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POW、3rd EP「Being Tender」でカムバック!“K-POP界で新しいジャンルを作りたい”

OSEN
写真=GRIDエンターテインメント
POWが3rd EPを発表し、2025年の活動に対する覚悟や期待を伝えた。

POWは先月27日、3rd EP「Being Tender」を発売し、カムバックした。2023年10月にEPアルバム「Favorite」でデビューしたPOWは、“パン”という英語の擬声語のように、音楽界に新鮮で楽しい経験を与えるという抱負を込めたグループ名の通り、音楽と演技、コンテンツ制作など様々な領域で能力を発揮し、存在感を見せている。

3rd EP「Being Tender」は、ヨーロッパのユースカルチャーをベースに、メンバーのYorchとジョンビンがプロデュース全般を手掛け、POWの成熟し、深くなった音楽世界を表現した。タイトル曲「Being Tender」をはじめ、「理由」「Celebrate」「Fingerprint」まで様々なジャンルの曲が収録されており、彼らの音楽を待ってきたファンにとって、プレゼントのような作品となった。

タイトル曲「Being Tender」は、爽やかでありながらも叙情的なメロディーと個性的なボーカルが調和した曲で、大切な相手に優しく接することがまだ難しいメンバーたちのストーリーを盛り込んだ。

―― 今作のコンセプトを「POW-teen+ヨーロピアンユースカルチャー」と新たに定義しました。「POW-teen」の意味と、デビュー当時の青春と今のPOWが語る青春はどのように違うのか教えてください。

ドンヨン:POW-teenは、POW流のハイティーンを意味する言葉です。ファンが付けてくれたニックネームです。僕たちはデビュー当時から今まで、「青春はこのようなもの」と定義するより、今この瞬間の僕たちの物語をお見せするために努力しています。僕たちは今、実際に青春の真ん中に立っていて、その時間を過ごしているわけですから、人為的に何かを作り上げる必要はないと思います。今の自分たちの考え、自分たちの感情をリアルに伝えることが重要だと思います。その過程で成長や変化があれば、それが自然に作品に反映されると思います。

―― 下半期に大規模ツアー「POWERFUL YOUTH」を控えています。ファンの名称である“POWER”をツアーのタイトルに入れていますが、全世界のファンにどんなメッセージを伝えたいですか?

Yorch:“POWER”というファンの名称をツアーのタイトルに決めただけに、僕にとっては大きな意味がありますし、責任感を持っています。僕たちが力を出せるのは、いつも応援してくださるファンの皆さんのおかげですから。今回の「POWERFUL YOUTH」ツアーを通して、ファンの皆さんにポジティブなエネルギーと明るさ、自信を伝えたいです。困難や辛い瞬間があっても、僕たちが一緒に乗り越えられるということ、“POWファミリー”という無限の力を持っている私たちであることを感じてほしいです。ステージで僕たちがもらった愛とパワーを、ファンの皆さんにお返ししたいですし、今回の公演を通じて“POWERFUL YOUTH”の真の意味を直接感じていただけたらと思います。

ドンヨン:僕たちの音楽が日常の中の些細な幸せになれば嬉しいですし、エネルギーをたくさんもらってほしいです。でも、音楽を聴くだけでは十分ではないと思います。今回のツアーを通じて、隠していたエネルギーをたくさんお見せしますので、たくさん期待してください。

―― ロールモデルにSEVENTEENを挙げ、“チームワークとパフォーマンス”“明るいエネルギー”を見習いたいとおっしゃっていました。自分たちでアルバムをプロデュースし、大規模なツアーを準備する立場になった今、新たに感じたことや、SEVENTEENの最も尊敬する部分を教えてください。

Yorch:SEVENTEEN先輩のチームワークと絆の価値をより深く感じるようになりました。メンバー全員が練習、パフォーマンス、音楽作業など、すべての過程でお互いを全面的にサポートする姿を本当に尊敬しています。また、ファンの方々に発信する明るくポジティブなエネルギーこそ、見習いたいことの1つです。僕たちPOWも先輩たちの足跡をたどりながら、自分たちのカラーやアイデンティティをしっかり築いていきたいです。

ジョンビン:強烈なパフォーマンスと多くの楽曲をこなす体力がすごいと感じました。また、長い時間を一緒に過ごしてきたメンバー同士のケミ(ケミストリー、相手との相性)や調和などの部分も見習いたいです。

ドンヨン:SEVENTEEN先輩の“VERY NICE”なステージを見ました。ステージで放つエネルギーを見て、ファンの皆さんも楽しそうでした。僕たちはボーイズグループの中では人数が少ない方ですが、エネルギーだけは負けない姿をお見せしたいと思います。

―― 5年先、または将来、新人グループがPOWをロールモデルに挙げるとしたら、その理由は何であってほしいですか?POWがK-POP界でどのようなグループとして記憶されることを望んでいますか?

Yorch:POWがポジティブなエネルギーと情熱で、ファンや後輩アーティストにインスピレーションを与えるグループとして記憶されることを願っています。自分だけのカラーを失わず、真心をもって活動することが最も重要だと思います。そのような姿こそ、POWがK-POP界で意味のある存在であり続ける道だと信じています。

ヒョンビン:個性のあるグループだという理由だったら嬉しいです。POWがK-POP界で新しいジャンルになったら嬉しいです。同じようなグループがない、個性のあるグループになりたいです。

ジョンビン:メンバーたちの心のこもった音楽をやっているチームとして記憶されたら嬉しいです。遠い未来に聴いた時も思い出が蘇るような、ロマンチックな音楽をするチームとしてです。

ドンヨン:僕はいつも誰かに変化を与えることができる人になりたいと思っていました。道に迷っている人に道を示してあげたいですし、前に進む力を失った人に力を与えたいです。POWというグループもそうであってほしいです。POWというグループを見れば、小さくても一日を生きる力をもらえるような、そんなグループでいたいです。

ホン:POWだけのバイブスを、みんなが永遠に忘れずに思い出せたらと思います。アーティストになりたいので、他の人に何らかのバイブス、雰囲気で記憶されるのは本当に特別なことだと思います。

―― グループのスローガンのように、音楽やステージを超えて、ファンの“POWER”と一緒に作りたい文化はどのようなものですか?

Yorch:僕たちのスローガン「Creating Culture Everyday」のように、文化は音楽やステージを超え、ファンの皆さんと僕たちが一緒に成長し、ポジティブなエネルギーを共有する空間だと思っています。ファンの“POWER”と一緒に作る文化は、お互いへの尊重と理解、そして応援をベースにした文化であり、多様性、創造性、そしてそれぞれの個性を尊重し、みんなが自由に表現できるような文化であってほしいと思います。最後に、僕たち全員が一緒に作っていくこの文化が、多くの人々にインスピレーションを与え、音楽とファンの力で世の中をより温かくすることに貢献できればと思います。

ホン:お互いがお互いの力になる文化を作りたいです。お互いのパワーになり、応援し、慰めて合って、お互いの思い出になることを願っています。

元記事配信日時 : 
記者 : 
チャン・ウヨン

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