イ・ボヨン&イ・ミンギら出演の新ドラマ「メリー・キルズ・ピープル」予告映像を公開

本作は治療不可能な患者の安楽死を手助けする医師と、彼らを追う刑事の物語を描くサスペンスドラマ。イ・ボヨン、イ・ミンギ、カン・ギヨン、ペク・ヒョンジン、クォン・ヘヒョ、キム・テウ、ソ・ヨンヒといった実力派俳優陣が集結し、完成度の高い“演技アンサンブル”が期待されている。特に「復讐代行人~模範タクシー~」「クラッシュ」などで直感的な演出力と人物の感情を緻密に描き出してきたパク・ジュヌ監督と、映画「ヴィーナス・トーク」「僕の特別な兄弟」、ドラマ「失業手当ロマンス」などでユニークな視点で共感を得た脚本家のイ・スアがタッグを組むと予告され、より一層期待が高まっている。
本日(18日)公開された予告映像は、生と死の狭間で“尊厳死”を手助けする救急医ウ・ソジョン(イ・ボヨン)、そしていかなる治療法でも助かる見込みが無い末期がん患者のチョ・ヒョヌ(イ・ミンギ)、ウ・ソジョンを支える元形成外科医のチェ・デヒョン(カン・ギヨン)が、謎めいた状況に置かれるという強烈なインパクトを与え、好奇心を刺激した。
映像では、ウ・ソジョンとチョ・ヒョヌが向かい合う中、「送ります。あなたが望む場所へ」と涙ながらに語るウ・ソジョンと、切ない眼差しを見せるチョ・ヒョヌの姿が収められ、不穏な空気を漂わせる。さらに、チェ・デヒョンが「欲しいものを言ってください」と戸惑いながら電話をかける一方で、「うちの子を死なせてください」という母親の冷徹な言葉と、救急室でのウ・ソジョンの深刻な表情が緊張感を高める。

画面が切り替わると、救急室に現れた警察たちが「あなたがやっていることを、今すぐやめなさい」「人を騙してでも目的だけ達成できればそれでいいの?」と鋭く問い詰める中、焦りを露わにするチェ・デヒョンと、ウ・ソジョンにキスするチョ・ヒョヌの姿が続き、関心を高める。
そして「2つの正義がぶつかり合う」というフレーズの後に「僕はあなたを絶対に捕まえる」というチョ・ヒョヌと、「あなたは私を絶対に捕まえられない。私は罪なんて犯してないから」と言い放つウ・ソジョンが対立するシーンが登場し、没入感を高めた。その後、焦りを隠せない表情のウ・ソジョンや、複雑な感情をにじませながら彼女を見つめるチョ・ヒョヌ、さらには他の車に狙われるチェ・デヒョンの危機的状況が連続して映し出され、視線を集中させた。
怯えた顔で誰かを見つめるウ・ソジョンや、大通りの真ん中で発生した激しい衝突事故の現場に銃を持って現れたチョ・ヒョヌ、そして鋭い眼差しを見せるウ・ソジョンの姿がラストを飾り、物語への期待を高めた。
制作陣は「今回の予告映像では、“尊厳死”をテーマに絡み合うイ・ボヨン、イ・ミンギ、カン・ギヨンの、これまでとはまったく異なる関係を描いた」と語り、「『2つの正義がぶつかる』という言葉の真意は何か。人間の心理と選択のぶつかり合いを深く掘り下げていく『メリー・キルズ・ピープル』を応援してほしい」と伝えた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ミンジ
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