ファン・ジョンウム、執行猶予判決が確定…4億円の横領容疑

ファン・ジョンウムは先月25日、済州(チェジュ)地方裁判所刑事2部(部長判事:イム・ジェナム)において、特定経済犯罪加重処罰等に関する法律違反(横領)の疑いで懲役2年・執行猶予4年を言い渡された。本日(4日)、法曹界によると、彼女は控訴状を提出せず、検察側も控訴の意思を表明しなかったため、刑が確定した。
彼女は、自身が100%の持分を所有するフンミンジョンウムエンターテインメントから約43億ウォンを横領した疑いで起訴された。彼女は2022年7月、実質所有主である企画会社名義で8億ウォン(約8,000万円)の融資を受けた後、会社の口座にあった7億ウォン(約7,000万円)を仮支給金の名目で自身の個人口座に移し、仮想通貨に投資した。
その後、同様の方法で同年10月まで13回にわたって会社の資金43億6,000万ウォン(約4億3,000万円)のうち、約42億ウォン(約4億2,000万円)を仮想通貨に投資した。この過程で財産税、地方税、カード代、株式担保ローンの利子など、個人的な支払いにも横領金を使ったことが分かった。ファン・ジョンウムは法廷で公訴事実をすべて認め、被害額全額を弁済した。
1審の裁判部は「被告人は会社の資金を横領し、投機的な投資と個人的な物品の購入にあてたため、罪責は軽くはない」としながらも、「被害会社が被告人がすべての持分を持っている会社であるため、会社に損害を与えたとしてもその損害が被告人に帰属する点、他の被害者はいない点、全額を弁済した点などを考慮して刑を定めた」と説明した。
ファン・ジョンウムは1審の宣告直後、済州地方裁判所を出て記者に会い「ご迷惑をおかけして申し訳ない」と話した。
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- ファン・ジョンウム
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