウォンのような人が一人くらいいたらいいな』と思ってほしいということでした。ドウォンが見せたかっこいい姿を、視聴者にもアピールできたと思います」と伝えた。
記憶に残っている視聴者の反応については、「序盤には否定的な視線もあったのですが、進んでいくにつれて説得されたというコメントが印象深かったです。それが慰めになりました」と明かした。

「実際に姻戚関での恋愛を考えてみたらどうか」という質問には「他の関係より悩みが多いかもしれないとは思いますが、大きな問題になるとは思いませんでした」と話した。
オ・イヨンとの交際後、変わってくるク・ドウォンの感情については「ドウォンからすると慎重になり、気を遣うしかありませんでした。この人が僕を本当に好きなのか、違うのかということに対する確信も必要だったと思います。ますます気持ちが大きくなっていきました。イヨンのことが好きだった期間が長いだけに、確信が持てた瞬間、交際することで2人だけが分かる姿などは、どう見えたとしても理解してもらえると思いました。ビルドアップがしっかりできていたら、ドウォンがやらなかった行動を急にしたとしても、恋人の前だから、2人だけだからできると思いました」と説明した。
シン・シア、カン・ユソク、ハン・イェジなど、後輩俳優たちとの共演はどうだったのだろうか。チョン・ジュンウォンは「監督が、キャスティングが終わってから撮影直前まで、半強制的に親しくなるようにしてくださいました。プライベートな集まりも多く、遠足にも行きました。幸いみんな優しくて、とがったところがない人たちで、すぐに仲良くなりました。僕が彼らより年上なので、年上だという理由で話しかけづらい人になる可能性があるため、それを早く無くそうとしていました。僕が気軽に話せる人になれたらと思い、友達のように過ごしました。先輩だと考えたことはありません」と打ち明けた。
彼は同僚に対する深い信頼を見せ、「このドラマは一人で引っ張っていくものではありません。それぞれの場所で積み上げながら作っていく作品です。基本的にプレッシャーをかけられたこともありませんでした。俳優たちと一緒に過ごしながら、とても信頼できる俳優たちだと思い、“僕さえきちんとやれば大丈夫そうだ”と考えました」と明かした。

チョン・ジュンウォンはこのようなシン・ウォンホPDの言葉について、「泣きそうになりました。総括プロデューサーがその言葉を送ってくれて見たのですが、本当にありがたかったです。挨拶をしたかったのに、タイミングを逃してしまい連絡できませんでした。本当に光栄でした」と感謝を伝えた。
彼はオーディションの過程を思い浮かべながら、「とてもリラックスした雰囲気で、和気あいあいとしていました。演技もそうですが、僕がどんな人なのかを見たかったのだと思いました。リーディングは軽くやりました。その中でシン監督がク・ドウォンと重なる部分を見つけたのだと思います」と語った。
実際もク・ドウォンのような優しい先輩の姿があるかという質問には、「基本的に優しい方だと思います。スウィートなのかまでは分かりませんが、不和を生まずに平和に過ごします」と伝えた。
「最高の男性主人公」という評価については、「とても感謝しています。そこまで言ってくださるとは予想もできませんでした。キャラクターや演技に対する渇望が強かったのですが、その時期を過ぎて、ク・ドウォンというキャラクターに出会って関心を集め、そのおかげで今ここにいることができます。全てが良い方向に変化したと思っています。俳優の立場からしても、当然“俳優人生最高の作品”にならざるを得ません。一番愛情を持っている作品ですし、他の作品も同じですが、一生記憶に残ると思います」と「いつかは賢いレジデント生活」に対する深い愛情を表した。

- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ハ・ジウォン
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