【REPORT】NEXZ、初の全国ツアーが閉幕!最終公演でメンバーら涙…ファンに感謝のメッセージも

全国ツアーファイナルなことも相まって、今まで以上に“Simmer=沸騰寸前”な熱気に包まれながら、メンバーの登場を待つ場内。オープニング映像が流れ終わると、まるで会場を煽るかのように「Simmer(Japanese Ver.)」をパフォーマンスし、オーディエンスのテンションがいきなり爆発。リミッターが外れた会場は、もはや制御不能の盛り上がりを見せていた。

ささやくような静けさから、感情を叩きつけるような激しさ、平均年齢18.4歳とは思えぬ大人びた表情と、リアルな心の揺れを耳に残るメロディと鋭いライム、ストレートなリリックで描き出した「One Bite」。舞台演出と共に一度聴いたら忘れられない強烈なインパクトを残し、一筋縄ではいかないNEXZのアティテュードと新世代を代表するメッセージをパフォーマンスを通してしっかりと魅せ付けた。

その後も、日本2nd EP「One Bite」収録曲はもちろん、「Nizi Project Season 2」ファイナルステージの課題曲「Miracle」や日本デビュー曲となった「Ride the Vibe(Japanese Ver.)」「Keep on Moving」、憧れの先輩であるStray Kidsのハンが作詞を手掛けた「Run With Me」など、日本語曲・韓国語曲を巧みに織り交ぜながら緩急あるバリエーション豊かなセットリストで駆け抜けた。

そして、会場の割れんばかりの「NEXZ」コールに誘われてアンコールへ突入。8月21日は全国ツアーの最終公演であると同時に“日本デビュー1周年”の記念日でもあり、NEX2Yからの心温まるコメントを集めた映像やケーキの登場など、嬉しいサプライズが盛り沢山。

アンコールのラストには、日本2nd EP「One Bite」収録の新曲「One Day」をスクロールする歌詞と共に披露。かねがね「ライブの最後にNEX2Yと一緒に歌いたい」とメンバーが語っていた楽曲ということもあり、終盤アカペラでNEXZとオーディエンスが大合唱。

NEXZだけのルールで作る自由な世界を見事に体現した「NEXZ LIVE TOUR 2025 “One Bite”」。全国15都市18公演を巡り、5万人超え動員の本ツアーが、約3時間に渡るアンコール含め全20曲を披露した大充実の内容で幕を閉じた。

関西出身のメンバーであるハル、ヒュイ、ユウキの3人を各チームに振り分け、NEXZのメンバーが大阪で有名なCafeを大調査。3チームがそれぞれジャンルの違うCafeで学んだことを活かし、スイーツ作りに挑戦する。しかも、関西の有名スイーツ店「クラブハリエ」とのコラボまで決定しており、NEXZが何度も試作・試食を繰り返しながら至極のバームクーヘンを開発するという。

全国ツアーは閉幕となったが、引き続き8月31日(日)「a-nation 2025」への出演や、10月6日(月)「Lemino MUSIC FES」出演による大阪・関西万博でのパフォーマンス、新番組「NEXZとCafeへ」の放送を控え、まだまだ精力的に活動を繰り広げていくNEXZ。
日本2nd EP「One Bite」や全国ツアーでの確かな功績を持って、今後も彼らが音楽シーンに“One Bite=ひとカマし”していくことだろう。













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- Kstyle編集部
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