イ・ヨンエ＆キム・ヨングァンら出演の新ドラマ「ウンスのいい日」予告ポスターを公開

女優イ・ヨンエが皮肉な禁断の世界に足を踏み入れる。

韓国で9月に初放送予定のKBS 2TV新土日ドラマ「ウンスのいい日」（脚本：チョン・ヨンシン、演出：ソン・ヒョヌク）は、家族を守りたい母親カン・ウンス（イ・ヨンエ）と二つの顔を持つ教師のイ・ギョン（キム・ヨングァン）が、偶然手に入れた麻薬の入ったバッグを巡る危険で凄絶な共同作業を描いた作品だ。

イ・ヨンエ演じるカン・ウンスは、平凡な日常を生きていた母親だったが、夫の病気が悪化し、経済破綻のため崖っぷちに立たされる。そんな中、誰かが置いていった怪しいバッグ一つで娘の放課後美術教室の教師であるイ・ギョンと予期せぬ状況に巻き込まれ、結局、禁断の線を超えることになる。イ・ヨンエは今回の作品を通じて極端な状況に置かれた人物をしっかりと深い感情で表現し、これまで見たことのない新しい姿を披露する予定だ。

本日（24日）公開された予告ポスターには、限りなく広がる青い空を背景に、無重力のように上下反転されたイ・ヨンエの姿が盛り込まれている。希望と諦め、解放の間で微笑んでいるウンスの顔と、彼女が耐えてきた人生の重さと内面の亀裂が始まった感情をワンカットで完璧に表現した。

ポスターの中央を横切る「あの時と今、どちらが最悪だろうか？」というフレーズは、混乱と選択の岐路に立たされたウンスの危ない心理を象徴的に表す。果たして彼女の選択が、人生をどのような方向に引っ張っていくことになるのか、その終りに何が待っているか、関心を集める。

制作陣は「今回の予告ポスターは、ドラマでウンスが直面した人生のターニングポイントを視覚的に表現した」とし、「ベテラン女優イ・ヨンエが、一人の人物が崩れ落ち、再び立ち上がる過程をどのように描くのか、その深い物語を追っていくだけでも、大きく感情移入できるだろう」と伝えた。

「ウンスのいい日」は、様々なジャンルを演出し、“ディーテルの達人”と認められたソン・ヒョヌク監督と、密度の高いリアリティと繊細な執筆力を誇る脚本家のチョン・ヨンシンがタッグを組んだウェルメイド作品だ。

さらに主演3人組イ・ヨンエ、キム・ヨングァン、パク・ヨンウ、並びにペ・スビン、チョ・ヨニ、ファン・ジェヨルなど、演技派俳優たちが合流し、下半期最高の期待作となっている。韓国で9月20日の午後9時20分に初放送される。