Kstyle
Kstyle 13th

放送終了「労務士のノ・ムジン」チョン・ギョンホ、社会的メッセージと感動のエンディング【ネタバレあり】

Newsen
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=MBC「労務士のノ・ムジン」放送画面キャプチャー
「労務士のノ・ムジン」が面白さと感動、社会的なメッセージまですべて兼ね備えたドラマで最後まで好評を博した。

28日に韓国で放送されたMBC金土ドラマ「労務士のノ・ムジン」最終回では、ノ・ムジン(チョン・ギョンホ)が労務士という職業を深く受け入れ、ナ・ヒジュ(ソル・イナ)、コ・ギョヌ(VIXX エン)と一緒により多くの労働者の権利を守るための旅を続けることを予告した。最後の最後まで陽気で、軽快で、重厚だった同作は、労働問題を再考し、照明した有意義な作品として響きを残した。最終回の視聴率は全国4.2%、首都圏3.9%を記録し、瞬間最高視聴率は5.6%まで急上昇した(ニールセン・コリア基準)。

最終回で“ムジンズ”3人組は、不良工事で崩壊した建物で目を覚ました。ミョンウム建設代表のキム・ミョンアン(チェ・ムソン)は、自分が建てた建物で死ぬことになっても反省のない態度を見せた。ボサル(タン・ジュンサン)はミョンアンに対し、命の恩返しとして契約書に署名することを要求した。労災事故の真相究明と補償などを解決するものだった。国会議員のムン・ジョンウン(ムン・ソリ)も事故後、企業ではなく労働者の立場で重大災害処罰法改正案を発議する変化を見せた。

火災事故で亡くなった8人の物流倉庫労働者の幽霊は、ムジンにミョンアンの監視を任せ、家族と最後の挨拶を交わし、成仏した。幽霊たちは、これ以上自分たちのように無残な死を遂げる労働者がいなくなることを願いながら、胸の奥底に秘めた想いを吐露した。最後の幽霊を成仏させた後、ムジンは「労務法人」を目指して走り始めた。ヒジュは「ノ・ムジン労務士事務所」の対外事業本部長に、ギョヌは広報コンテンツ本部長に昇進。ムジンと一緒に働きながら成長したヒジュとギョヌは適性を見つけ、新しい夢を見るようになった。

ボサルがムジンを幽霊たちの労務士に任命した本当の理由も明らかになった。ムジンには、建設労働者として働いていて亡くなった兄のノ・ウジン(チン・ソンギュ)がいた。仕事を辞めたムジンが多くの職業の中から労務士という職業を選んだのも、兄を失った傷が心の奥底に残っていたからだった。ムジンは兄とやり残した挨拶をし、ようやく兄を安らかに見送ることができるようになった。ボサルの像の前に立ったムジンは、ようやく彼が誰なのか、なぜ彼が自分を選んだのかがわかった。

ムジンは「普通の労働者の子であり、家族を労災事故で亡くした遺族であり、労働者のために働く労務士」としての自分の進むべき道に気づいた。ボサルは「世の中は変わらないように見えても変わっている。その変化が君のおかげで少しでも早まると思えば、やりがいがあるんじゃないか」と、労働者の世界を変え、そしてこれからも変え続けていくムジンを誇らしげに見守っていた。

エンディングでは、俳優のパク・ヘイルが声の特別出演で力を添えた。ボサルとの「怨霊成仏契約」を終了したムジンは、「あのね、労務士ノ・ムジンさん」と呼ぶ謎の声に振り返り、驚愕し、その後が気になる結末でドラマは幕を閉じた。
元記事配信日時 : 
記者 : 
ペ・ヒョンジュ

topics

ranking