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歌手K、20周年を記念したライブツアーを開催中!素直な想いを語る「恩返しをする1年にしたい」

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2025年3月にデビュー20周年を迎えたシンガーソングライターKが、20周年イヤーとして、1年をかけて全国各地を巡る、LIVEツアー「K 20th Anniversary LIVE」を開催中だ。3月2日には20周年イヤー第一弾シングル「SPRING OUT!!!」をリリース、7月5日には第二弾シングルのリリースも控えている。今回、Kが20周年を迎えた心境や「K 20th Anniversary LIVE」ツアーへの想いを語ったインタビューが到着した。

――デビュー20周年を迎えた今のお気持ちを聞かせてください。

K:まさか自分が日本で20年間、音楽活動を続けることができるとはデビュー当時は想像もつかなかったです。こうして続けることができているのは、応援してくださる皆さんのおかげです。背中を押してくださった方たちのパワーがこの20年間に詰まっているので、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

――日本で20周年を迎えるとは想像もしていなかったことなんですね。

K:最初に日本でオーディションに受かったときは、レコーディングや取材などをしたらすぐに韓国に戻るものだと思っていたんです。ですが、蓋を開けてみたら、いろいろなプロモーションがあって、東京以外のところにも行かせていただいて、自分が想像していた生活とは全く違うものでした。当時は、戸惑いもありましたし、自分がハングル語ではなく、全て日本語でそれらをやっていく自信がなかったので、不安も大きかったです。

――本格的に日本でやっていこうという決意はいつ頃生まれたのですか?

K:最初はホテルに滞在していたんですよ。それがウィークリーマンションになって、次はいよいよマンションを借りることになって(笑)。マンションを借りて住み始めてから、もしかしたらここにずっと住むのかなと思うようになりました。ちょうどその頃、3枚目のシングルを出させてもらって、本格的にプロモーションで各地を回ったときに、スタッフ以外の人たちとも出会う機会が生まれて、友達も増えましたし、東京のスタッフだけでなく、いろいろな場所のスタッフさんとも話をして、すごく楽しかったんです。音楽以外の部分でもすごく魅力を感じて、ずっと住みたいという気持ちが芽生えたように思います。

――現在は、シンガーソングライターとして活動しながら、ミュージカルに出演したり、テレビのMCをしたり、ラジオDJをしたりと幅広く活動されていますが、その中でシンガーソングライターとしての自分はどのような立ち位置なのでしょうか?

K:母体となる音楽があって、その音楽をやっているKが興味を持っていろいろなことをやっていますが、それは全て繋がっているという感覚があります。だから、お仕事によってキャラを変えるということは全く考えていないです。昔は、これはこれと全て別物のように感じていましたが、結局、他のお仕事で経験したことが音楽にも繋がってきますし、逆に音楽をやっていることが他のお仕事に良い影響を与えたりするものなのだと思います。

――「K 20th Anniversary LIVE」が3月からスタートしました。今回のツアーは1年間を通して行われますね。

K:例えば、あるアーティストのライブを1年前に見たとしたら、1年後には当時とはまた違うものが見られると思います。パフォーマンスをする僕たちは、日々の細かなことが全て材料になっていくので、1年間でいろいろな変化があります。歌い方や楽曲、歌詞も変わりますし、僕はピアノを弾くのでピアノの弾き方も変わってくる。そうした変化を今回のツアーでは1年間をかけて皆さんに感じてもらいたいと思っています。いろいろな場所に行き、時にはハプニングが起きて、それにどう対処して、何が生まれるのか。そうして積み重ねたものが育って力になるので、1年を通して変わっていく姿を見て、感じてもらえるのではないかと思います。それから今回のツアーは、20年間、支えてくださった方に対しての恩返しでもあると思っています。僕にはライブと音源でしか恩返しができないので、皆さんにその気持ちを受け取ってもらえるライブにしたいと思います。

――今回のツアーは、「Spring Out!」「Summer Breeze!」「Fall in Love!」そしてこれから発表になる冬のツアーと季節で区切られていますが、これはどういった思いからですか?

K:以前に47都道府県を1、2年かけて回ったこともあるのですが、春からツアーがスタートするというのはこれまでなかったんです。今回は春から始まるツアーなのでタイミングも良く、20周年だからこそできるイベントでもあると思うので、「夏はこうだったね」「冬は寒くて厚着でライブに行ったね。大雪だったね」とそれぞれの季節のエピソードも含めて、メモリアルな1年の思い出を作りたいと思っています。

――そうするとライブの内容も変わっていくんですか?

K:はい、変わります。自分の楽曲だけでなく、カバー曲が入るときもあるので、夏には夏の楽曲を入れるなどして、楽しんでもらえるように考えています。

――3月に発売された、20周年イヤー第一弾シングル「SPRING OUT!!!」についても教えてください。

K:僕が曲を作るときは、詩や曲を書いてアレンジをしていくうちにタイトルが決まるのが通常の流れですが、今回はきっちり4つのテーマを掲げてライブを行うというところからスタートしています。第一弾シングルは、「SPRING OUT」という言葉を聞いたときに、パッと浮かんでくるメロディーやアレンジに集中して曲作りをするという初めての試みをしました。春らしい音やメロディーを探したり、キュンとするメロディーをつけるためのワードを探したりする作業から曲を作りました。

――Kさんの中で春はどんなイメージなのですか?

K:花粉症……というのは冗談ですが(笑)。韓国では2月が別れのシーズンなんですよ。卒業式が2月にあるので、日本よりも少し早いんです。なので、日本で初めて春を過ごしたときに、人々の雰囲気や、ドラマなどで流れる春のシーンから、日本では春は別れや新たな旅立ちの季節なのだということを知りましたし、日本では特に春にスペシャルな想いを感じる人が多いのかなと感じました。僕も春にデビューして人生が大きく変わったので、何かが始まるワクワク感がある季節になりました。

――C/Wの「Snooze」はKさんの楽曲では初めて韓国語を使われています。

K:これまで意識して入れていなかったわけではないですが、ハングルを使うとなんだか裸にされる感じがしてちょっと恥ずかしいんです(笑)。特にお仕事をしているときは、日本語の方が圧倒的に話しやすい。歌詞も同じで、日本語の方が書きやすいのですが、今回は自分の素も出していきたいと思い、初めて使うことにしました。今回はそれほど多くない言葉ですが、もしかしたらこれからは少しずつハングルを出していくかもしれません。

――日本語になるとワンクッションが入るから話しやすいのかもしれませんね。

K:そうなんです。すごく気取った言い方をしてしまうと、役者に近いのかもしれません。役を通して話していれば恥ずかしくないけれど、素になるとすごく恥ずかしい。日本語で話していても僕自身ではあるのですが、自分の中でどこかスイッチが入る瞬間があるのだと思います。

――7月には第二弾シングルの発売も予定されています。

K:まだ制作中ですが、「SPRING OUT!!!」とはガラッと変わって、夏のそよ風を感じるような1枚にしたいなと思っています。

――改めてツアーに向けての意気込みとファンの方にメッセージをお願いします。

K:20年間、積み重ねてきたものがこのツアーに全て詰まっていると思います。これまで僕の音楽を聴いてくださった方、そして応援してくださった皆さまへの恩返しをする1年にしたいと思っています。デビュー当時にライブに来てくれて、そこからずっとライブに来られなかったという方も中にはいらっしゃると思いますが、ぜひ足を運んでいただき、「これだけ成長したんだ」と感じてもらえたら嬉しいです。たくさんの方と会えるツアーになればいいなと願っています。

■公演概要
「K 20th Anniversary LIVE」
「Spring Out!」
6月14日(土)開場/17:00 開演/18:00
会場:岡山CRAZYMAMA KINGDAM

6月15日(日)開場/16:00 開演/17:00
会場:神戸CASH BOX

「Summer Breeze!」
7月5日(土)開場/17:00 開演/18:00
会場:長野JUNKBOX

7月6日(日)開場/16:00 開演/17:00
会場:金沢GOLD CREEK

7月13日(日)開場/16:00 開演/17:00
会場:京都FAN-J

8月2日(土)開場/17:00 開演/18:00
会場:いわきSONIC

8月3日(日)開場/16:00 開演/17:00
会場:仙台RETRO Back Page

8月9日(土)開場/17:00 開演/18:00
会場:広島Live JUKE

「Fall in Love!」
9月20日(土)開場/17:00 開演/18:00
会場:名古屋SPADE BOX

9月21日(日)開場/16:00 開演/17:00
会場:大阪Shangri-La

9月27日(土)・28日(日)開場/17:00 開演/18:00
会場:札幌musica hall cafe

coming soon……

料金:¥8,800(税込)

■関連リンク
Kオフィシャルサイト

元記事配信日時 : 
記者 : 
Kstyle編集部

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