放送開始「優しい女 プ・セミ」チョン・ヨビン、財閥会長のプロポーズに動揺【ネタバレあり】

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
チョン・ヨビンが、人生を変える破格のオファーを受けた。

韓国で29日に公開されたGenie TVオリジナル「優しい女 プ・セミ」第1話では、キム・ヨンラン（チョン・ヨビン）が、カソングループの会長カ・ソンホ（ムン・ソングン）の個人警護員になるまでの過程を描き、強烈なスタートを切った。

第1話の視聴率は全国2.4％、首都圏2.3％を記録し、Genie TVオリジナル作品の中で第1話の視聴率1位を記録し、快調なスタートとなった（ニールセン・コリア基準）。

カソングループの会長ソンホの個人警護員の面接に応募したヨンランは、面接官のイ・ドン（ソ・ヒョヌ）に殺伐とした第一印象を残した。しかし幼い頃に生理用ナプキンを盗んで実刑を経験した前科のため採用が取り消されただけでなく、母親のキム・ソヨン（ソ・ヒジョン）に家の保証金まで踏み倒され、ヨンランは挫折してしまう。

そんなヨンランを再び呼び戻したのは、カソングループの会長ソンホだった。面接現場を監視カメラで見ていた彼は、特に身なりがみすぼらしく切羽詰まっているように見えるヨンランに興味を持って彼女を選び、ヨンランはどん底の人生から抜け出すチャンスをつかむことができた。

ソンホ会長の警護員として邸宅に入った初日、ヨンランはカソングループのオーナー一家に絡む不審な状況を目撃し、警戒心を強めた。邸宅の至る所に隠された隠しカメラを発見しただけでなく、ソンホ会長に亡くなった実の娘がいることを聞いたためだった。

そんな中、ヨンランとソンホの密談が実現した。ヨンランを秘密書斎に呼び出したソンホは、実の娘が世間で知られている事実とは異なり殺害されたと語り、継娘であるカ・ソニョン（チャン・ユンジュ）を有力な容疑者として言及した。ソンホの娘が死んだ日、ソニョンも現場に居合わせたというのだ。

ソンホの話を黙って聞いていたヨンランは、殺人を依頼するつもりなのかと思い、「会長、私に何をしてほしいですか？」と聞いた。そんなヨンランにソンホは結婚のプロポーズをし、皆を驚かせた。復讐が目的だと言っていたソンホが、ヨンランに殺人ではなくプロポーズをした理由が気になるところだ。

「優しい女 プ・セミ」は、貧しい警護員ヨンランがカソングループに入社するまでの過程をスピーディーに描き、第1話から目を離すことができない没入感をもたらした。それぞれの個性と目標が明確なキャラクターたちが、カソングループという1つの空間で出会い、絡み合いながら興味深い緊張感を生み出した。

また、チョン・ヨビン（キム・ヨンラン）をはじめとする俳優たちの熱演と、パク・ユヨン監督ならではのスリル満点の演出と映像美が視線を釘付けにした。カソングループに隠された秘密の手がかりを1つずつ解き明かしていく練り込まれた脚本は、視聴者の推理力を刺激し、次回の展開に期待を高めた。

財閥の会長からプロポーズを受けたチョン・ヨビンの選択が明らかになる「優しい女 プ・セミ」第2話は、韓国で30日午後10時にENAで放送される。本放送直後にはGenie TVで無料VODで独占公開され、OTT（動画配信サービス）はTVINGで公開される。