水曜日のカンパネラ、韓国語でMCに挑戦!ソウルで初のワンマン公演が大盛況

今回のツアーは、現在放送中のTVアニメ「九龍ジェネリックロマンス」のオープニング主題歌である「サマータイムゴースト」のタイトルを引っ提げたツアーで、今までにもソウルで開催されたフェスには参加していたが、水曜日のカンパネラとしては、初となるソウルでのワンマン公演となった。

そして、「水曜日のカンパネラの詩羽です!」という挨拶や、MCも一生懸命に覚えた韓国語で伝える詩羽に、会場からも「おー!!」という歓声。サウンドプロデューサーのケンモチヒデフミも韓国語でMCに参加し、笑いが起こった。

「金剛力士像」では雰囲気が一転し、クールなパフォーマンスを魅せる。「赤ずきん」では、恒例のオオカミダンサーが登場し、様々な演出で目まぐるしくライブが展開していく。会場に集まった観客は、どの楽曲の歌詞も完璧に覚えてくれていて、「たまものまえ」のキツネのダンス、そして「こんここん」の合いの手もバッチリと合っていた。

「願いはぎょうさん」では再び客席を練り歩き、目の前で歌唱する詩羽にさらに歓声が起こり、続けて「赤猫」では、麺を湯ぎりするパフォーマンスを真似する姿も見られた。クールに決める「四天王」では、「知ってんの!」「待ってんの!」というコールアンドレスポンスが起こった。

「動く点P」は表情を一気に変えてクールに歌い上げ、そして「一寸法師」では、客席から4人のオーディエンスをステージにあげ、一緒にパフォーマンスをする。「ステージ」と「客席」という概念が一切無くなり、さらに会場が一つのグルーヴを起こしていく。

勢いそのままに、今回のツアーのタイトルにもなっている「サマータイムゴースト」では、現在、放送中のTVアニメ「九龍ジェネリックロマンス」の映像を使用したVJコラボレーションでパフォーマンスをする。美しいステージが作り上げられていた。

最後の曲、「招き猫」のイントロが流れ、詩羽が歌い始めると、会場のファンからのサプライズで、「明日明後日その先も水曜日のカンパネラ」とメッセージが書かれたメッセージカードが掲げられた。まさかのサプライズに驚いた詩羽は、声を詰まらせながらも感謝の想いを伝え、笑顔で歌いきった。

今後は、台北、バンコクでの公演を予定しており、また、水曜日のカンパネラとしては初のヨーロッパ公演(ロンドン、パリ、ミラノ)へと続いていく予定だ。

国内にとどまらず、海外でも活躍する水曜日のカンパネラの今後の躍進に注目が集まる。


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- Kstyle編集部
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