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ATEEZ、シリーズアルバム制作に悩み?楽曲ジャンル変更の理由も告白

Newsen
写真=Newsen DB
「コーチェラヴァレー・ミュージック&アートフェスティバル(Coachella Valley Music and Arts Festival)」のステージに立ち、ビルボードで1位を獲得したATEEZが、再び新しい姿で世界中のK-POPファンの心を掴む。

ATEEZは12日午後、ソウル麻浦(マポ)区ホテルナルソウルMギャラリーにて、12thミニアルバム「GOLDEN HOUR:Part.3」の発売記念記者懇談会を開催した。

彼らは本日(13日)午後1時、各音楽配信サイトを通じて12thミニアルバムを発売し、7ヶ月ぶりに韓国で新曲の活動をスタートさせた。

「GOLDEN HOUR:Part.3」は、ATEEZのもっとも眩しく輝く瞬間を盛り込んだ「GOLDEN HOUR」シリーズの3番目の物語だ。7月の新しいワールドツアー「IN YOUR FANTASY」の開幕を前に発売するアルバムという点で、グローバルファンの熱い期待が寄せられている。

HONGJOONGは「僕たちが待ちわびていたPart.3で、かなり前から一生懸命に準備したアルバムだ。楽しみにしてくださっただけに、期待に応えられるよう活動する」と話した。

SANは「久しぶりに新しい姿で帰ってくることになりとても嬉しく、ドキドキしている。頑張って準備したので、たくさん応援していただきたい。今日を起点に様々な活動を準備している」と明かした。

YEOSANGはカムバックの準備過程について「本当に久しぶりにサマーソングを出そうとたくさん悩み、一生懸命作った。ファンの皆さんが待ってくれて、楽しみにしてくれただけに、気を配りながらメンバーそれぞれ努力したので、楽しみにしていただきたい」と話した。

WOOYOUNGは「今回のアルバムを通じて一層成長した姿を見せたいと思い、ATEEZならではのカラーを盛り込もうとした。メンバーの魅力をしっかり生かし、合わせられるようにたくさん準備した。僕たちの真心をわかっていただけたらありがたい」と明かした。

タイトル曲の「Lemon Drop」は、彼らが久しぶりに発売する夏を狙ったシーズンソングだ。メンバーのHONGJOONGとMINGIが作詞に参加し、彼らの繊細な感性と唯一無二の個性を加えた。同名のカクテルのように爽やかで甘いATEEZの告白が、暑い夏をときめきで染める見通しだ。

今回のアルバムには、タイトル曲をはじめ、「Masterpiece」「Now this house ain't a home」「Casle」「Bridge : The Edge of Reality」まで、幅広いジャンルの5曲が収録されている。HONGJOONGとMINGIはタイトルを含め、合計4曲のクレジットに作詞家として名を連ねた。

MINGIは「今回のアルバムの見どころは、前回のタイトル曲と比較したときの魅力だ。前のタイトル曲に重みがあって洗練されたビートを盛り込んだとしたら、今回は僕たちが20代半ばになっただけに、爽やかなセクシーさを盛り込んだ。楽曲のジャンルも当然違う」と紹介した。

HONGJOONGは「シリーズアルバムを制作しながら、メンバーとすごくたくさん悩んでいる。Part.1から今回のPart.3まで、ATEEZの強烈な音楽を愛してくださった方や、そういう音楽に慣れていた方々は聞きなれないかもしれないけれど、僕たちが追求していた方向性が変わったというよりは、今回Part.3のアルバムを通じて僕たちが見せたかったのが、このような姿だったと考えていただければと思う」と明かした。

ATEEZは2023年12月、2ndフルアルバム「THE WORLD EP.FIN : WILL」で米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」で初めて1位を獲得したことに続き、昨年11月に11thミニアルバム「GOLDEN HOUR : Part.2」で再び同じチャートでトップとなり、グローバル人気を証明した。

他にも彼らは昨年、イギリスのオフィシャルアルバムチャートで4位にランクイン、K-POPで初めて1年に3回連続で同チャートのTOP5にランクインした。また、TOP10に4回連続ランクインした初のK-POPグループという意味のある記録も打ち立てた。昨年には、米最大規模の音楽フェスティバル「コーチェラ」にK-POPボーイズグループとしては初めて出演し、北米を含め、海外スタジアムでも公演を行った。

HONGJOONGは「僕たちも次の目標をいつも悩んでいる。数値的成果もいいけれど、僕たちATEEZが長い間良いクオリティと良いメッセージを盛り込んだ曲を聞かせたい。僕たちの曲を通じて説得力を持つのがより重要ではないかと思っている」と話した。

続いて「どの成果もすべてATINY(ATEEZのファン)なしでは達成できなかったと思う。より大きい公演会場に行き、より多くの大衆の方々の記憶に残るような歌を聞かせるのもいいけれど、『GOLDEN HOUR』シリーズを通じて『ATEEZはこんな音楽もするんだな』『継続して挑戦するグループなんだな』『違うものを見せる勇気があるチームなんだな』ということをお見せできたと思うので、次のステップでファンの皆さんを驚かせる何かをお見せすることが、僕たちが考える成果だ」と付け加えた。

SANは「僕たちは様々なことにトライするのが好きなチーム」とし、「一番重要なことは、今後のアルバムの方がずっと多いということだ。より良い姿をたくさんお見せする」と話した。

YEOSANGは「ATINYのおかげで良い成果をあげることができ、感謝している。今回の活動は負担を負うより、ATINYと良い思い出を作り、僕たちの道を進んでいきたいという気持ちだ。一緒に健康に、7年間活動してくれたメンバーにとても感謝している」と明かした。

YUNHOはアルバムの重要なキーワードである“渇き”について「メンバーとのチームワークが、長い間、これまで活動できた原動力となった」とし、「個人的にもそうだし、メンバーもより一層感じているようだ。どのような姿をまたお見せできるか、どのような挑戦で新しい姿を見せてATINYと大衆の方々に近付くことができるか、悩んでいる。今回も夏のシーズン曲だけれど、『WAVE』とは違う、もう少し成熟した魅力をお見せできると思う」と話した。

WOOYOUNGは「人気が高くなるにつれて、その分、責任を感じ、より良い音楽とステージをお見せするということが僕たちの第1の目標だ。大切な時間、たくさんのステージ、同じステージをやっても初めて見に来てくれる方もいらっしゃるので、いつもそこに大きな責任感を感じながら取り組んでいる」と明かした。

MINGIは「僕たちはいつも見せたいものが多い、欲望の多いグループだ。メンバー一人、一人が頑張っている。今回のアルバムを通じて、メンバーの成長と成長の原動力も見えると思うけれど、潜在能力が限りないグループなので、これからも様々なことをお見せできると思う」と話した。

2018年10月24日、1stミニアルバム「TREASURE EP.1 : All To Zero」でデビューしたATEEZは、今年10月24日にデビュー7年を迎える。

再契約についてHONGJOONGは「再契約関連については、僕たちが長期間ATEEZをどのように見せるか、どんな方式で見せるか、たくさん悩んでいる。近いうちに良いニュースでお答えできるよう作り上げていきたい」と答えた。

ATEEZは7月、新しいワールドツアー「IN YOUR FANTASY」の幕を開ける。YUNHOは「今まで僕たちが見せることのできなかった公演、キーワードを生かすために努力した。何よりもATINYが特に見たがっていることなどの話がたくさん出てきた。これはネタバレかもしれないけれど、そういう部分をより考慮して作るために努力した。もちろんカムバックも重要だけれど、ツアーの準備も今とても頑張っているので、楽しみにしていだきたい」とコメントした。

SANは「今回のコンサートでも様々なことにトライした。演出的にもたくさん努力した。ATEEZはこのツアーに死力を尽くした」と説明した。

彼らは今年3月、山火事被害復旧のために1億ウォン(約1,000万円)を寄付したり、選挙の投票参加を促して善の影響力を発揮した。これについてYUNHOは「僕たちの些細な行動や言葉一つ一つに影響力があるということをたくさん感じる。僕たちの身体と心構えそのものを作るのはATINYだ。善の影響力を与えるために努力すること自体、ATINYが僕たちに作ってくれたものだと思う」と伝えた。

SANは「善の影響力が本当に重要なポイントだと思うけれど、芸能人ということから離れて人として親しみがあり、たくさん交流できるように、芸能人である前に良い人になれるよう、たくさん努力する」と話した。

HONGJOONGは今回の活動を通じて見せたい魅力について「これまでたくさんの姿を見せてきたけれど、今回のアルバムを通じてまた新しい姿をお見せしたいと思う。MINGIがこれから様々な姿を見せると話したが、説得力のある姿、まったく期待していなかった部分でお見せできる新しい姿をすべて含めた話だったと思う。僕たちがこれまで触れてこなかった分野でも良い成果をお見せし、すべてATEEZらしく展開していく姿を見せていきたい」と明かした。

今回の活動を通じて得たい修飾語についてWOOYOUNGは「僕たちの曲の中に『WAVE』というサマーソングがあるが、多くの方々が好んでくださり、ATINYの皆さんも大切にしてくれている。『ATEEZはサマーソングもできるんだ』『夏といえばATEEZだ』という修飾語も一緒に得られたら嬉しい」と話した。

YEOSANGは「僕たちがこれまで活動しながら色々な修飾語を得たけれど、今回の活動を通じてそのような修飾語が色褪せないという話を聞きたい」と話した。

最後にJONGHOは「本当にがんばって準備したアルバムなので、皆さんにたくさん聞いていただきたい」と明かした。WOOYOUNGは「暑い夏になると思うが、暑さに気を付けて、僕たちのタイトル曲と活動にたくさんの関心をお願いしたい」とコメントした。
元記事配信日時 : 
記者 : 
ファン・ヘジン

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