キム・スヒョンの所属事務所、対立中のYouTuberが所有する不動産を仮差押さえ…総額約112億円

本日(11日)、キム・スヒョン側の法律代理人である法務法人(有限)L.K.B & PartnersはOSENに「カロセロ研究所側に対する仮差し押さえが認められたのは事実」と立場を明らかにした。
先立って、ソウル中央地裁が9日、キム・セウィ名義のソウル瑞草(ソチョ)区瑞草ビョクサンブルーミングの専用面積120.27平方メートルと江南(カンナム)区狎鴎亭(アックジョン)洞の住宅団地であるハンヤン4次の専用面積208.65平方メートルに対する仮差し押さえ申請を認めたと報道された。債権者はキム・スヒョンの所属事務所ゴールドメダリストだ。
ただし、ハンヤン4次はキム・セウィと彼の姉が共同名義で所有しているため、半分に該当するキム・セウィの所有持分についてのみ差し押さえが認められた。請求金額は各20億ウォン(約2億円)ずつの計40億ウォン(約4億円)だ。
該当アパートの時価は、瑞草ビョクサンブルーミングの場合、同じ坪数で25億ウォン(約2億6,500万円)、ハンヤン4次は同様の平面積の他の物件と比較して、取引価格が88億7000万ウォン(約9億4,000万円)とされた。ただし、既存の担保としての貸出分があるため、ゴールドメダリスト側が請求金額全額を回収するのは困難と予測されている。
これに関連して同事務所は「仮差し押さえ分がいくつかあるが、まず『カロセロ研究所』の資金管理口座がある。先立って、同口座の差し押さえが5月20日に行われ、これはキム・スヒョン俳優と所属事務所ゴールドメダリストが共同債権者となっている。また、キム・セウィ代表の自宅は6月9日付で仮差し押さえされたが、これは債権者がゴールドメダリストだ」と説明した。
今回の差し押さえの認定により、キム・スヒョンが提起した損害賠償訴訟が有利に進められる可能性もある。これに関連してキム・スヒョン側は「キム・セウィに提起した損害賠償訴訟があるが、これに勝訴しても財産がなければ受け取る方法がない。そのため、勝訴した時に財産を持ってこられるよう縛っておくのが『仮差し押さえ』で、申請する時になぜこのようなことをするのか理由を説明しなければならない。裁判所が理由を見て、筋が通っていると判断したようだ」と説明した。
YouTubeチャンネル「カロセロ研究所」は3月から、俳優故キム・セロンの遺族の言葉を借りて、キム・スヒョンが未成年者だった時期から故人と不適切な関係を持ったと主張している。しかし、キム・スヒョンは故人が成人になった2019年夏から2020年秋まで交際したと否定した。
それを受けて同チャンネルは、故人とキム・スヒョンの過去の写真を証拠とし、記者会見を行った。この内容にキム・スヒョン側は、「カロセロ研究所」が証拠として提示した故人の生前の音声データの一部がAIで制作された偽物であり、故人の未成年者時代に撮影したという写真も、故人が成人になった2019年以降に撮影したものであると主張し、衝撃を与えた。
これにキム・スヒョンとゴールドメダリストは、同チャンネルのキム・セウィ代表とキム・セロンの遺族らを性暴力処罰法違反、情報通信網法上名誉毀損などの容疑で告訴した。また、120億ウォン(約12億円)相当の損害賠償を求める訴訟も提起した。
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- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ヨン・フィソン
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