【REPORT】n․SSign、元TREASURE マシホ、DXTEENら出演の「New Beginning Fes」が盛況裏に終了

名前に込めた“新たな船出”の意味の通り、参加するすべての人にとって、新しい可能性や発見を見つけるきっかけとなることを目指す。今回は、東京・渋谷の街全体を会場とした総合エンタメフェス「GMOシブヤエンタメ祭」とのコラボレーションにより、同イベント内の特別プログラムとして「New Beginning Fes in GMOシブヤエンタメ祭」を開催。「GMOシブヤエンタメ祭」という枠を活かしながらも、「New Beginning Fes」として独自のテーマと表現を展開する。


New Beginning Fesのトップバッターとして登場したTHESUPER FRUIT。CDデビューより約3年間のインディーズ期間を経て2025年夏、ユニーバーサルミュージックより、メジャーデビューすることが決定した。ステージでは、SNSでも話題となったデビュー曲「チグハグ」を披露すると、客席も一緒にチグハグダンスで応える盛り上がりをみせた。MCでは「僕たちがトップバッターです! New Beginning Fes、盛り上がっていきましょー!」と一気に会場のボルテージを上げる。最後に「どーぱみんみん あどれなりんりん」を歌い上げ、トップバッターとしてNew Beginning Fesスタートの口火を切った。


その後も昨年12月にリリースし、韓国の音楽番組でランキング1位を獲得した話題曲「Love Potion」をはじめ、「NEW STAR」「EVERBLUE」「Running After Love」「Happy&」の計6曲を披露。n.SSignのシグネチャーともいえる明るく清涼感あふれるパフォーマンスで、会場は一足早い夏を感じるようなスカイブルーの雰囲気に包まれた。


MCパートでは、「こんな大きなイベント、そして、たくさんの人の前で歌わせて頂きありがとうございます! 僕らの平均年齢が36歳でリーダーのしんちゃんが今年42歳で……」と話すと会場からは驚きの声が上がった。また、元々の職業を話す場面では、意外な職業も多く会場が盛り上がった。最後は、SHOW-WA&MATSURI初の合同楽曲の「僕らの口笛」「汚れちまった涙」を披露し、懐かしい雰囲気に包まれたステージの幕が閉じた。


その後も、マシホの独特なムードで客席を包みこんだまま「UV」「Be mine」「Nah」の3曲を披露。そして最後は、それまでとは打って変わってアップテンポでキャッチーな曲調の「Just the 2 of us」で締めくくり、幅広い表現力を見せつけた。この日唯一のソロアーティスト・マシホであったが、今回初めて起用したという女性バックダンサー2人との洗練されたパフォーマンスで唯一無二の存在感を放った。


「kimito」「じれったいKISS」を立て続けに披露し「Love Me Madly」では、ステッキを活用したパフォーマンスを披露し、続く「罪と罰」を含め、大人の色気を漂わせながら歌い上げた。MCパートでは、「前のステージの方々のおかげなんですけど、会場の盛り上がりが最高ですね!」とコメントする中、近藤駿太からは「オタマトーンの企画で、1回も正解できなかったんで、少し気分が落ちて出てきたんですけど、会場の熱気で吹っ切れました!」と会場の熱狂度に喜んだ様子をみせた。最後の曲は「No Limit, No Rules」。メンバーがステージを広く使い会場全体を巻き込んだステージに会場の熱狂も最高潮に達し、この日、最後のステージを締めくくった。


デビューシングル「Wheelie」に加え、コール&レスポンスで観客と一体となる「Trendsetter」の2曲で一気に会場を世界観で包み込んだかと思えば、MCでは今年8月20日に5thシングルをリリースすることを発表し、ファンからはひと際大きな歓声が上がった。その後も英語混じりの煽りで観客を盛り上げながら、人気曲「Show U Light」「Purple Dawn」「Party Over There」などを含む計8曲を立て続けに披露。平均年齢17歳にして洗練された安定感抜群のパフォーマンスでファンを魅了した。


続く「Let's get on the beat」は、思わずリズムをとってしまうような夏を感じるナンバーで、歌声、ダンスともにハイレベルなパフォーマンスを披露。「WINGS」ではこれまでのキレキレのダンスナンバーからうってかわり、メンバーがステージを縦横無尽に使い、会場を巻き込むと「まだ終わんねーよ! ぶち回せ!」と煽り「Echoes」がスタート。疾走感のある同曲ではタオルを回すメンバーと会場の一体感もMAXに。ラストナンバーは「YO MA SUNSHINE」で締めくくり、「ありがたいことに6月で6周年です。これからもみんなに愛をもって伝えていきます!」と会場とオンライン配信カメラにファンサービスを行い、惜しむ歓声のなかステージを後にした。


MCの自己紹介では、メンバー4人の個性が爆発。まずはリーダーのRYOJIが今日初めてWOLF HOWL HARMONYをみたという観客に向けて「出会ってくれてありがとう」とキメ顔で甘い一言。続くGHEEとSUZUKIは、観客よりも自分たちの方が盛り上がっていると地声で叫んで張り合う謎の展開に。ラストのプレッシャーがかかるなか、HIROTOは「僕のこと知らない方どのくらいいますか?」という天然発言で他メンバーから「なんか鼻につくな! 知らないよ!」と総ツッコミを受ける場面も。その後、それまでの雰囲気とは打って変わってRYOJIの美しいアカペラからスタートしたのは、どこか懐かしいメロディーが心地よい「Love Triangle」。圧倒的歌唱力をもつWOLF HOWL HARMONYならではの1曲に観客も聴き入っていた。2回目のMCでも再び“地声ボケ”やRYOJIが大事なところで噛むなどして観客の笑いを誘い、パフォーマンスにトークにとWOLF HOWL HARMONYらしく会場を盛り上げた。


MCパートでは、「今日は、会場にそれぞれのアーティストのファンの方がいますけど、盛り上がってますか??(歓声を聞いて)あれ、オタマトーンの企画の時のほうが盛り上がってなかった?」と冗談まじりに会場とコミュニケーションをとると、「今日一番の声を聞きたくて、僕らじゃなくて他のアーティストの名前でもいいので好きな人の名前を大声で呼んでくれませんか?」と話すと、会場からは思い思いの推しの名前が飛び、今日一番の大歓声が起こり「やっぱり4組のアーティストの方のファンが集まると爆発力がすごいね!」と話し「いいね! 次いきましょー!」と「Good Luck」「Hold You Tight」を立て続けに披露。


New Beginning Fesの2日目のオープニングアクトとして、5人組ボーイズグループのON FLEEKが登場。YouTubeを中心に、日常の様子や企画を毎日投稿しているON FLEEKだが、ステージではYouTubeで見せている表情とはうってかわり、キレがあるパフォーマンスを届けた。「Gotta Bong!!!」「Million Love Songs」「SING ALONG!!!!!」と立て続けに披露し、最後の曲は前日にリリースしたばかりの10thデジタルシングルの「ざわドキッ!」。メンバーの透き通った声が印象的な爽やかなステージとなり、オープニングアクトとして会場を盛り上げた。
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- Kstyle編集部
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