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【REPORT】n․SSign、元TREASURE マシホ、DXTEENら出演の「New Beginning Fes」が盛況裏に終了

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New Beginning Fes制作委員会は2025年5月31日(土)に、Spotify O-EAST(東京都渋谷区)にて「New Beginning Fes in GMOシブヤエンタメ祭」(以下、New Beginning Fes)の1日目を開催した。「New Beginning Fes」は、挑戦、出会い、そして未来への一歩をテーマにした新しい音楽フェスだ。

名前に込めた“新たな船出”の意味の通り、参加するすべての人にとって、新しい可能性や発見を見つけるきっかけとなることを目指す。今回は、東京・渋谷の街全体を会場とした総合エンタメフェス「GMOシブヤエンタメ祭」とのコラボレーションにより、同イベント内の特別プログラムとして「New Beginning Fes in GMOシブヤエンタメ祭」を開催。「GMOシブヤエンタメ祭」という枠を活かしながらも、「New Beginning Fes」として独自のテーマと表現を展開する。

1日目となる本日31日(土)は、THE SUPER FRUIT、n.SSign、SHOW-WA&MATSURI、元TREASUREのマシホ、Lienelの全5組に加えて、MCにはフジテレビ入社2年目の上垣皓太朗アナウンサーが登場。各アーティストのステージはもちろん、全アーティストが共演する企画コーナー「ニュービギ バトル」でも会場を盛り上げた。

New Beginning Fesのトップバッターとして登場したTHESUPER FRUIT。CDデビューより約3年間のインディーズ期間を経て2025年夏、ユニーバーサルミュージックより、メジャーデビューすることが決定した。ステージでは、SNSでも話題となったデビュー曲「チグハグ」を披露すると、客席も一緒にチグハグダンスで応える盛り上がりをみせた。MCでは「僕たちがトップバッターです! New Beginning Fes、盛り上がっていきましょー!」と一気に会場のボルテージを上げる。最後に「どーぱみんみん あどれなりんりん」を歌い上げ、トップバッターとしてNew Beginning Fesスタートの口火を切った。

2番手は、韓国・日本・台湾・オーストラリア国籍のメンバーで構成される7人組の多国籍グローバルボーイズグループ、n.SSign。多国籍グループらしく各メンバーの個性が現れたストリートテイストのファッションで登場すると、1曲目にプレデビューミニアルバム収録のポップチューン「Salty」を披露。MCでは、「みんな楽しい? 俺らも楽しい!」と唯一の日本人メンバーKAZUTAがリードしながら、他メンバーも日本語で茶々を入れるようなトークを繰り広げ、メンバー同士の仲の良さが垣間見える場面も。

その後も昨年12月にリリースし、韓国の音楽番組でランキング1位を獲得した話題曲「Love Potion」をはじめ、「NEW STAR」「EVERBLUE」「Running After Love」「Happy&」の計6曲を披露。n.SSignのシグネチャーともいえる明るく清涼感あふれるパフォーマンスで、会場は一足早い夏を感じるようなスカイブルーの雰囲気に包まれた。

「昭和歌謡・昭和ポップスを現代に」というコンセプトで生まれた、秋元康プロデュースグループSHOW-WA&MATSURI。MATSURIは初の全国ツアーをSHOW-WAは初のファンクラブツアーをそれぞれ2025年夏に控えている。最初にMATSURIが登場し「星降る街角」「勝手にシンドバット」を歌い上げ、若者の街、渋谷に歌謡曲を響かせた。MCでは、「僕たち平均年齢が34歳なんです!」とコメントし、次曲の「アヴァンチュール中目黒」ではその大人の色気を漂わせしっとりと歌い上げた。続いて、SHOW-WAが登場すると「君の王子様」「外せないピンキーリング」の2曲を立て続けに披露。

MCパートでは、「こんな大きなイベント、そして、たくさんの人の前で歌わせて頂きありがとうございます! 僕らの平均年齢が36歳でリーダーのしんちゃんが今年42歳で……」と話すと会場からは驚きの声が上がった。また、元々の職業を話す場面では、意外な職業も多く会場が盛り上がった。最後は、SHOW-WA&MATSURI初の合同楽曲の「僕らの口笛」「汚れちまった涙」を披露し、懐かしい雰囲気に包まれたステージの幕が閉じた。

グローバルボーイズグループTREASUREでの活動を経て、今年3月にソロアーティストデビュー1周年を迎えた、マシホ。その圧倒的な歌唱力とダンススキルに加えてファッションでも注目を集めるマシホだが、この日はオレンジのライダースジャケットを基調としたヴィンテージライクな衣装で登場。「Dance with me」「Hold me」の心地よいテンポと甘い歌声で会場全体を一気に引き込んだかと思えば、MCでもゆっくりとしたトーンのトークとコール&レスポンスでファンを魅了する。

その後も、マシホの独特なムードで客席を包みこんだまま「UV」「Be mine」「Nah」の3曲を披露。そして最後は、それまでとは打って変わってアップテンポでキャッチーな曲調の「Just the 2 of us」で締めくくり、幅広い表現力を見せつけた。この日唯一のソロアーティスト・マシホであったが、今回初めて起用したという女性バックダンサー2人との洗練されたパフォーマンスで唯一無二の存在感を放った。

新人・若手男性俳優・タレントで構成されたアーティスト、演劇集団の「EBiDAN」から選ばれた「Lienel」が1日目のトリとして登場。「Overture」が始まり、暗転の中、メンバーがステージにあがると会場のボルテージがあがり、「妄想劇場」「Curry on love」を披露。「We are Lienel!!!!!!」はメンバーの紹介曲で、会場のコール&レスポンスもあり会場を大いに盛り上げた。歌終わりのMCパートでは「New Beginning Fes盛り上がってますかー? 配信で見てる人も盛り上がっていきましょー!」とコメント。「今日は盛り上がる曲を用意してます!」と中盤パートがスタート。

「kimito」「じれったいKISS」を立て続けに披露し「Love Me Madly」では、ステッキを活用したパフォーマンスを披露し、続く「罪と罰」を含め、大人の色気を漂わせながら歌い上げた。MCパートでは、「前のステージの方々のおかげなんですけど、会場の盛り上がりが最高ですね!」とコメントする中、近藤駿太からは「オタマトーンの企画で、1回も正解できなかったんで、少し気分が落ちて出てきたんですけど、会場の熱気で吹っ切れました!」と会場の熱狂度に喜んだ様子をみせた。最後の曲は「No Limit, No Rules」。メンバーがステージを広く使い会場全体を巻き込んだステージに会場の熱狂も最高潮に達し、この日、最後のステージを締めくくった。

2日目のトップバッターは、LDH史上最大規模である約4.8万人が参加したオーディション「iCON Z ~Dreams For Children~」から誕生した、平均年齢17歳の7人組ダンス&ボーカルグループ、KID PHENOMENON。今夏にはグループ初の単独公演「LIVE & FAN MEETING TOUR 2025 ~D7SCOVER~」を控えている。赤一色のライトと鳴り響くサイレン音のなか、「Make some noise!!」の煽りとともにフルアクセルでスタートした1曲目は、4thシングル「Unstoppable」。メンバーの動きに合わせて次々と巻き起こる観客の歓声からもその人気が伺える。

デビューシングル「Wheelie」に加え、コール&レスポンスで観客と一体となる「Trendsetter」の2曲で一気に会場を世界観で包み込んだかと思えば、MCでは今年8月20日に5thシングルをリリースすることを発表し、ファンからはひと際大きな歓声が上がった。その後も英語混じりの煽りで観客を盛り上げながら、人気曲「Show U Light」「Purple Dawn」「Party Over There」などを含む計8曲を立て続けに披露。平均年齢17歳にして洗練された安定感抜群のパフォーマンスでファンを魅了した。

ホリプロ初の男性ダンス&ボーカルグループを作るべく開催された「Star Boys Audition」を勝ち抜いた6人によって2019年6月に結成されたWATWING。アーティスト紹介が始まると観客が白色のペンライトで出迎え、これに応えるように1曲目の「HELL FIRE」を披露。怪しげな赤色に照らされたステージはすぐに会場をWATWINGの世界観に引き込んだ。続く「Shine」の後は、自己紹介ナンバーとなっている「WATW “ing”」。一人一人に見せ場のある同曲にコールやペンライトで会場が応え、MCパートの自己紹介ではそれぞれのあおりに対し会場から大歓声のレスポンス。「渋谷ー!はっちゃけていこうぜ!」と盛り上がりも最高潮になったところで「memories」を披露。

続く「Let's get on the beat」は、思わずリズムをとってしまうような夏を感じるナンバーで、歌声、ダンスともにハイレベルなパフォーマンスを披露。「WINGS」ではこれまでのキレキレのダンスナンバーからうってかわり、メンバーがステージを縦横無尽に使い、会場を巻き込むと「まだ終わんねーよ! ぶち回せ!」と煽り「Echoes」がスタート。疾走感のある同曲ではタオルを回すメンバーと会場の一体感もMAXに。ラストナンバーは「YO MA SUNSHINE」で締めくくり、「ありがたいことに6月で6周年です。これからもみんなに愛をもって伝えていきます!」と会場とオンライン配信カメラにファンサービスを行い、惜しむ歓声のなかステージを後にした。

LDH史上最大規模である約4.8万人が参加したオーディション「iCON Z ~Dreams For Children~」のファイナリストであるGHEE、HIROTOに、iCON Z第二章から参加し、コーラスグループDEEP SQUADとしても活動中のRYOJI、SUZUKIを加えた4人組ボーカル&ラップグループ、WOLF HOWL HARMONY。この日は、今年3月のリリースからBillboard JAPAN Top Albums Salesでも4位にランクインした1stアルバム「WOLF」の収録曲8曲を披露。大歓声とともに登場し、2ndシングルでもある「Frozen Butterfly」から「Pink Flash Lights」「Sugar Honey」「You&I」と人気ナンバー4曲を立て続けにパフォーマンスした。

MCの自己紹介では、メンバー4人の個性が爆発。まずはリーダーのRYOJIが今日初めてWOLF HOWL HARMONYをみたという観客に向けて「出会ってくれてありがとう」とキメ顔で甘い一言。続くGHEEとSUZUKIは、観客よりも自分たちの方が盛り上がっていると地声で叫んで張り合う謎の展開に。ラストのプレッシャーがかかるなか、HIROTOは「僕のこと知らない方どのくらいいますか?」という天然発言で他メンバーから「なんか鼻につくな! 知らないよ!」と総ツッコミを受ける場面も。その後、それまでの雰囲気とは打って変わってRYOJIの美しいアカペラからスタートしたのは、どこか懐かしいメロディーが心地よい「Love Triangle」。圧倒的歌唱力をもつWOLF HOWL HARMONYならではの1曲に観客も聴き入っていた。2回目のMCでも再び“地声ボケ”やRYOJIが大事なところで噛むなどして観客の笑いを誘い、パフォーマンスにトークにとWOLF HOWL HARMONYらしく会場を盛り上げた。

DXTEENは、大久保波留、田中笑太郎、谷口太一、寺尾香信、平本健、福田歩汰の6名で結成されたグローバルボーイズグループ。最近では、韓国の歌番組に複数回出演したことで話題になり、自身のSNSのフォロワーが増加するなど大反響のDXTEEN。韓国の歌番組でも披露した最新曲「Tick-Tack」を含む7曲をひっさげて、New BeginningFesの大トリの舞台にのぞんだ。SEが始まった瞬間に黄色い声援が飛び交い、会場のボルテージが上がっているのを肌で感じられる中、「Handle」を披露。最初の曲にもってこいのアップテンポの曲調にキレキレのダンスパフォーマンスを披露したのち「Dealio!?」「DRAW+ing」を立て続けに熱唱。

MCパートでは、「今日は、会場にそれぞれのアーティストのファンの方がいますけど、盛り上がってますか??(歓声を聞いて)あれ、オタマトーンの企画の時のほうが盛り上がってなかった?」と冗談まじりに会場とコミュニケーションをとると、「今日一番の声を聞きたくて、僕らじゃなくて他のアーティストの名前でもいいので好きな人の名前を大声で呼んでくれませんか?」と話すと、会場からは思い思いの推しの名前が飛び、今日一番の大歓声が起こり「やっぱり4組のアーティストの方のファンが集まると爆発力がすごいね!」と話し「いいね! 次いきましょー!」と「Good Luck」「Hold You Tight」を立て続けに披露。

次曲の「Tick-Tack」では、会場のコール&レスポンスや推しへの歓声がひときわ飛び交うステージとなり、最後の曲は「DREAMLIKE」。ラスト曲らしく、サビ前でクラップ、サビではタオルを振り回す、一体感が感じられるパフォーマンスを披露し、「今日は皆さんありがとうございまた! また、遊びましょう!」とコメントを残し、ステージを締めた。

New Beginning Fesの2日目のオープニングアクトとして、5人組ボーイズグループのON FLEEKが登場。YouTubeを中心に、日常の様子や企画を毎日投稿しているON FLEEKだが、ステージではYouTubeで見せている表情とはうってかわり、キレがあるパフォーマンスを届けた。「Gotta Bong!!!」「Million Love Songs」「SING ALONG!!!!!」と立て続けに披露し、最後の曲は前日にリリースしたばかりの10thデジタルシングルの「ざわドキッ!」。メンバーの透き通った声が印象的な爽やかなステージとなり、オープニングアクトとして会場を盛り上げた。
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記者 : 
Kstyle編集部

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