バン・シヒョク議長、不正取引容疑の影響か…済州島での講演がキャンセル

HYBEのバン・シヒョク議長の講演がキャンセルとなった。

バン・シヒョク議長は、当初7月16日から19日まで済州（チェジュ）島で開かれる韓国経済人協会（韓経協）主催の「韓経協経営者済州夏季フォーラム」の登壇者として招待された。

同講演は「K-POPの危機と挑戦：持続可能な成長のためのHYBEのグローバル拡張を中心に」というタイトルのもと、約50分間行われる予定だった。

金融委員会傘下の証券先物委員会の審議機構である資本市場調査委員会は、最近行った会議でバン・シヒョク議長を来週、資本市場法上詐欺的不正取引の疑いで検察に告発することを決めた。証券先物委員会は、16日に開催される定例会議でバン・シヒョク議長関連の案件を処理する予定だ。

これを受け、バン・シヒョク議長の代わりにHYBEのイ・ジェサン代表が講演者に変更された。

バン・シヒョク議長は6月末、資本市場法上、詐欺的不正取引の疑いで金融監督院の召喚調査を受けた。

彼はHYBEが上場する前、4,000億ウォン（約400億円）を獲得し、これを対外的に知らせなかったという疑惑がもたれている。

HYBEは「当社は上場準備過程で、上場主観社に該当株主間契約を提供したことがあり、上場主観社または上場関連法令に従い、該当株主間契約を検討した。これについて上場過程において当社が関連法令を違反した事項はないと判断している」と解明した。

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